樹木葬でよくあるトラブルとは。トラブルを防ぐ 4 つのポイントを解説

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2024.07.31

樹木葬

樹木葬でよくあるトラブルとは。トラブルを防ぐ4つのポイントを解説

樹木葬でよくあるトラブルとは。トラブルを防ぐ4つのポイントを解説

近年、お墓のスタンダードの1つになった樹木葬。樹木葬を購入される方が増えるにつれ、購入後のトラブルも聞かれるようになりました。今回は、樹木葬でよくあるトラブル事例を解説し、トラブルを防ぐためのポイントもご紹介します。ポイントを押さえて、家族や親族がお参りに行きたくなる樹木葬を選びましょう。

樹木葬でトラブルが起きる背景

樹木葬でトラブルが起きる背景

新しいお墓のスタイルとして注目を集めている樹木葬。調査によると、新たに購入されたお墓の約半数を樹木葬が占め、もはや樹木葬はお墓のスタンダードになったといえます。

しかし、樹木葬の歴史はまだ浅いため、規定や定義が定まっていないともいえます。そのため、樹木葬を購入された方の中には、「広告で謳っていたことと違う」「イメージと違った」など、後悔したりトラブルに発展したりしてしまうケースがあるのです。

樹木葬のトラブル事例 を種類別に紹介

樹木葬のトラブル事例 を種類別に紹介

樹木葬のトラブルの種類は、大きく「家族」「費用」「埋葬」「お参り」「霊園」の5つに分けられます。それぞれのトラブルの内容を見てみましょう。

家族とのトラブル

今やお墓のスタンダードになった樹木葬。しかし、供養に対する考え方は人それぞれ。従来の墓石があるお墓にこだわる方もいらっしゃるでしょう。お墓を契約するのは自分だからといって、周囲に相談しないまま樹木葬を購入し、あとで反対する家族や親族と揉めてしまうケースがあるようです。

費用に関するトラブル

相場でいうと、一般墓に比べて樹木葬が安いのは確かです。しかし、樹木葬も埋葬方法や埋葬する人数、オプションなどによって費用に差があります。「樹木葬=安い」というイメージだけで契約内容を吟味しないまま購入したところ、想定よりも高くなってしまった…というケースもあります。

埋葬に関するトラブル

樹木葬で区画が設けられている個別埋葬を選んだ場合、契約した人数以上に埋葬することができません。購入したあとに家族や友人と一緒のお墓に入りたい…と希望しても、対応できない場合がほとんどです。

また、埋葬した遺骨を取り出せないため改葬できない、個別埋葬期間後に合祀される、ということ把握せずに購入して後悔する方もいるようです。

ほかにも、土に還りたいという想いから樹木葬を選んだものの、土に還らない埋葬方法だったというケースや、管理が曖昧で納骨した場所がわからなくなってしまうトラブルも見られます。

お参りに関するトラブル

樹木葬のタイプによっては、線香をあげたりお供えをしたりできない場合があります。お参りした実感を得にくく「思い描いていた供養と違う…」と後悔することもあるようです。また、参拝スペースが共同の場合、ほかの利用者がいて落ち着いてお参りできないと感じる方もいます。

里山型の樹木葬を選んだ場合、場所によっては軽い登山が必要となり、お参りが体力的に負担になることもあるでしょう。

霊園に関するトラブル

実際に通ってみるとアクセスが悪くてお参りしづらい、ということもあります。また、手入れが不十分で施設の景観が悪く、後悔してしまうケースも見られます。

中には、霊園が倒産してしまったり、必要な認可を得ずに墓地が設けられていたりと、霊園側の問題に巻き込まれてしまうこともあるようです。

樹木葬のトラブルを防ぐ4つのポイント

樹木葬のトラブルを防ぐ4つのポイント

樹木葬のトラブルのほとんどは、事前の話し合いと確認が不十分だったために起こるといえます。樹木葬のよくあるトラブルを防ぐために、押さえておくべきポイントを確認しましょう。

1.家族や親族としっかり話し合う

たとえご自身がお墓を購入するとはいえ、家族や親族への事前の相談は怠らないようにしましょう。お墓はご先祖さまや故人のためだけではなく、遺された家族・親族の心の支えになるものだからです。家族や親族に樹木葬のメリット・デメリットの両方をしっかり伝え、合意を得てから購入しましょう。

2.必ず現地見学を行う

購入前に必ず現地を見学しましょう。実際にお参りする際の交通手段で、アクセスの利便性を確認してください。車を利用される方は、駐車場の有無や停めやすさなども確認しましょう。

施設内では、手入れが行き届いているかどうか、イメージ通りのお参りができる空間かどうかを自分の目で確かめてください。よくお参りに来てくれる家族・親族と一緒に見学するのがおすすめです。

3.費用の内訳や規約を確認する

費用の内訳を確認し、基本料金に含まれるものやオプション料金になるものを把握しておきましょう。また、お参りのルールや個別埋葬の期間、樹木葬のお手入れの範囲なども確認してください。施設によっては、植栽の手入れを遺族に任せている場合もあるため注意が必要です。

寺院にある樹木葬の場合、檀家に入る必要があることも。こちらも忘れずに確認しましょう。

4.経営母体が信頼できる霊園を選ぶ

口コミなどを参考に、実績豊富な信頼できる霊園を選びましょう。可能な限り、複数の施設に見学に行って見積もりを取り、比較検討するのがおすすめです。

ただし、値段だけで選んでしまうと、取り返しのつかないトラブルに発展することもあります。お参りに行きたくなる場所なのか、イメージ通りの供養ができる施設なのか。そういったポイントも大切にして選んでください。

トラブルを防ぎ、家族がお参りしたくなる樹木葬を選ぼう

トラブルを防ぎ、家族がお参りしたくなる樹木葬を選ぼう

樹木葬のトラブルのほとんどは、事前にしっかり話し合いや確認を行うことで防げます。家族や親族としっかり話し合い、必ず現地に足を運びましょう。アクセスの利便性や管理状況、費用の内訳はもちろん、信頼できる経営母体なのかも調べておくと安心です。しっかり吟味し、家族や親族がお参りに行きたくなる樹木葬を選んでくださいね。

【ペットの供養方法】ペットを手厚く供養するために、知っておきたい4ステップ

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2024.07.12

供養

【ペットの供養方法】ペットを手厚く供養するために、知っておきたい4ステップ

【ペットの供養方法】ペットを手厚く供養するために、知っておきたい4ステップ

突然ペットを亡くした、あるいは初めてペットを亡くした方にとって、ペットの供養は簡単なことではないでしょう。なぜなら、ペットを亡くした方は、精神的にも肉体的にも辛い状況にあるからです。もしもの時に慌てることがないよう、ペットの供養方法や流れを確認しておきましょう。

ペット供養とは

ペット供養とは

「供養」とは、亡くなったものを弔うための行動全般のことを指します。つまり、ペット供養とは、火葬・お葬式・納骨などの一連の行為だと考えると良いでしょう。ペット供養に決まりはなく、法律上や宗教上も必須ではありません。ペット供養をどこまで行うかは、飼い主の考え方次第です。

ペットが亡くなってすぐは動揺していることが多いでしょうから、万一の場合にどのようにペットを供養するのか、心づもりしておきたいものです。特に、高齢や病気のペットがいる方は、供養をどこに依頼するかなど具体的に決めておくと安心です。

ペットが亡くなったら行う4つのこと

ペットの供養方法は飼い主の考え方によって多少異なりますが、おもなステップとしては次の4つに分かれます。

エンゼルケア

エンゼルケア

エンゼルケアとは、亡くなったあとに行う死後処理のことで、人が亡くなった際にも行われるものです。亡くなった方が気持ちよく天国へと旅立てるよう、身体を清潔にして生前に近い姿へと整えます。

ペットのエンゼルケアは、動物病院やペット霊園で行うのが一般的ですが、自宅で行うことも可能です。家族の手でエンゼルケアを行うことで、ペットの死を受け入れて気持ちを整理する意味もあります。

エンゼルケアの方法は、まずペットの目を閉じてあげ、棺に収まるように体勢を整えます。次に、口や鼻、肛門などから体液が漏れないよう脱脂綿を詰めます。最後に、全身を濡れたタオルで拭いてからブラッシングし、清潔な状態に整えてあげましょう。

火葬または埋葬

火葬または埋葬

ペットの火葬は、葬儀社・霊園施設・ペット供養の専門業者などに依頼できます。また、自治体に火葬を依頼できることもありますが、焼却されたあとの骨灰は手元には戻らず、お参りもできない場合がほとんどです。

自宅の庭に埋葬する場合、火葬せずに遺体のまま埋葬することは可能です。ただし、異臭や虫害・獣害トラブルのリスクが高いためおすすめできません。火葬してから埋葬するのがベストです。

葬儀

葬儀

葬儀を希望した場合、火葬を待つ間に葬儀を行う場合が多いです。火葬に立ち会わず、遺体を引き渡して火葬をお任せすることもできますが、葬儀を希望する場合は必然的に火葬に立ち会うことになります。

施設によっては、祭壇が設営されたりお供えできたりすることもあります。祭壇に飾るペットの写真や、ペットが好きだった玩具などのグッズ、フードやおやつを用意すると良でしょう。施設によって対応内容が異なるため、必ず事前に確認してください。

供養(納骨)

供養(納骨)

ここでいう供養は、最終的にペットを納骨することを指します。供養方法にはいくつか種類があるため、ご自身や家族の意向に沿った方法を選ぶと良いでしょう。

ペットの供養方法①「ペット霊園」

ペット霊園で供養する場合、ほかのペットと一緒に埋葬する合同墓が一般的ですが、霊園によっては個別に埋葬することもできます。また、最近ではペット用の樹木葬や納骨堂を利用する方も増えています。

ペットの供養方法②「お寺」

ペットを供養できるお寺はたくさんあり、火葬から葬儀・納骨まで対応しているお寺もあります。また、霊園と同様、ペット専用の樹木葬や納骨堂のあるお寺も増えてきました。お墓を利用するにあたり、檀家になる必要があるかどうかを確認すると良いでしょう。

ペットの供養方法③「散骨」

散骨する場合は、遺骨を細かく粉砕してパウダー状にしておく必要があります。ご家庭で粉骨するのは困難なため、専門業者に依頼しましょう。ペット霊園やペット専門の火葬業者の中には、粉骨と散骨も併せて行ってくれるところもあります。

ペットの供養方法④「自宅の庭に埋葬」

自宅の庭に埋葬することもできますが、異臭や虫害などを防ぐために、火葬・粉骨してから埋葬することをおすすめします。墓標となるシンボルツリーを植えて、樹木葬にすることも可能です。ただし、自宅の引越しや売却の可能性がある方は、のちのトラブルを防ぐために自宅への埋葬は避けるのが無難です。

ペットの供養方法⑤「手元供養」

手元供養とは、遺骨をお墓に埋葬せず、自宅などで保管して供養することをいいます。手元供養の方法は大きく2つ。ひとつが骨壷などに入れて身近に置いて供養する方法、もうひとつがアクセサリーに遺骨の一部を入れて身につけておく方法です。

骨壷に入れて供養する場合は、仏壇や手元供養の台を設け、骨壷と一緒に写真やお花・ろうそく立てなどを飾る方も少なくありません。アクセサリーの場合は、カプセルに遺骨を入れるものから、遺骨そのものをダイヤモンドやサファイヤなどの石に加工するものもあります。

ペット供養にお経は必要?

ペット供養にお経は必要?

ペット供養に必ずしもお経は必要ではなく、飼い主の気持ちの整理やお別れの心の準備として行うものと考えると良いでしょう。お経を希望する場合は、火葬を依頼する霊園や寺院などに僧侶の手配を依頼します。お布施の目安は、2万円〜3万円です。

霊園によっては、葬儀料とお布施が合算になっており、霊園から直接僧侶にお布施を支払う場合もありますので、事前に確認しましょう。

ペットと一緒のお墓に入りたい場合

ペットと一緒のお墓に入りたい場合

ペットと一緒のお墓に入りたい方に選ばれているのが、樹木葬です。動物らしく自然に還ることに良いイメージがあるほか、従来のお墓よりも費用を抑えられる点から人気があります。人の樹木葬と同様、ほとんどの場合、埋葬後に遺骨を取り出すことができない点は注意が必要です。

ペット供養は飼い主の考え方次第。もしもに備えて供養方法を確認しておきましょう。

ペット供養は飼い主の考え方次第。もしもに備えて供養方法を確認しておきましょう。

近年は、人間と同様にペットを手厚く供養される方も増え、葬儀や埋葬などの選択肢が増えています。また、ペットと一緒のお墓に入ることも可能です。ペットとのお別れには大きな悲しみを伴いますが、自分らしくペットを見送れるよう、ペット供養について考えてみてはいかがでしょうか。

数珠の男女別の選び方を解説。宗教によって異なる持ち方も紹介

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2024.06.19

供養

数珠の男女別の選び方を解説。宗教によって異なる持ち方も紹介

数珠の男女別の選び方を解説。宗教によって異なる持ち方も紹介

葬儀や法事の際に必要となる数珠ですが、日常的に使用するものではないため、数珠の選び方や持ち方が分からないという方は少なくないでしょう。この記事では、数珠を持つ意味や必要性について解説。また、数珠の選び方や宗教によって異なる持ち方、扱い方の注意ポイントもご紹介します。

数珠を持つ意味とは

数珠を持つ意味とは

お通夜やお葬式などの際に使用される数珠は「じゅず」と読み、念珠(ねんじゅ)とも呼ばれます。多くの珠(たま)を輪状に紐で繋いだ仏具で、正式には108個の珠が用いられます。

この108という数字は、仏教でいうところの煩悩の数です。珠の一つひとつが108の煩悩を司る仏様であり、もっとも徳の高い数とされています。そのため、数珠を持ち仏様に手を合わせることで煩悩が消える、徳を得られる、数珠を身につければ魔除けや厄除けになるとも言われています。

数珠は必ず持つべき?

数珠は必ず持つべき?

本来、数珠は念仏の回数を数える「数取り」で使用するため、自分で読経しない場合は必須ではありません。しかし、仏式の葬儀や法事では数珠を持つことが一般的であるため、マナーとして持っておきたいものです。

数珠は、個人が持つ唯一の仏具と言われています。数珠を使うことで所有者の念が移り、所有者の分身・身代わりになるとされています。このような観点から、数珠の貸し借りは避けた方がよいでしょう。

また、数珠には多種多様な形や大きさがありますが、親玉(おやだま)・主玉(おもだま)・天玉(てんだま)・房といったパーツは共通しています。数珠の構成要素を満たさないブレスレット型のものは、数珠の代わりにはなりません。葬儀などでの使用はふさわしくないとされているため注意しましょう。

数珠の選び方

数珠の選び方

数珠には多種多様な形や大きさがあるため、どのように選べばよいのか迷うこともあります。ここでは、基本的な数珠の選び方3つをご紹介します。

本式数珠か略式数珠かで選ぶ

数珠には「本式数珠」と「略式数珠」があります。108個の珠が連なる本式数珠は正式数珠ともいい、宗派ごとに決まった形がある正式な数珠のことです。そのため、自身の宗派を確認のうえ選ぶ必要があります。本式数珠は、二重にして手にかけて使うのが一般的です。

一方、珠の数が少ない略式数珠は片手数珠ともいい、宗派を問わず使える数珠です。急なお葬式や法要などで宗派を気にせず使用できるため、最近は略式数珠を持つ人が増えています。本式数珠か略式数珠かは、自身のこだわりや使い勝手で選ぶとよいでしょう。

男性用か女性用かで選ぶ

数珠は、男性用と女性用で種類が異なります。男女兼用の数珠はなく、性別の違う数珠は使用できません。男性用の略式数珠は10~18mm程度の珠が使用されており、珠の数は22珠・20珠・18珠が一般的です。手の大きい方や存在感を出したい方は、20玉・18玉を選ぶとよいでしょう。

女性用の略式数珠も珠の数に違いはありませんが、男性用の略式数珠と比べると珠のサイズが小さく、6~8mm前後の珠が使用されています。手に馴染むサイズを選ぶとよいでしょう。

材質や色で選ぶ

珠の材質には、人口樹脂やガラス製、木製や石製などがあります。材質に決まりはないため、使用される方の好みや価格で選んで問題ありません。価格の目安は、人口樹脂やガラス製の数珠が2,000~5,000円程度、木製が2,000~20,000円程度、石製が5,000~20,000円程度となっています。

男性用は黒や茶色など渋い色が多く、女性用は柔らかく淡い色が多い特徴があります。珠や房の色は自由ですが、華美な色は避けた方が無難です。品のある落ち着いた色を選ぶとよいでしょう。

数珠の持ち方

数珠の持ち方

数珠の持ち方にはマナーがあります。ここでは、多くの方が使用する略式数珠の基本の持ち方をご紹介します。

使用しない時の持ち方

式場に向かう際は、数珠を数珠入れやふくさなどに入れて運びます。着席時や移動中など数珠を使用しないときは、房を下にして左手で持ちます。仏教では、左手が仏様の世界を表すとされているため、数珠は基本的に左手で持つのがマナーです。

合掌の時の持ち方

合掌の際には、輪の中に左手の親指以外の指を通し、房を下に垂らして両手の平を合わせます。合掌した両手に輪をかける方法もあります。

焼香の時の持ち方

焼香台までは房を下にして左手に持ち、焼香台で遺族に一礼し、数珠を左手にかけたまま右手で焼香します(焼香回数は宗派により異なる)。最後に数珠を両手にかけ合掌し、遺族へ一礼をして席へ戻ります。席に戻る際も、数珠は房を下に垂らして左手に持ちましょう。

宗派ごとの数珠の違い

宗派ごとの数珠の違い

仏教にはいくつかの宗派があり、宗派によって数珠の持ち方に違いがあります。ここでは、浄土真宗・浄土宗・曹洞宗・臨済宗・日蓮宗の数珠の持ち方をご紹介します。

浄土真宗の数珠の持ち方

浄土真宗は親鸞(しんらん)が開いた宗派であり、西本願寺を本山とする本願寺派と、東本願寺を本山とする大谷派があります。数珠の持ち方にも違いがあることを留意しておきましょう。

本願寺派は、数珠を二重にして房を下に垂らし、合掌した両手の親指以外の指を輪に通します。大谷派は、数珠を二重にして親玉部分が上にくるように親指以外の指に通し、房は左手の甲に垂らします。

浄土宗の数珠の持ち方

浄土宗は法然上人を宗祖とし、「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えればすべての者が救われるという教えの宗派です。

浄土宗の本式数珠は2つの輪を交差させた形になっており、それぞれの輪に親玉と主玉があります。合掌する際は、2つの輪を重ね合わせて両手の親指にかけ、房は親指から手前真下に向けて垂らします。

曹洞宗・臨済宗の数珠の持ち方

曹洞宗・臨済宗は禅宗とも呼ばれ、座禅を重んじた修行を行う宗派です。

曹洞宗と臨済宗の本式数珠は基本的に同じ形をしていますが、曹洞宗の数珠には金属の輪が通っています。それぞれの宗派で数珠の持ち方に違いはありません。二重にした数珠を左手の親指以外の指にかけ、房を下に垂らし、右手を合わせます。

日蓮宗の数珠の持ち方

日蓮宗は日蓮を宗祖とし、お釈迦様が説いた「妙法蓮華経(法華経)」を重要視する宗派です。

日蓮宗の本式数珠は主玉が108個ある二重タイプで、両脇のそれぞれに3本の房と2本の房がついています。数珠を8の字にねじり、右手が房2本・左手が房3本となるようにして両手の中指にかけ、そのまま手を合わせて合掌します。

数珠の扱い方の注意ポイント

数珠の扱い方の注意ポイント

数珠は、仏様と持ち主を繋ぐ大切な仏具です。バッグやポケットにそのまま入れると傷つくため、数珠入れやふくさに入れて大切に扱いましょう。

数珠を使わないときも、畳や椅子の上などに置いたままにするのはマナー違反です。席を立つときも肌見離さず持つようにしましょう。

数珠選びは直感も大切に。持ち方も理解しておきましょう

数珠選びは直感も大切に。持ち方も理解しておきましょう

数珠は仏様と持ち主を繋ぐ仏具であり、魔除けや厄除けになるとも言われています。何度も買い替えるものではなく、長く大切に使うもの。だからこそ、数珠を選ぶ際には、数珠の種類に加え、材質や色などから感じる直感を大切にするのもおすすめです。数珠の持ち方や注意ポイントを押さえて、葬儀や法事で適切に対応できるようにしましょう。

父の日には「父の日参り」へ。父の日の起源や、お参りにおすすめの花・贈り物を紹介

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父の日には「父の日参り」へ。父の日の起源や、お参りにおすすめの花・贈り物を紹介

父の日には「父の日参り」へ。父の日の起源や、お参りにおすすめの花・贈り物を紹介

父への感謝の気持ちを伝える父の日には、「父の日参り」をしましょう。父の日参りとは、亡き父親に感謝の気持ちを伝えるために行う供養のことです。この記事では、父の日の起源や父の日参りでお供えするものを解説。線香やろうそくなどを供える意味や、お供えの花の選び方を紹介します。

父の日参りとは

父の日参りとは

父の日参りとは、父の日に父親の墓を訪れたり、仏壇で手を合わせたりして、故人を偲ぶ供養のことです。普段とは異なる特別なお供え物を墓前や仏壇に供えることもあります。

年に一度の父の日は、日頃の感謝の気持ちを伝える良い機会とされています。父親が亡くなった後も、この機会を父の日参りとして継続することができ、亡き父親を偲んで家族が集まる機会にもなります。

父の日の起源

父の日の起源

父の日の起源はアメリカにあり、きっかけは母の日ができたことを知ったジョン・ブルース・ドット 夫人の働きかけです。

6人兄妹の末娘であるドット夫人は母親を早くに亡くし、大変な苦労の中で父親一人に育てられました。この苦労を背景に、父への感謝の気持ちを表したいと考えたドット夫人が、「父の日」の創設を提案したのです。

1916年のウィルソン大統領の演説により父の日が認知されるようになり、1972年にアメリカでは国民の祝日となりました。ドット夫人の父の誕生月が6月だったため、6月の第3日曜日が父の日として制定され、父親が存命の場合は赤いバラ、亡くなられている場合は白いバラをプレゼントするようになりました。

日本での父の日は戦後に普及し始めますが、一般的な行事として盛んになったのは1980年代です。1981年に「FDC 日本ファーザーズ・デイ委員会」が設立され、父への感謝の気持ちを「家族の愛情や尊敬」を表す黄色いリボンに託して贈ることを推奨しました。そのため、日本では父の日のイメージカラーが黄色となっています。

父の日参りでお供えするもの

父の日参りでも、普段のお墓参りと大きな違いはありません。仏教のお供え物は、「五供(ごく・ごくう)」と呼ばれる次の5種類が基本です。

「花」
「香」(線香など)
「灯明」(ろうそくなど)
「飲食」
「浄水」

ここでは、それぞれのお供えものの意味を紹介します。

花

仏壇に供える花を「仏花」、お墓に供える花を「墓花」と呼ぶことが多いです。何気なく花を供えますが、花を供えることには仏教的な意味合いがあります。

花が厳しい自然環境を耐えて美しく咲き続ける姿は、厳しい修行に耐えて悟りを開く仏教の教えと重なると考えられているからです。また、故人の冥福を祈り、弔うためでもあります。

お供えの花に菊がよく用いられる理由は、菊が邪気を払うと考えられているからです。また、長持ちして枯れにくく、種類が多いことも理由のひとつです。ほかにも、アイリスやスターチスなど、長持ちする花がお供えに適しています。

一方で、棘や毒を持ち、香りが強い花は避けたほうが良いとされていますが、基本的には父親の好きだった花を選ぶと良いでしょう。

線香

線香

お墓や仏壇に線香をあげる意味は3つあります。1つ目は故人の食事です。仏教では、人は亡くなると線香の香りを食するという考え方があり、これを「食香(じきこう)」といいます。四十九日の間、絶えることなく線香を焚き続けるのは、故人が線香の香りを食べながら旅をするからです。

2つ目は、故人とつながるためです。天に昇る線香の煙は、天上と現世をつなぐものとされています。線香を焚くことで、故人と心を通わせ、話しかけることができるといわれています。

3つ目はお清めです。線香をあげることで、自分自身やその場所を清める効果があるとされています。

また、線香は大きく分けると2種類あり、ひとつは「杉線香」と呼ばれるものです。煙の量が多く、香りも強いためお墓参りによく使われます。

もうひとつは「匂い線香」です。椨(タブ)の木の皮をもとに、白檀(びゃくだん)や伽羅(きゃら)などの香料を加えたもので、お寺や家庭でよく使われています。

最近は、ローズやラベンダー、柑橘系やりんご、コーヒーなどの香りの線香もあり、匂い線香は自宅だけでなくお墓にも使用できます。父親に思いを馳せながら、線香の香りで種類を選ぶのもおすすめです。

ろうそく

ろうそく

お参りでろうそくを灯すのは、不浄なものを祓い、周囲を清めるためです。仏教では昔から火は神聖なものと考えられており、ろうそくの火はお墓の周りを清めると同時に、煩悩の闇を取り除いて仏様の智慧を称える意味があります。

また、ろうそくの光はお参りに来た人の姿を照らし、ご先祖様に誰が来たのかを知らせる役割もあります。

このような意味があるため、ろうそくは手を合わせる前に灯し、お参りが終わったら火を消して持ち帰ります。ろうそくや線香の火は、息で吹き消さずに手で扇いで消すようにしましょう。仏教では、口から出る息は良くないものとされているためです。

さらに、ロウが垂れてお墓を汚さないように、小皿やキャンドルスタンドを用意しておくと良いでしょう。最近ではお酒や食べ物を模したユニークなキャンドルも豊富にあります。父親の好物を模したろうそくを灯して、父親への想いを巡らすのもおすすめです。

食べ物

食べ物

食べ物のお供えは、父親が好きだったお菓子や果物、飲み物を選び、お墓を汚さないよう、懐紙や半紙、ハンカチの上に置きます。故人がタバコやお酒を好んでいた場合は、一緒に供えても良いでしょう。お供えした食べ物は、お参りのあとに墓前でいただくか、持ち帰っていただきます。

仏教では、においや辛味が強い野菜を食べることが古くから禁じられているため、ニラやにんにく、ねぎやらっきょうなどはお供えにはふさわしくないとされています。

また、殺生をイメージする肉や魚もお供えにはふさわしくないとされているため、故人が好きだった場合は食品キャンドルで代用すると良いでしょう。

水

水鉢に水を張って供えることを「浄水」といいます。水は仏様の好物だといわれており、お参りする人の心身や場を清めるものとも考えられているのです。

また、お墓参りの際にお墓に水をかける行為にも意味があります。仏教では、死後に6つの世界を輪廻すると考えられています。その中には餓鬼界という水がない世界があるため、水をかけることでご先祖様を乾きから救うという意味があるのです。

さらに、お墓の周りにいる餓鬼は普段は水を飲めませんが、お墓にかけられた水は飲めるとされています。お墓に水をかける行為は、餓鬼にまで水を与えようとする仏様の慈悲の心の象徴とも言われています。ご先祖様や故人に飲んで欲しいという気持ちから、お墓にお茶やお酒をかける方もいますが、墓石にシミが残ってしまうこともあるため、水以外をかけるのは避けたほうが良いでしょう。

一方で、お墓に水をかけない考え方 もあります。これは、ご先祖様や故人に対して水をかける行為が失礼だと捉えるためです。大切なのは供養する気持ちですから、水をかける・かけないは自分の考えに基づいて判断しましょう。

父の日参りに供えたい花

父の日参りに供えたい花

母の日にはカーネーション、父の日にはバラが定番ですが、棘のあるバラはお供えには適さないとされています。そのため、墓前や仏前への贈り物としては避けたほうが良いでしょう。しかし、「お父さんが好きだった」という理由から家庭内で飾るのであれば問題ありません。

また、父の日参りに供える花は、父親への想いを表すことができればどのような花でも構いません。父親が好きだった花や、ユリ、カーネーション、トルコキキョウなどの上品な花がおすすめです。

「父の日参り」で亡き父を偲びましょう

「父の日参り」で亡き父を偲びましょう

一つひとつのお供え物を選ぶ瞬間も、亡き父を偲ぶ時間となります。お供えには仏教的な意味やルールがありますが、何よりも供養の気持ちが大切です。時間が経っても変わらない父への感謝の気持ちを、父の日参りで伝えてみてはいかがでしょうか?

仏壇じまいとは。仏壇じまいの流れと、位牌・仏壇の処分方法を解説

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2024.05.17

供養

仏壇じまいとは。仏壇じまいの流れと、位牌・仏壇の処分方法を解説

さまざまな事情により仏壇じまいをする人が増えていますが、どのような手順で行えばよいのかわからない人や、そもそも仏壇を処分しても問題ないのか不安に感じている人も少なくありません。この記事では、仏壇じまいの流れに加え、仏壇を処分する前に行う閉眼供養の依頼方法を解説。また、位牌・仏壇の処分方法や新しいスタイルの仏壇も紹介します。

仏壇じまいとは

仏壇じまいとは

仏壇じまいとは、位牌を閉じて仏壇を処分することです。住宅事情の変化や供養の考え方の変化に伴い、仏壇じまいをする人が増えています。仏壇じまいが行われるのは、次のようなタイミングです。

・遺品整理
仏壇も墓と同様に継承者が必要ですが、継承者がいない場合は仏壇の処分が必要になります。また、仏壇を継ぐ家族が遠方に住んでおり、仏壇を移動させることが難しい場合や、仏壇を継ぐ側の住居に十分なスペースがない場合も、遺品整理の一環として仏壇じまいが行われます。

・引っ越し
引っ越しに伴うスペースの制約で仏壇じまいが行われるケースがあります。特に都市部では住居スペースが限られており、大きな仏壇を置くことが現実的でない場合も少なくありません。

・仏壇の買い替え
仏壇の老朽化による買い替えや、インテリアに合う仏壇への買い替え、部屋の大きさに合わせた小さい仏壇への買い替えなどでも、仏壇じまいが行われます。

・仏壇が2つになってしまう
夫婦それぞれの実家の仏壇を引き継ぐことで、仏壇が2つになるケースは珍しくありません。2つの仏壇を置くことは基本的に問題ないとされていますが、お寺や地域によっては望ましくないと考えられることもあります。このような場合、どちらか一方の仏壇を仏壇じまいするのが一般的です。

仏壇じまいの流れ

仏壇じまいの流れ

仏壇はただの物ではないため、単に解体処分するわけにはいきません。閉眼供養で魂抜きを行ったあと、第三者に依頼して処分してもらうか、自分で処分します。ここでは、仏壇じまいの基本的な流れを紹介します。

親族に連絡する

仏壇じまいをする旨を親族に連絡しましょう。仏壇は祖先や故人を供養する場所であり、多くの思い出や感情が結びついています。勝手に仏壇じまいをすると、親族の中で不快感や悲しみを引き起こす可能性があります。トラブルを避けるためには、親族に連絡し、了承を得ることが大切です。

閉眼供養を行う

仏壇は普通の家具とは異なり、処分前に「閉眼供養」という法要を行います。閉眼供養とは、仏壇に宿った仏様の魂を僧侶の読経によって抜いてもらう儀式です。また、長年にわたって家族の供養を支えてきた仏具を尊重し、故人や祖先への敬意を表す重要なステップでもあります。

仏壇を処分することにうしろめたさを感じる人は少なくありませんが、閉眼供養を行うことで心の整理を助ける役割も果たします。

仏壇の整理

仏壇には、土地の権利書や通帳・印鑑、家系図など、大事な書類が収められていることがあります。仏壇を処分した後では取り戻せないため、搬出前に仏壇の整理をし、大事なものが収められていないか確認しておきましょう。この際には、仏壇の内部で供養していた位牌や引き出しの中の仏具なども見落とさないよう注意が必要です。

位牌・仏壇を処分する

位牌や仏壇の処分は、費用などを考慮して自身でその方法を選べます。処分方法には菩提寺や仏具店への依頼などがあり、詳細は後述します。

浄土真宗では閉眼供養ではなく「遷座法要」

浄土真宗では閉眼供養ではなく「遷座法要」

仏壇じまいをする際、浄土宗・真言宗・曹洞宗などは閉眼供養を行いますが、浄土真宗では閉眼供養を行いません。これは、浄土真宗では仏壇に魂が宿るという考えがないためです。

その代わりに、遷座法要(せんざほうよう)を行います。遷座は阿弥陀さまに移動していただくという意味 を持ち、他宗派における閉眼供養のように僧侶に読経してもらいます。遷座法要を通じて故人や祖先への想いをしっかりと伝え、ひと区切りつけた後で仏壇の処分を行います。

仏壇じまいの閉眼供養の頼み方

仏壇じまいの閉眼供養の頼み方

日頃お世話になっている菩提寺がある場合は、基本的には菩提寺に依頼するのが望ましいです。これまでに築かれた関係もあり、安心して依頼できるでしょう。菩提寺がない場合は、僧侶の手配サービスを利用するか、仏壇・仏具店に相談し、僧侶を紹介してもらいます。

閉眼供養の費用は、お布施として僧侶に渡します。金額には地域差がありますが、相場は3~5万円程度。不安な場合は、事前にお寺に相場を尋ねてもマナー違反ではありません。そのお寺で受け取っているお布施の相場を教えてもらいましょう。

位牌・仏壇の処分方法

位牌・仏壇の処分方法

閉眼供養を終えた位牌・仏壇の処分方法には、以下の4つがあります。

・菩提寺に依頼する
・仏具店に依頼する
・専門業者に依頼する
・自分で粗大ごみに出す

ここでは、それぞれの処分方法を紹介します。

菩提寺に依頼する

菩提寺がある場合は、閉眼供養を行った後、そのまま引き取ってもらうことが多いです。菩提寺ではないお寺でも、依頼できるケースもあるため相談してみるとよいでしょう。

仏具店に依頼する

仏具店への依頼も、一般的な処分方法です。仏壇・仏具を専門に扱うため、スムーズに進められ、安心して任せることができます。菩提寺がない場合や、閉眼供養をお願いするお寺が見つからない場合は、僧侶の紹介も含めて依頼するとよいでしょう。

専門業者に依頼する

仏壇の引き取り処分を請け負う専門業者があります。処分のみの依頼、もしくは閉眼供養も含めた依頼を選択できる業者もあるため、状況に合わせて検討するとよいでしょう。

また、リサイクル業者や不用品回収業者が引き取り処分に応じてくれることもありますが、閉眼供養までは請け負っていない業者がほとんどです。閉眼供養を行っていない仏壇の引き取りは拒否されることが多いため注意しましょう。

自分で粗大ゴミに出す

閉眼供養を行った仏壇は魂が抜かれているため、家具などと同様に粗大ゴミとして処分することもできます。ゴミの収集場所に出すことに抵抗がある場合は、自治体のゴミ処理施設に直接持ち込む方法もあります。

しかし、位牌をゴミとして処分するのは心理的に抵抗があるものです。仏壇を粗大ゴミとして処分する場合でも、位牌は閉眼供養をお願いしたお寺にて処分(お焚き上げ)してもらうとよいでしょう。

新しいスタイルの仏壇が人気

新しいスタイルの仏壇が人気

近年、ミニ仏壇やモダン仏壇などと呼ばれる、現代の住環境に合ったコンパクトでモダンな仏壇が増えています。伝統的な仏壇は豪華な装飾や大きなサイズが特徴でした。住環境が変化した現代は、インテリアに溶け込むシンプルでモダンなデザインの仏壇や、限られた住居スペースに適切に設置できるコンパクトな仏壇が人気です。

また、墓じまいと仏壇じまいを行ったのち、自宅墓専用の仏壇を設置するケースも増えています。自宅墓とは、仏壇の中にご遺骨を安置して供養する方法です。遠方までお墓参りに行けない場合や、お墓を継ぐ人がいない場合にも、お墓の管理なしで自宅で供養できるメリットがあります。

自宅墓専用の仏壇には、通常サイズの骨壺を収められてお墓の代わりになるもの、寝室や書斎などの部屋にも適する小さいサイズのもの、和室にも洋室にも合うデザインのものなど、さまざまなタイプがあります。

仏壇じまいは正しい方法で。自分らしい供養方法を見つけましょう

仏壇じまいは正しい方法で。自分らしい供養方法を見つけましょう

仏壇は、仏様の魂が宿ることを前提に祀られています。そのため、仏壇じまいの際には閉眼供養を行い、正しい方法で進めましょう。近年はミニ仏壇やモダン仏壇、自宅墓専用の仏壇などの需要が増えています。さまざまな供養の方法の中から、自分らしいスタイルを見つけましょう。

樹木葬のお墓参りについて解説。お供えや献花・線香など、注意ポイントを紹介

未来のお墓研究所未来のお墓研究所

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樹木葬のお墓参りについて解説。お供えや献花・線香など、注意ポイントを紹介

終活とは何をするの?何歳からするべき?終活の疑問に答え、エンディングノートの作り方を紹介

樹木葬は一般的なお墓と異なるスタイルであるため、お墓参りの方法も違うかも…と心配する方もいるでしょう。樹木葬には「里山型」と「公園型」の2種類があります。今回は、それぞれの樹木葬におけるお墓参りの方法と、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。さらに、樹木葬の埋葬方法によって異なるお墓参りの方法についても詳しく見ていきましょう。

樹木葬のお墓参りのタイミング

樹木葬のお墓参りのタイミング

樹木葬のお墓参りのタイミングは、一般墓と同様、命日やお盆、お彼岸などです。「命日」は故人が亡くなった年月日を指し、年に1回の亡くなった月日が一致する日を「祥月命日(しょうつきめいにち)」、毎月亡くなった日にちと同じ日を「月命日(つきめいにち)」といいます。

地域によって7月中旬と8月中旬に時期が分かれるお盆には、故人がこの世に帰ってくるとされています。お彼岸は春と秋の2回あり、お彼岸の期間中に行う仏事を「彼岸会」といいます。秋のお彼岸は秋分の日を中心とした7日間、春のお彼岸は春分の日を中心とした7日間で行われます。

これらのタイミングでお墓参りを行いますが、加えて樹木葬の霊園によっては合同法要が行われることもあります。合同法要では、樹木葬の利用者が集まり、故人を偲ぶために僧侶による読経が行われます。合同法要の開催時期は霊園によって異なりますが、年に一度行われるのが一般的です。

お参りの目的は、故人が成仏でき、あの世でも安心して暮らせるように故人の冥福を祈ることです。また、ご先祖様に近況を報告する目的もあります。そのためにお墓をきれいに掃除し、浄水やお供え物を捧げ、手を合わせます。自分が今生きているのは、ご先祖様から受け継がれた命があるからこそ。お墓参りはご先祖様を供養するだけでなく、自分自身と向き合う良い機会になるでしょう。

樹木葬のお墓参りの方法

樹木葬のお墓参りの方法

樹木葬は大きく分けて「里山型」と「公園型」の2つがあります。お墓参りのポイントがそれぞれ異なりますので、2つのタイプ別に紹介していきます。

里山型樹木葬のお墓参り

里山型樹木葬は、市街地から離れた山や森などの里山に設けられ、特定の区画に樹木を植えて遺骨を埋葬する方法です。里山型樹木葬のお墓参りの際には、以下のポイントに注意しましょう。

・事前に管理者に連絡しておく
里山はとても広く整備も必要なため、各自が自由に行ってしまうと管理者が対応できなくなります。霊園によっては、管理者の送迎が必要になることもあります。また、お参りが可能な時期(季節)や時間帯が制限されている霊園もあるため、事前に管理者にお墓参りの日時を連絡し、確認を取るようにします。

・天候や時間に注意
お墓参りの当日は、天候や時間にも配慮が必要です。山道を上っていくことが多いため、天候が悪いと足元や視界が悪くなり危険です。さらに、山の中は日没前から周囲が暗くなることもあります。お参りの時間は、午前中から遅くても15時くらいまでには済ませるようにしましょう。

・歩きやすい服装で
歩きやすく汚れてもいい服装で、靴はスニーカーや登山靴が望ましいでしょう。山道を歩くため、しっかり水分補給をして疲れたら休憩を取るようにします。

・お供えについて
里山では火気厳禁のため、一般的なお墓参りのように線香やろうそくをお供えすることができません。また、お花をお供えする場合は、花瓶などの使用ができないため直接土の上に置くことになります。

公園型樹木葬のお墓参り

公園型樹木葬は霊園や寺院の中にあり、樹木や草花が植えられた区画に遺骨を埋葬する方法です。比較的都心にあり、アクセスしやすいので便利です。

お墓参りができる時間は霊園によって異なりますが、基本的には霊園の開園時間内であれば自由にお墓参りができます。一般的なお墓と同様に、焼香台や献花台が設けられているところも多く、線香などの火を使用できる場所もあります。ただし、お供え物を置けない場合もあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

タイプごとの樹木葬のメリット・デメリット

タイプごとの樹木葬のメリット・デメリット

先述のとおり、樹木葬には「里山型樹木葬」と「公園型樹木葬」の2つのタイプがあります。ここでは、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

里山型樹木葬のメリット・デメリット

里山型樹木葬のメリットは、お墓の維持管理や供養を霊園や寺院が行ってくれるため、承継の必要がないことです。一般のお墓に比べて価格が安いことや、宗教・宗旨・宗派を問わない場合が多いのも大きなメリットです。また、樹木葬のような自然葬には散骨もありますが、散骨と比べてお墓参りの対象がはっきりしている点もメリットと言えます。さらに、里山を樹木葬地として活用することで、樹木が守られることが里山の環境保全や再生につながるとも言われています。

一方、デメリットとして挙げられるのは、お墓参りが大変であることです。都心から離れた里山に位置しているためアクセスが悪く、場所によっては軽い登山が必要になることもあります。そのため、年齢を重ねるにつれて体力的にお墓参りが厳しくなることも考えられます。

また、線香やろうそくをお供えすることができないため、一般のお墓と同様のお墓参りができない点もデメリットと言えるでしょう。

公園型樹木葬のメリット・デメリット

公園型樹木葬のメリットには、里山型樹木葬と共通する部分があります。お墓の維持管理や供養を霊園や寺院が行ってくれるため、承継の必要がなく、一般のお墓に比べて価格が安いこと、宗教・宗旨・宗派を問わない場合が多いこと、散骨と比べてお墓参りの対象がはっきりしていることが共通するメリットです。

公園型樹木葬特有のメリットとしては、自然に囲まれながらも比較的都心に近くアクセスしやすい場所にあるため、お参りがしやすいことが挙げられます。また、線香やお花のお供えも可能です。

デメリットとしては、立地が良いため里山型に比べて費用が高くなることが挙げられます。

樹木葬の埋葬方法によって異なるお墓参り

樹木葬の埋葬方法によって異なるお墓参り

樹木葬には「合祀埋葬」「集合埋葬」「個別埋葬」といった埋葬方法の違いがあり、それに伴いお墓参りの方法にも違いが生じます。ここでは、樹木葬の埋葬方法によって異なるお墓参りの方法を紹介します。

合祀埋葬

合祀埋葬とは、一つの区画に複数人分の遺骨を一緒に埋葬する方法です。樹木葬の中でもっとも費用が抑えられる埋葬方法ですが、個別の墓標を持たないため、シンボルツリーに向かって手を合わせることが一般的です。個別にプレートが設置されている場合は、そのプレートに向かって手を合わせることも可能です。多くの場合、共有の参拝スペースが設けられており、霊園のルールに従って線香やお花をお供えします。

合祀埋葬では他の方の遺骨と区別がつかなくなるため、後から遺骨を取り出すことはできません。一般墓から樹木葬(埋葬方法問わず)への改葬は可能ですが、合祀型の樹木葬から一般墓への改葬はできない点に注意が必要です。

集合埋葬

集合型埋葬は、一つの区画に複数人分の遺骨を埋葬しますが、骨壺や骨袋を用いて遺骨を区別する埋葬方法です。合祀型埋葬と同様に、一本のシンボルツリーが墓標となり、シンボルツリーに向かって手を合わせるか、個別のプレートがあればそのプレートに向かって手を合わせます。霊園のルールに従って共有の参拝スペースを使用するため、お墓参りのシーズンには混雑することも予想されます。

個別埋葬

個別埋葬は、個別の区画に遺骨を埋葬し、それぞれに樹木や草花の墓標を持つ埋葬方法です。個人で契約するプランや夫婦で契約するプラン、家族3~5人やペットと一緒に入れるプランなどがあります。個別区画にそれぞれの墓標があるため、基本的には一般墓と変わらないお墓参りが可能です。

ルールやマナーを確認して、樹木葬のお墓参りに行きましょう

ルールやマナーを確認して、樹木葬のお墓参りに行きましょう

樹木葬は墓地や霊園によってルールやマナーがさまざまです。お墓を購入する際は事前に見学し、お墓参りの方法についても確認しておくことが大切です。お墓参りは特定の時にしか行えないものではありません。故人と向き合いたいときや故人に会いたいと思ったときなど、気持ちの向くままに何度でも訪れて手を合わせることをおすすめします。

終活とは何をするの?何歳からするべき?終活の疑問に答え、エンディングノートの作り方を紹介

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終活とは何をするの?何歳からするべき?終活の疑問に答え、エンディングノートの作り方を紹介

終活とは何をするの?何歳からするべき?終活の疑問に答え、エンディングノートの作り方を紹介

終活は死を連想するためネガティブに捉えられることもありますが、自分自身の気持ちを整理し、残りの人生を自分らしく生きるための大切な活動です。ところが、終活では何をするのか、何歳からするべきなのかなど、具体的な終活の方法はあまり知られていません。

そこで今回は、終活の疑問に答え、エンディングノート(終活ノート)の作り方、生前にできるお墓の準備についてご紹介します。

終活は「自分らしく生きる」ためにやる

終活は「自分らしく生きる」ためにやる

「終活」という言葉は、多くの人が耳にしたことがあるでしょう。2009年に「週刊朝日」によってつくられた造語で、当時は残された家族に迷惑をかけないための生前整理として、葬儀やお墓などを事前準備することを意味していました。

ところが今は、死の準備という意味合いよりも、自分を見つめ直し自分らしく生きるために行うものという意味合いが強くなっています。自分自身のために前向きに活動を行うことで、これからの人生を自分らしくどう生きるかというプランを立てやすくなるのです。

終活は何歳から始めても良い

終活は何歳から始めても良い

終活を始める年齢に決まりはありません。何歳からでも始められます。

自分の生き方や価値観を反映させたいという理由で、終活に興味を持つ若い世代も増えています。しかし、一般的には中年期以降に考え始める人が多いでしょう。40代、50代から始める人もいれば、60代から終活を始める人もいます。

なかでも60代から終活を始める人が多い理由は、ライフステージの大きな変化にあります。60代は定年退職を迎えたり、子どもが独立して家を出たり、人生の大きな節目を迎えます。加えて、年齢とともに健康に関する課題が顕著になり、自分の時間をどう使うか、人生をどのように過ごしたいかについてより深く考えるようになるからです。

終活には情報の整理や荷物の整理などの作業があり、時間や体力、気力が必要になります。仕事をリタイアしたタイミングで、少しずつ始めていくのがよいでしょう。

終活でやるべき7つのこと

終活でやるべきことは多岐にわたります。終活の目的である「自分らしく生きるため」に、やっておきたい7つのことを紹介します。

終活でやっておきたい項目 ポイント
1.身の回りのモノの整理 不用品を処分、売却する
スマホ・パソコン・クラウドのデータの整理、削除
SNS・サブスクリプションサービスの整理。使用するものはアカウント情報を書き記す
2.人間関係の整理 大切な人との関係に時間を注ぐ
年賀状じまい
3.財産整理や相続準備 銀行口座・生命保険のリスト化、解約
通帳・印鑑・キャッシュカードの保管場所を書き記す
財産目録の作成
遺言書の作成(必要に応じて)
4.葬儀・お墓の準備 希望の葬儀の規模、呼んで欲しい人を書き記す
見積もりを取り、葬儀費用を準備
遺影を準備
納骨先、墓じまいを検討する
5.エンディングノートの作成 家族や友人に伝えたいことを書き記す
(法的効力はない)
6.遺言書の作成 財産を誰にどれだけ相続させるか等を明記
7.やりたいことをリスト化 やりたいこと・目標を優先順位でリスト化

1.身の回りのモノを整理する

生活のなかで溜まったモノを整理し、不要なモノは処分または売却しましょう。思い出の品を整理することで過去を振り返ることができ、使わないモノを断捨離することで心が軽くなります。それだけでなく、残された家族の負担も大幅に軽減できます。

残された家族によくある困り事が「遺品整理」です。モノが多いと片付ける側には大きな負担がかかります。この問題が顕著となり、最近では遺品整理を専門業者に依頼する遺族も少なくありません。終活の一環として、できるだけモノを減らしておきましょう。

モノの整理のなかで、デジタル終活も忘れてはいけません。スマートフォンやパソコン、クラウドに保存されたデータやSNSアカウントも整理しておきましょう。写真や動画、メール、電話帳など、人に見られたくないデータは削除し、反対に家族に見てほしいデータがある場合は保存先を伝えておきます。サブスクリプションサービスに加入している場合は使用料が発生するため、アカウント情報を必ず家族へ伝えるようにしましょう。

2.人間関係を整理する

人間関係の整理は、心穏やかに過ごすために重要です。過去を精算するだけでなく、これから先の人生をより充実したものにするための積極的なステップと捉えましょう。

未解決のトラブルがある場合は解決を目指しますが、マイナスな影響を受ける相手であれば無理に付き合いを続ける必要はないでしょう。自分にとって本当に大切な人を見極め、限られた時間をその人たちとの関係に注ぎます。

人間関係の整理では、年賀状の送受信を今後行わないことを記して送る「年賀状じまい」もひとつの方法です。

3.財産整理や相続準備をする

所有しているすべての銀行口座やクレジットカード、加入している生命保険の情報をリスト化し、不要な口座やクレジットカードは解約しましょう。通帳や印鑑、キャッシュカードなどの保管場所は家族に伝えておきます。財産に関する情報が不足していると、「加入していた保険が分からない」「通帳や印鑑が見つからない」「暗証番号が分からない」といったことが起こり、残された家族はさまざまな手続きをスムーズに進められません。

また、財産は何がいくらあるのかを把握しておくことも大切です。金融資産や不動産だけでなく、借金やローンなどのマイナスの財産も正確に記した財産目録を作成しておきましょう。資産管理を効率的に行え、相続に関するトラブルを未然に防ぐことができます。財産分配に関して家族間で意見の食い違いが予想される場合や、財産ごとに特定の人を指定して相続させたい場合などは遺言書の作成が必要です。

4.葬儀やお墓などを準備する

葬儀やお墓などの準備もしておきましょう。希望する葬儀の規模や呼んで欲しい人などを検討し、家族に伝えたり書き記したりしておきます。残された家族の金銭的な負担を避けたい場合は、葬儀社から見積もりを取り葬儀費用を準備しておきましょう。この際、自分で葬儀費用を準備しておく以外に、葬儀社の互助会制度を利用して葬儀費用の積立てを行う方法もあります。

また、遺影の候補となる写真を自分で選んだり、遺影用の写真を撮影したりする人も増えています。

お墓がない場合は納骨先を検討しましょう。生きている間に自分のお墓の購入や契約をすることは縁起が良いとされ、自分が眠る場所を自分で決められるだけでなく、家族の負担を少なくするメリットもあります。先祖代々のお墓があるものの、「お墓を引き継ぐ人がいない」「お墓が遠方でお墓参りが大変」といった場合は、墓じまいも検討しましょう。

生前にできるお墓の準備や墓じまいについて、詳しくは後述します。

5.エンディングノート(終活ノート)を作る

終活をするなら、エンディングノートを作ると便利です。エンディングノートとは、家族や友人に伝えておきたいことや情報を書き記しておくノートのことです。

エンディングノートには、遺言書のような法的効力はありません。そのため、エンディングノートに書いた希望が100%叶えられるとは言えませんが、遺言書のように決められた事柄だけでなく、自由に自分の意志や希望を書き留めておけます。

6.遺言書を作成する

生前に遺言書を作成し、財産の行き先を決めておくことは重要です。遺言書がない場合、家族間で相続争いとなるケースも少なくありません。法定相続人にあたる甥や姪までの親族がいない場合、遺言書がなければ財産は行き場を失い、最終的には国のものとなります。どのような財産を誰にどれだけ相続させるのか、明確にしておきましょう。

7.やりたいことをリスト化する

やりたいことや目標を書き出し、リスト化しましょう。リストに書き出した内容を実現するために、何に時間を割くべきか優先順位をつけやすくなります。残りの人生の目標や計画がクリアになり、充実した生活を送れるようになるでしょう。

エンディングノート(終活ノート)とは

エンディングノート(終活ノート)とは

エンディングノート(終活ノート)とは、人生の最期に備えて自分の思いや希望する葬儀、相続のことなどを書き記しておくものです。ここでは、エンディングノートを作るメリットと作り方を紹介します。

エンディングノートを作るメリット

エンディングノートを作るメリットは、家族や友人などに自分の思いを伝えられることと、家族の負担を軽減できることにあります。家のことや葬儀・相続のことなど、自分の思いがあったとしても、高齢や病気などにより伝えられなくなることがあります。急な病気や事故で入院することもあるでしょう。このような場合でも、あらかじめエンディングノートに記しておけば安心して家族に任せられます。

また、エンディングノートによって残された家族が判断に迷ったり家族内で揉めたりする事も防げるため、家族の負担も軽減できるでしょう。

さらに、エンディングノートを作る際に自分の人生を振り返り、今後の過ごし方や交友関係を見つめ直すことで、これからをポジティブに過ごすためのきっかけにもなります。

エンディングノートの作り方

エンディングノートの形式や内容に決まりはありません。基本的には自分で用意したノートに記載しますが、自治体や民間企業がエンディングノートを配布していたり、無料でダウンロードできたりするものもあります。

自由に記載してよいとなると、「何を記載するべきか迷う」「記載した方がよい情報を取りこぼしそう」といった心配も出てくるでしょう。エンディングノートに記載する内容は、一般的には次の7つが挙げられます。

エンディングノートの記載項目 ポイント
1.自分自身の情報 氏名・生年月日・現住所・本籍地・血液型・家族構成
SNSやウェブサイトへのログインID・パスワード・e-mailアドレス・利用しているサブスクリプションの情報
2.資産の情報 通帳・印鑑・キャッシュカードの保管場所
預貯金の金融機関名・支店名・種類・口座番号・連絡先
預貯金・不動産・有価証券などの資産情報、負債の情報
保険の種類・証券番号・連絡先・証券の保管場所
情報漏洩に注意。同じノートに暗証番号は書かない
3.医療・介護の情報 かかりつけ医や持病・アレルギーの情報
(病名・病状・薬剤名・投薬タイミングなど)
終末医療や延命治療、介護に関する自分の希望
4.連絡先のリスト 親しい友人・知人の連絡先
(住所・電話番号・自分との関係)
誰に、どんな時に連絡してほしいか
(入院時・施設への入所時・危篤時・死亡時など)
5.葬儀・お墓の希望 希望する葬儀の形式・規模、喪主や呼んでほしい人、遺影に使う写真のこと
お墓の所在地・連絡先・契約内容・契約書の保管場所
6.遺言書の有無・保管場所 遺言書の種類(自筆証書・公正証書・秘密証書)
遺言書の保管場所、専門家の連絡先(依頼した場合)
7.家族へのメッセージ 感謝の気持ちや、後悔していることの謝罪など

1.自分自身の情報
自分自身の基本情報(氏名・生年月日・現住所・本籍地・血液型・家族構成など)を記載します。SNSやウェブサイトへのログインID・パスワード・e-mailアドレス・利用しているサブスクリプションの情報なども記載し、いざというときに家族に退会手続きをしてもらえるようにしておきます。

 

2.資産の情報
自分の死後に家族が対応しやすいよう、預貯金・不動産・有価証券などの資産情報や負債の情報も記載しておきましょう。

生命保険や損害保険は、保険会社や保険の種類・証券番号・連絡先・証券の保管場所などの情報が必要です。預貯金は、金融機関名や支店名・種類・口座番号・連絡先・通帳やキャッシュカードの保管場所の情報が必要です。

これらの情報を記入するのが面倒な場合や、間違えて書き写す心配がある場合は、保険証やカード、通帳などのコピーをとり、別に用意したファイルに入れておきます。エンディングノートにはファイルを参照するよう注意書きを入れておきましょう。

資産の情報を伝えることは大切ですが、エンディングノートの紛失には十分注意しなければいけません。紛失のリスクに備え、同じノートに暗証番号は記載しないなどの工夫が必要です。

 

3.医療・介護の情報
持病やアレルギー、服薬中の薬について記載します。事故での突然の入院や認知症で施設に入所した場合を考えると、かかりつけ医や持病の情報(病名・病状・薬剤名・投薬のタイミングなど)が必要です。

また、終末医療や延命治療、介護に関する考えは多様化しているため、自分の考えや希望を記載しておきましょう。もしもの場合、家族が本人に代わり決断するのは負担が大きいものです。エンディングノートに本人の希望が記載されていれば、家族は本人の意志を尊重して決断できるため負担が軽くなります。

 

4.連絡先リスト
親しい友人や知人の連絡先をまとめておくと便利です。住所や電話番号だけでなく、自分との関係やどんな場合(入院時・施設への入所時・危篤時・死亡時など)に連絡してほしいかも記載しておくとよいでしょう。

 

5.葬儀・お墓についての希望
希望する葬儀の形式や規模、喪主や呼んで欲しい人、遺影に使う写真のことなどを記載しておけば、遺族は葬儀の手配を迷わずに行えます。先祖代々のお墓や自分で購入したお墓がある場合は、所在地や連絡先、契約内容・契約書の保管場所などの情報も記載しておきましょう。

 

6.遺言書の有無や保管場所
残された家族が財産分与でトラブルにならないよう、遺言書の有無や保管場所について記載しておくと安心です。エンディングノートには法的効力がないため、相続に関する確実な遺言は残せません。遺言を残したい場合は遺言書を作成し、エンディングノートに遺言書の種類(自筆証書遺言・公正証書遺言・秘密証書遺言)や保管場所を記載しておきます。遺言書作成の際に専門家に依頼した場合は、専門家の連絡先なども記載しておきましょう。

 

7.家族へのメッセージ
普段は言葉にできない感謝の気持ちや、後悔していることがあればその謝罪など、家族に伝えたいメッセージを書いておくとよいでしょう。メッセージが、残された家族の次へ進むきっかけとなるかもしれません。また、書く本人にとっても、心の整理ができるプロセスとなります。

生前にできるお墓の準備

生前にできるお墓の準備

生前にお墓の準備までしておくと、お墓に関する自分の希望を確実に実現できるだけでなく、残された家族の負担も少なくなります。ここでは、墓じまいやお墓の生前契約、お墓を決める際のポイントを解説します。

相続する人がいない場合は墓じまいをする

先祖代々のお墓があるものの、「相続する人がいない」「遠方のためお墓参りが大変」などの事情を抱えている人もいます。こういったケースでは、お墓が荒れたり無縁墓となったりする心配がつきまといます。この問題を解決するために墓じまいをしておきましょう。

墓じまいとは、今あるお墓を撤去し、別の方法で新たに供養することです。墓じまい後の供養方法は、継承者を必要としない永代供養墓や樹木葬、永代供養付きの納骨堂などを選ぶとよいでしょう。

後々のトラブルを防ぐために、墓じまいをする際には家族や親族と事前に相談し、同意を得ておく必要があります。

 

お墓を生前契約する

近年は天候に左右されない屋内納骨堂や、自然のなかで眠る樹木葬など、永代供養のあるお墓が人気です。自分が気に入ることはもちろん、残された家族がお参りしやすいお墓を生前契約しましょう。存命中に一般墓を建てるなら「生前墓」、樹木葬や納骨堂なら「生前契約」となります。

生前にお墓を用意しておくことで、悲しみの中でさまざまな手続きをする家族の負担や費用面での負担を減らすことができます。また、生前に用意したお墓は相続税の対象にならないため、節税対策になる点もメリットです。

このように、お墓の生前契約にはメリットが多いですが、親族のなかにはよく思わない人がいて、後にトラブルが発生することもあります。トラブルを避けるため、お墓の生前契約においても家族や親族と相談しておくことが大切です。

お墓を決める際のポイント

近年人気の樹木葬や納骨堂は、どこも同じというわけではありません。形態や費用、管理体制などはさまざまなため、事前に情報収集し、必ず見学に行くようにしましょう。

その際に見るべきポイントは次の3つです。

・家族がアクセスしやすい立地か
・費用
・管理体制

立地については、駐車場の可能台数や近隣のコインパーキングの有無、高齢で自動車の運転が難しくなった場合に備えて公共交通機関でのアクセスのしやすさも確認します。

費用については、支払いのタイミングや金額、期間に注意します。生前契約する際に支払う費用だけでなく、後に発生する費用の有無も確認しておきましょう。契約時にすべての費用を支払うケースもあれば、管理費は後から発生するケースもあるからです。後から発生する管理費は、残された家族が負担することになるため注意しましょう。

管理体制については、管理スタッフが常駐しているか、売店や休憩所、トイレなどの清掃やメンテナンスが行き届いているかを確認します。管理清掃の様子から、運営姿勢や経済状況が伺えるからです。樹木葬の場合、草木の手入れが行き届いているかも確認してください。

それぞれの霊園・寺院によってルールが決められている場合が多く、火気やお線香の使用が制限されていることもあります。見学に行く際には家族にも同行してもらい、家族が希望するお参りができるか、家族の視点からも施設の環境やルールをチェックしてもらうとよいでしょう。

「自分らしく生きる」ために終活をしましょう

「自分らしく生きる」ために終活をしましょう

終活では改めて自分と向き合い、これからの人生を自分らしくどう生きるかのプランを立てます。葬儀やお墓といった自身の死後についても考えますが、それは人生の最後まで自分らしさを貫くためです。こうしたプランが結果的に、残された家族の負担を軽減することにも繋がります。

エンディングノートを作り、生前にできるお墓の準備などをはじめてみてはいかがでしょうか。

墓じまい補助金制度とは?東京・大阪・千葉の補助金制度をご紹介

未来のお墓研究所未来のお墓研究所

未来のお墓研究所

投稿日:2024.03.28
更新日:2025.09.19

お墓


墓じまい

墓じまい補助金制度とは?東京・大阪・千葉の補助金制度をご紹介

墓じまい補助金制度とは?東京・大阪・千葉の補助金制度をご紹介

家族構成の変化やお墓の継承者がいないなどの理由から、墓じまいをする人が増えています。
墓じまいには墓石の解体・撤去工事費や、お墓に埋葬されていた遺骨を永代供養墓などへ移す費用がかかり、その費用は少なくありません。費用が負担となって適切に墓じまいされず、無縁墓が増えてしまうという問題もあるのです。

その対策として、近年、墓じまい補助金制度を設ける自治体がみられるようになりました。今回は、東京や大阪などの墓じまい補助金制度の実例と手続き方法、補助金以外で墓じまいの費用を抑える方法をご紹介します。

墓じまい補助金制度とは

墓じまい補助金制度とは

墓じまい補助金制度は、墓じまいにかかった費用(墓石の解体・撤去、改葬)の一部を自治体が補助する支援策です。この制度の導入背景には、増加する無縁墓という社会問題があり、無縁墓問題に対処することを目的としています。

管理や供養が行われなくなった無縁墓の維持や解体工事は自治体が行う必要があり、これに伴う費用は税金から賄われています。そこで、無縁墓となる前に墓じまいを促す制度として、墓じまい補助金制度を設けるケースが増えているのです。

墓じまい補助金・助成制度は、基本的には自治体が運営する霊園を利用している人を対象としていることが多く、制度は毎年見直されています。こちらでご紹介している制度が終了する場合もあるため必ず自治体に確認しましょう。

その際には、自分が住んでいる地域の自治体ではなく、お墓がある自治体に確認してください。

墓じまい補助金・助成制度の実例

墓じまい補助金・助成制度の実例

ここでは、東京都・千葉県・群馬県・大阪府・岡山県の6つの都市で実施されている墓じまい補助金・助成制度をご紹介します。残念ながら人口の多い神奈川県・愛知県・埼玉県の実例は確認できませんでしたが、対象の方はぜひ一度自治体に問い合わせてみてください。

北海道苫小牧市(苫小牧市墓所返還支援事業)

高丘霊園および高丘第二霊園の墓じまいでは、原状回復費用や改葬費用にかかるローンの利子と信用保証料が、最大50,000円まで助成されます。ただし、この助成を受けるには、苫小牧信用金庫の「お墓のローン想」を利用する必要があるため注意が必要です。

参照:「苫小牧市墓所返還支援事業

茨城県水戸市(水戸市公園墓地返還促進事業)

浜見台霊園および堀町公園墓地では、使用許可日から7年以上が経過しているなどの諸条件を満たした場合、お墓の返還時に協力金が支払われます。

参照:「水戸市公園墓地返還促進事業

千葉県浦安市(墓所返還者等支援事業)

千葉県浦安市の墓所返還者等支援事業では、墓地公園の通常墓所または小型墓所を使用している方が、次の2つの制度を利用できます。

・合祀室改葬等許可制度
埋蔵している遺骨の改葬先として合葬式墓地を使用でき、改葬先の使用料を負担せず墓所の返還が可能。また、墓所返還に伴い、使用者と配偶者が亡くなった場合は、合葬式墓地(合祀室)を生前予約できる。使用料は1人につき35,000円。

・墓石撤去費等助成制度
返還する墓所の墓石撤去費用などに対し、上限150,000円の補助金が交付される。

参照:浦安市「墓所返還者等支援事業

千葉県市川市(市川市霊園一般墓地返還促進事業)

市川市霊園一般墓地返還促進事業は、市川市霊園一般墓地の使用許可を受けている方で、生活事情により墓地管理が困難な方、もしくは跡継ぎがおらず墓地の無縁化の不安がある方を対象に制度を設けています。

・墓地使用料の返還
使用許可後、3年以内に未使用(更地)で墓地を返還した場合、自治体から納付した墓地使用料の2分の1が返還される。それ以外の場合は、納付した墓地使用料の4分の1の返還となる。

・原状回復費用の助成
墓所の原状回復に係る費用の全部または一部が助成される。助成限度額は、霊園の区画によって第1種〜第5種に分類されており、それによって限度額が変わる。

【原状回復費用助成限度額】

第1種 普通墓地 4.0平方メートル 240,000円
芝生墓地 4.0平方メートル 75,000円
第2種 普通墓地 6.0平方メートル 290,000円
第3種 普通墓地 12.0平方メートル 440,000円
第4種 普通墓地 2.5平方メートル 210,000円
芝生墓地 2.5平方メートル 75,000円
第5種 普通墓地 1.5平方メートル 75,000円

・市川市霊園合葬式墓地の特例許可
市川市霊園一般墓地返還を条件に、市川市霊園合葬式墓地の使用が許可される(生前・遺骨あわせて2体まで)。返還する墓地に埋蔵されている遺骨の改葬先や、使用者の将来の埋蔵場所として使用可能。

参照:市川市「市川市霊園一般墓地返還促進事業

群馬県太田市(八王子山公園墓地墓石撤去費用の助成金)

平成31年4月1日以降に八王子山公園墓地の返還届を提出し、墓石の撤去が完了した利用者は、墓石撤去に係る費用として支払った額の総額、または20万円のいずれか低い方の額の助成金を受けられます。

参照:太田市「八王子山公園墓地墓石撤去費用助成金について

東京都(都立霊園の原状回復・改葬支援)

都立霊園の利用者を対象に、「原状回復費用の助成」や「改葬支援」といった制度が用意されています。さらに、墓所返還に関する特例制度も設けられています。対象となるのは、多磨霊園・小平霊園・八王子霊園・八柱霊園・青山霊園・谷中霊園・染井霊園・雑司ヶ谷霊園の8霊園です。

・原状回復義務免除制度
墓地返還時の墓石撤去などの原状回復義務が免除される。これにより数十万円かかる撤去費用を削減できる。

・施設変更制度
承継者がいない使用者は、墓地を返還して遺骨を合葬埋蔵施設へ改葬する際、施設使用料が免除される。新しい納骨先の費用を削減できるが、解体・撤去費用は使用者負担となる。対象となる施設は限定されているため、事前確認が必要。

参照:東京都公園協会「施設変更制度のご案内について

大阪府岸和田市(墓所返還の還付金)

岸和田市墓園の墓地を返還する際には、経過年数に応じて使用料が返還されます。1年未満の場合は使用料の80%、1年以上経過している場合は使用料の50%が返還されます。

参照:岸和田市「岸和田市墓所各種手続き

大阪府泉大津市(市営墓地の既納使用料の返還)

市営墓地(公園墓地)を返還する人を対象に、永代使用料の返還制度があります。公園墓地の使用開始より15年未満であれば既納の永代使用料の50%、30年未満であれば30%が還付されます。

参照:泉大津市「公園墓地返還について

岡山県玉野市(既納使用料の還付制度)

玉野市霊園の使用者に対して、既納使用料の還付制度があります。霊地を使用せずに返還した場合は既納使用料の50%、霊地を使用して返還した場合は既納使用料の10%が還付されます。

平成28年3月31日以前に使用許可を受けた者が返還する場合、霊地を使用せず返還すると100%、霊地を使用して返還すると50%が還付されます。

参照:玉野市「霊地を返還するとき

墓じまいの補助金を受けるための手続き・必要書類

墓じまいの補助金を受けるための手続き・必要書類

墓じまいの補助金を受けるためには自治体への申請が必要です。一般的な流れは次のようになりますが、制度によって必要書類や交付条件は異なるため、事前に各自治体に確認しておきましょう。

【墓じまい補助金を受けるための手続き】
1. 補助金や助成制度があるかを自治体に確認する
2. 申請書を取得する
3. 必要書類を準備する
4. 窓口に申請する

【墓じまい補助金を受けるための必要書類】
・自治体から取得した申請書
・墓石撤去にかかる明細書
・墓石撤去にかかる領収書 など

補助金がもらえるタイミング

補助金がもらえるタイミング

補助金がもらえるタイミングは、墓石解体工事が終わってからとなるケースが多いです。先にお金を支払い、工事にかかった費用の領収書を添えて補助金の申請をするからです。一旦は墓石解体工事にかかる費用の全額を払わなければいけない点に注意しましょう。

補助金以外で墓じまいの費用を抑える方法

補助金以外で墓じまいの費用を抑える方法

墓じまいにかかる費用相場は30万円~300万円と言われているため、費用そのものを抑える方法を検討したいところです。ここでは、補助金以外で墓じまい費用を抑える方法を3つご紹介します。

複数の石材店から見積もりを取る

墓石の撤去費用は、墓石の大きさや撤去方法により異なりますが、相場は1㎡あたり約10万円程度です。ほとんどの場合、墓石の撤去は自分で石材店に依頼します。

民間霊園の場合は管理者から石材店を指定されることもありますが、できるだけ複数の石材店から見積もりを取って費用相場を確認しましょう。

家族・親族間で費用を分担する

墓じまいの費用は、条件によっては数百万円という高額な支払いが発生することもあるため、一般的には兄弟姉妹で均等に分担します。兄弟姉妹がいない場合は親族を頼ることも検討してください。

墓じまいの費用負担については、親族間でトラブルになることも少なくありません。十分に話し合いを重ねることが大切です。

費用が安い改葬先を選ぶ

お墓から戻ってきた遺骨の改葬先は、十分に検討しなければいけません。費用を安く抑えることを前提に考えると、改葬先の候補となるのは樹木葬や納骨堂、合葬墓などです。

樹木葬と納骨堂には複数人が入れる家族向けタイプや1~2人用のコンパクトタイプ、複数の遺骨とともに埋葬される合祀タイプなどがあり、費用を抑えつつ希望するスタイルを選択できます。合祀墓は大きなお墓に複数の遺骨をまとめて埋葬します。それぞれの特徴を把握し、費用が安い改葬先を選びましょう。

墓じまい補助金制度の有無を自治体に確認しましょう

墓じまい補助金制度の有無を自治体に確認しましょう

無縁墓の増加という社会的背景を受け、墓じまい補助金制度を設ける自治体が増えています。今回ご紹介した自治体以外でも、新たに制度が始まることがありますので、墓じまいを検討している方は、お墓がある自治体に確認してみてください。

樹木葬に適した木、人気の木の種類を紹介。注目のガーデニング墓地も解説

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樹木葬に適した木、人気の木の種類を紹介。注目のガーデニング墓地も解説

「自然に還る」「ペットと一緒に入れる」などの理由から、需要の高まりを見せている樹木葬。樹木葬で欠かせないのがシンボルツリーですが、どの木が使われているかは霊園によって異なります。そこで今回は、樹木葬のシンボルツリーとして選ばれる理由や人気の木の種類を紹介し、近年注目のガーデニング墓地についても解説します。

樹木葬とは

樹木葬とは

ここ数年、需要が高まっている「樹木葬」は、自然に還る埋葬方法として人気を集めていますが、実は古くからある埋葬方法です。自然に還る埋葬法といえば散骨がよく知られていますが、散骨では墓標がないのに対し、樹木葬では樹木や草花を墓標として用います。

多くの樹木葬は跡継ぎを必要としない永代供養が多く、ほとんどの場合で一般のお墓よりも安価です。宗教不問である場合も多く、これらのことが樹木葬人気の理由となっているようです。

また、最近では樹木の周りにガーデニング庭園風の植栽を配置したり、骨壷に工夫を凝らしたりといった広がりを見せており、大切なペットと一緒に入れる樹木葬も増えてきています。

樹木葬のシンボルツリーとして選ばれる理由

樹木葬のシンボルツリーとして選ばれる理由

樹木葬のシンボルツリーとしてよく選ばれる木の種類があります。ここでは、一般的にどのような観点でシンボルツリーが選ばれているのかを解説します。

故人が好きだった木

シンプルに、「自分の好きな木を墓標にしたい」「亡くなった方が生前好きだった木だから」という理由で選ばれることがあります。特定の木をシンボルツリーにしたい場合は、事前に霊園に確認しておきましょう。

多くの方に馴染みの深い木

「多くの方に馴染みのある木」という理由で、シンボルツリーに選ばれることもあります。
たとえば、老若男女問わず親しみのある桜の木などが代表例です。故人は慣れ親しんだ木のそばで眠ることができ、お参りに来る人にとっても親しみのある木は安らぎを与えてくれます。

年間を通して緑が美しい常緑樹

常緑樹は、年間を通して緑が美しいという理由で選ばれます。季節に左右されず、年中美しい緑を維持する常緑樹は、明るい雰囲気や気持ちのよい空間を作ってくれるからです。

季節の変化を楽しめる落葉樹

年間を通して緑が美しい常緑樹が選ばれる一方で、季節の変化を楽しめる落葉樹も選ばれています。気温が下がると葉っぱが落ちてしまう落葉樹ですが、春になったらまた芽吹き、夏にかけて美しい緑をたたえます。これが輪廻転生を連想させるという考えもあり、シンボルツリーとして選ばれています。

樹木葬でよく使われる木の種類11選

ここからは、樹木葬で使われる木の種類を具体的に紹介していきます。

桜

種類 花言葉
落葉樹 「精神美」「高潔」「心の美しさ」など

一番人気は、やはり桜の木。日本文化に馴染みが深く、男女を問わず人気のある木です。
桜には多くの種類があり、花の色も白から薄いピンク、濃い赤などさまざま。

桜を用いた樹木葬は「桜葬」とも呼ばれており、桜の花が咲く頃に合同祭祀を開く施設もあります。桜の花が満開の中お墓参りができるという理由からも、シンボルツリーとしてよく選ばれています。

オリーブ

オリーブ

種類 花言葉
常緑樹 「平和」「知恵」など

一年を通して美しい葉を鑑賞できるオリーブも、近年人気のシンボルツリーです。葉の表がスモーキーな色をしており、葉の裏はシルバーのような色味。葉の両面のコントラストが美しく、おしゃれで明るい雰囲気になります。4月から6月頃には白色や黄白色の小さな花をたくさん咲かせ、花といっしょに甘い香りも楽しめます。

ハナミズキ

ハナミズキ

種類 花言葉
落葉樹 「返礼」「永続性」「想いを受け取ってください」など

街路樹や庭木としてよく使われるハナミズキは、樹木葬のシンボルツリーとしても人気です。
4月終わりごろから5月に、白やピンク、薄紅色の花を咲かせます。遠くからでも分かるほどの大きな花を咲かせるだけでなく、秋には紅葉を楽しめ、美しい樹形を維持できるのも人気の理由です。

ヤマツツジ

ヤマツツジ

種類 花言葉
半常緑 「努力」「燃える思い」「訓練」など

ヤマツツジは、樹木葬がおこなわれ始めた頃からシンボルツリーとして使われており、4月から5月頃、枝先に2~3輪ずつ花を咲かせます。花の色はオレンジっぽい紅色や白、紅などバリエーションが豊富。ツツジの仲間ではもっとも背丈が高くなり、暖地では常緑性、寒地では落葉性の半常緑です。

クスノキ

クスノキ

種類 花言葉
常緑樹 「芳香」

街路樹や神社、公園などにもよく植えられているクスノキは、20mを超える巨木となることも多い木です。神社では「御神木」として信仰の対象となることもあります。花は咲かせませんが、緑が生い茂る姿は力強さを感じられ、シンボルツリーとしても人気です。

カラマツ

カラマツ

種類 花言葉
落葉樹 「大胆」「豪放」「勇敢」など

日本の針葉樹で唯一の落葉樹であるカラマツは、盆栽などで人気のある木です。夏の新緑が美しいだけでなく、秋には葉を黄金色に染め見応えがあります。落葉した樹姿(じゅし)も美しいことから、シンボルツリーとして選ばれています。

サルスベリ

サルスベリ

種類 花言葉
落葉樹 「雄弁」「あなたを信じる」など

サルスベリは春ではなく真夏の暑さの中で花を咲かせます。白や桃色、紫など、色鮮やかな花を秋まで楽しむことができ、華やかな雰囲気がシンボルツリーとして好まれています。
洋風の雰囲気を作ることができ、存在感のある木です。

モミジ

モミジ

種類 花言葉
落葉樹 「大切な思い出」「美しい変化」

春と夏のさわやかな緑の葉から、秋の紅葉ですっかり印象を変えるもみじ。季節によって魅力的に変身するモミジは、お参りを楽しめる木として人気です。なかには、モミジをシンボルツリーとする「モミジ樹木葬」もあります。

ウメモドキ

ウメモドキ

種類 花言葉
落葉樹 「知恵」「深い愛情」「明朗」

ウメモドキは5月から6月頃に、薄紫色のとても小さな花を咲かせます。9月頃からは赤い果実を実らせ、葉の緑とのコントラストを楽しめる木です。秋を過ぎると落葉していき、冬は赤い果実のみが枝に残り、四季折々の変化を楽しめます。果実を好んで野鳥が訪れるため、鳥が好きな人にもおすすめです。

ポプラ

ポプラ

種類 花言葉
落葉樹 「勇気」「哀歌」

街路樹としてもよく利用されるポプラは、成長が早く人気です。上に向かってまっすぐ大きくなる姿が特徴で、春には小さな花も咲かせます。

エゾアジサイ

エゾアジサイ

種類 花言葉
落葉樹 青系は「辛抱強い愛」、白は「寛容」

エゾアジサイは、桜のように昔から馴染み深い樹木として人気です。梅雨時期には青系や白の花がきれいに咲き、高さは1~1.5mほど。花を咲かせる低木を希望される方に選ばれています。

花に囲まれて眠る「ガーデニング墓地」とは

花に囲まれて眠る「ガーデニング墓地」とは

樹木葬の需要が高まる中、花に囲まれて眠る「ガーデニング墓地」の需要も高まっています。
樹木葬とガーデニング墓地は混同されやすいため、違いを確認しておきましょう。

樹木葬は樹木を墓標とし、周囲に埋葬するような形です。シンボルツリーを中心に初めから合祀とする場合や、シンボルツリーの周りに複数の区画を設け個別に埋葬する場合、個別区画ごとにシンボルツリーを植えて埋葬する場合があります。いずれにしても、最終的には合祀となることほとんどです。

一方ガーデニング墓地は、一般のお墓のように墓石を置き、個人もしくは家族単位となる点が樹木葬と大きく異なります。遺骨は納骨室に納め、周辺を美しい花や低い植栽で飾ります。
お墓の周りは囲まれていることが多く、区画がはっきりとしているのも特徴です。

このように樹木葬とガーデニング墓地にはそれぞれの特徴がありますが、どちらも正式な定義はないため、上記は一般的な違いとなります。

また、基礎部分を腰よりも少し低い位置にし、周囲に花壇を作る「テラス墓地」や、お墓の外柵周りを植栽やプランターで飾る「花壇墓地」も近年人気が出ており、墓地の形態も広がりを見せています。

樹木葬でよく用いられる花

樹木葬でよく用いられる花

花に囲まれて眠るガーデニング墓地にも惹かれるという方もいるのではないでしょうか。花を用いるのはガーデニング墓地だけではありません。樹木葬でも、花を用いる霊園があります。

例えばバラやサルビア、ジニアなどがよく用いられます。バラは華やかで目を引く美しさがあり、訪れる人の心を癒やしてくれるでしょう。ハーブや観賞用として幅広く愛されるサルビアは、暑さに強く開花期間が長いことから、樹木葬でもよく用いられます。百日草とも呼ばれるジニアも開花期間が長く、初夏から晩秋まで次々と咲き続けます。

花の種類 見頃 花言葉
バラ 5月上旬~5月下旬頃
10月中旬~11月上旬頃
赤「告白」、ピンク「感銘」、黄色「愛」など
サルビア 8月上旬~10月下旬頃 「家族愛」「尊敬」「知恵」
ジニア 5月~11月頃 「不在の友を思う」「遠い友を思う」など

樹木葬に適さない花木とは

樹木葬でよく使われる花木がある一方で、おすすめできない花木もあります。樹木葬はスペースが限られているため、根が広く張って大きく成長する木は適しません。花では、「呪い」「復讐」の花言葉をもつ黒百合や、彼岸花、睡蓮などが適さないとされます。

現地見学をして納得のいく樹木葬を

現地見学をして納得のいく樹木葬を

樹木葬のシンボルツリーでどの木が使われているかは霊園により異なります。最近は花に囲まれて眠る樹木葬も人気があり、大切なペットと一緒に入れる樹木葬も増えています。木や花にこだわりたい方は、現地見学や複数社を比較検討して、納得のいく樹木葬を選びましょう。

節分とは?節分の豆まきや恵方巻きの意味・由来を解説


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投稿日:2024.01.25
更新日:2026.01.08

健康長寿

節分とは?節分の豆まきや恵方巻きの意味・由来を解説

節分とは?節分の豆まきや恵方巻きの意味・由来を解説

節分といえば「豆まき」や「鬼退治」。豆で鬼を退治することはよく知られていますが、詳しい意味や由来はあまり知られていません。では、節分に食べられるようになった恵方巻きの意味は何でしょうか?今回は、豆まきや恵方巻きの意味・由来と、込められた願いを解説します。

節分とは

節分とは

節分には、季節の変わり目を清らかに迎えるための知恵や願いが込められています。旧暦の年越しとしての節分の意味と、無病息災を祈る豆まきの由来について、順に見ていきましょう。

節分は旧暦の「年越し」

「節分」と聞くと、2月の行事を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、節分は2月だけのものではありません。節分という言葉には「季節を分ける」という意味があり、二十四節気における立春・立夏・立秋・立冬、それぞれの前日を指しています。

年に4回ある節分の中でも、特に大切にされてきたのが立春の前日です。旧暦では立春が新年の始まりにあたる節目であり、その前日である節分は「年越しの日」として特別な意味を持っていました。

こうした考え方の名残から、現在では節分といえば立春の前日(2月3日頃)を指すようになったとされています。地域によっては、今も節分を「年越し」と呼ぶところが残っています。

豆まきは無病息災を願う行事

では、節分という大切な日には、どのようなことが行われてきたのでしょうか。節分は、邪気を払い、健やかに一年を過ごすことを願う行事です。季節の変わり目は邪気が入りやすいと考えられており、寒さで体調を崩しやすい時期でもあります。そのため平安時代には、無病息災を祈る宮中行事が行われていました。

やがて宮中での行事は衰退しますが、室町時代になると、豆で鬼を払い無病息災を願う風習が庶民の間に広まりました。これが、現在私たちに親しまれている「節分の豆まき」につながっています。

節分は立春の前日。2026年の節分は2月3日。

節分は立春の前日。2026年の節分は2月3日。

「節分は2月3日」と思われがちですが、実は毎年同じ日とは限りません。節分は立春の前日にあたる日で、立春の日付が年ごとにずれるからです。

立春や立夏、夏至、冬至などから成る二十四節気は、太陽と地球の位置関係によって決まります。地球が太陽の周りを一周するのには365日と約6時間かかり、そのわずかな差が毎年少しずつ積み重なっていきます。このずれを調整するために閏年が設けられていますが、それでも二十四節気には誤差が生じます。その結果、立春の前日である節分の日付も年ごとに変わるのです。

こうした理由から、年によっては2月2日が節分になることもあれば、2月3日になることもあります。

今後の節分は次のとおりです。

直近の節分日程
2026年2月3日(火)
2027年2月3日(水)
2028年2月3日(木)

節分の豆まきの由来は「魔滅」=「豆」

節分の豆まきの由来は「魔滅」=「豆」

節分といえば豆まき。その由来には、「鬼の目」を意味する魔目を滅ぼす「魔滅」という考え方があります。五穀のひとつである豆には、鬼を払い、病や災いを遠ざける力があると信じられてきました。豆をまくことで、無病息災を願えると考えられていたのです。

また、大豆が厄落としや病除けのまじないに使われてきた背景には、米や麦などと比べて手に入りやすい存在だったことも関係しています。

正しい豆まきの手順

<前日の準備>
豆まきの準備は、節分の前日から始まります。前日に豆を炒り、枡に入れて神棚に供えるのが一般的な作法です。

豆を炒るのは、あとから芽が出ないようにするため。芽が出ると「凶事が起こる」と考えられていたことに由来しています。さらに、「豆を炒る」を「魔目を射る」とかけた語呂合わせが由来になった、という説もあります。

また、豆を入れる枡には「ますます栄える」という意味が込められています。神棚がない場合は、白い紙にのせて、できるだけ高い場所に供えておくとよいでしょう。

<正しい豆まきの手順>

1 家の戸や窓を開け放ちます。
2 枡を左手に持ち、奥の部屋から順に鬼を追い出すように外に豆をまきます。このとき、「鬼は外!」と2回唱えましょう。まき終わったら鬼がはいらないようすぐに戸締まりをします。
3 次は「福は内!」と2回唱えながら部屋の中に向かって豆をまきます。
4 2~3の手順ですべての部屋をまわり、最後に玄関で豆をまきましょう。
5 豆まきが終わったら、自分の年の数だけ豆を食べます。

豆まきは本来、家長の役目とされてきました。しかし近年では、厄年の人や年男・年女が行う家庭も多く見られます。

鬼は丑寅の刻、つまり午前2時から4時ごろにやって来ると言われています。そのため、豆まきは夜に行うのがよいとされています。

また、地域によっては、厄年の人が年の数より1つ多く豆を食べたり、家族全員が年齢より1つ多く豆を食べたりする風習もあります。地域ごとの習わしを大切にしながら、豆まきを楽しんでみてください。

恵方巻きの発祥は大阪

恵方巻きの発祥は大阪

節分の定番として親しまれている恵方巻きですが、その起源や意味については意外と知られていません。ここでは、恵方巻きが生まれた背景や、節分に食べる理由を見ていきましょう。

「福を巻き込む」恵方巻き

近年、節分に恵方巻きを食べる方が増えています。恵方巻きは、その年の良い方角(恵方)に向かって食べる巻きずしで、具材は商売繁盛や無病息災を願い、七福神にあやかった 7種類 が使われます。

また、太巻きである理由は「福を巻き込む」という意味が込められているからです。別の説では、太巻きを鬼の金棒に見立て、鬼退治の象徴とする考え方もあります。

近年、定着した恵方巻きの文化

節分に恵方巻きが食べられるようになった由来には諸説あり、正確な起源は不明です。もっとも古い説では、大阪の花街で縁起を担ぎながら海苔巻きを食べていたと言われています。

1930年代には大阪鮓商組合が「恵方を向いて巻きずしを食べると幸運に恵まれる」と宣伝し、1970年代には大阪海苔問屋協同組合が「節分に恵方巻きを丸かぶりすると幸福が訪れる」という内容のチラシを配布しました。1977年、大阪・道頓堀で開催された「海苔祭り」の巻き寿司早食い競争が報道されたことを機に、恵方巻きの風習が広まったとも言われています。

さらに、1980年代にファミリーマートやセブンイレブンが巻きずしを「恵方巻き」として販売し、コンビニの販促活動が全国的な普及の大きな要因となりました。

恵方巻きの7種類の具材と意味

恵方巻きの7種類の具材と意味

七福神にあやかって7種類の具材を用いる恵方巻き。お好きな具材で楽しんでいただくことが一番ですが、恵方巻きの定番の具材とその意味をご紹介します。

具材 意味
うなぎ/穴子 うなぎ登りから「出世」、細長い形から「長寿」
えび 飛び出した目が「めでたし」、長いひげと曲がった腰から「長寿」
かんぴょう 細長い形から「長寿」
しいたけ 陣笠に似ていることから「身を守る」
きゅうり 「九(きゅう)の利(り)を得る」の語呂合わせ
卵焼き/伊達巻 黄金色から「金運上昇」、巻物に似た伊達巻は「知識向上」
桜でんぶ 原料が鯛であり、春を象徴する桜色から「めでたい」

恵方巻きの食べ方。2026年の恵方は「南南東」

恵方巻きの食べ方。2026年の恵方は「南南東」

大阪発祥と言われている恵方巻きは、節分にただ海苔巻きを食べるだけではありません。一般的には次のように食べられています。

1. 恵方を向く
恵方巻きは、恵方を向いて食べるとよいとされています。恵方とは、その年の福徳を司る歳徳神(としとくじん)のいる方角のこと。2026年の恵方は「南南東」です。

2. 恵方巻きは1人1本食べる
恵方巻きは包丁で切らずに1人1本食べます。恵方巻きには「福を巻き込む」という意味が込められているため、包丁で切ってご縁や福が途切れないようにしましょう。

3. 食べ終わるまで話さない
恵方巻きは、食べ終わるまで話してはいけません。食べている途中に話すと福が逃げるという説があります。願い事をしながら、話さずに食べきりましょう。

恵方とされる方角は、基本的に「東北東」「西南西」「南南東」「北北西」の4つです。この四方と、その年の十干を組み合わせることで恵方が決まります。十干とは、古代中国で生まれた数字のようなもので「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の総称です。

恵方と十干を組み合わせると次のようになります。

十干 恵方
甲(きのえ)、己(つちのと) 東北東
乙(きのと)、庚(かのえ) 西南西
丙(ひのえ)、辛(かのと)、戊(つちのえ)、癸(みずのと) 南南東
丁(ひのと)、壬(みずのえ) 北北西

2026年は「丙(ひのえ)」の年なので、恵方は「南南東」となります。

十干は10の周期で回るため、西暦の下一桁によって恵方を知ることもできます。

西暦の下一桁 恵方
西暦の下一桁が0・5 西南西
西暦の下一桁が1・3・6・8 南南東
西暦の下一桁が2・7 北北西
西暦の下一桁が4・9 東北東

節分に食べたい縁起のよい食べ物

節分に食べたい縁起のよい食べ物

節分に食べるとよいとされる縁起のよい食べ物は、海苔巻きだけではありません。他にも、厄払いや幸せを願う意味が込められた食べ物があります。地域ごとに古くから言い伝えられてきた食べ物、願いが込められてきた食べ物を紹介します。

<いわし>
鬼は、いわしの匂いや焼いた際の煙が苦手という言い伝えがあります。焼いて食べた後、いわしの頭を柊の枝に刺したものを柊鰯(ひいらぎいわし)と呼び、玄関へ飾ると鬼が入ってこないという言い伝えもあります。特に関西で多く見られる風習です。

<こんにゃく>
こんにゃくは「体の中を綺麗にする食べ物」として、節分や大掃除の後に食べられます。節分にこんにゃくを食べる風習は、四国で始まったと言われています。

<そば>
立春の前日である節分は、大晦日と考えられていたことから「年越しそば」を食べる地域も。大晦日や節分に食べるそばには、「細く長く生きる」という長寿の願いが込められています。

<くじら>
大きいものを食べると縁起がよいという言い伝えから、山口県などでは節分にくじらを食べる風習があります。「大きな幸せ」や「大きく元気に成長して欲しい」という願いが込められています。

<けんちん汁>
主に関東地域では、節分にけんちん汁も食べられています。けんちん汁は精進料理から生まれたという説があり、「えびす講」や「初午」といった季節行事で振る舞われていました。寒い時期に温まる食べ物として、節分にもけんちん汁が食べられるようになったようです。

無病息災を願う節分。ご先祖さまへの感謝と家族の健康をお祈りしましょう

無病息災を願う節分。ご先祖さまへの感謝と家族の健康をお祈りしましょう

邪気を払い、家族の無病息災を願う節分。「福を巻き込む」という意味が込められた恵方巻きや、縁起のよい食べ物とされるいわしやこんにゃくなどをいただきながら、ご先祖さまへの感謝と家族の健康をお祈りしてはいかがでしょうか。

【健康長寿】「元気に長生き」のヒントが満載!健康長寿にまつわる評判の書籍3選

未来のお墓研究所未来のお墓研究所

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2024.01.18

健康長寿

【健康長寿】
「元気に長生き」のヒントが満載!
健康長寿にまつわる評判の書籍3選

健やかに年齢を重ねていくために普段からどんな生活をすればいいのか、どんな心構えが必要か、できることは何か。より具体的に知りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

健康長寿にまつわる書籍はたくさんありますが、有用なものであれば、自分のためだけでなく大切な方にもプレゼントしたくなります。

そこで今回は、どのような書籍がプレゼントされているのか、ランクインしている書籍※の中から読みやすいものを3点、編集部がピックアップしてみました。

自分用に、大切な方へのギフトに、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

※Amazon人気ギフトランキング(ギフトå設定を利用して最も注文されている商品)。カテゴリー「本>医学・薬学・看護学・歯科学>老年医学」のトップ10からピックアップ(2023年12月14日時点)。

1日3分見るだけでぐんぐん目がよくなる!ガボール・アイ
平松 類 著(2018年12月8日発行/SBクリエイティブ) 104ページ

二本松眼科病院(東京都江戸川区)にて診察・治療を行っている眼科専門医・平松類氏の著書で、世界中の研究機関で科学的に証明された視力回復法「ガボール・パッチ」を使ったトレーニングブックです。白黒の縞模様を眺めることで、目から入った情報を処理する脳を鍛えます。老眼のみならず、近視や遠視で悩む方にもおすすめ。
ゲーム形式を取り入れた第二弾、まちがいさがし形式の第三弾など、「ガボール・アイ」シリーズは累計40万部を突破。「視力の数値がよくなった」「目が疲れにくくなった」などの声が届いています。

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順天堂大学医学部 健康スポーツ室式 長生き部屋トレ
順天堂大学医学部附属順天堂医院健康スポーツ室 監修(2021年2月18日/文響社) 128ページ

自力で動ける体を維持することは、健康長寿の基本。本書は大学病院の健康スポーツ室が独自の研究から開発した「長生き部屋トレ」を紹介しています。
必要なのは、歩くための「足の筋力」、転倒しないための「バランス力」、ケガをしないための「柔軟力」、フレイルの目安になる「握力」の4つ。今の自分の状態をチェックできるテスト付きで、自分に合ったレベルから始められます。自宅でできる手軽さも多くの読者から支持されています!

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【番外編/新刊】
総合診療科の僕が患者さんから教わった 70歳からの老いない生き方
舛森 悠 著(2024年1月18日/KADOKAWA) 224ページ

北海道函館市の病院で、総合診療科に勤める舛森悠氏。総合診療科とは特定の疾患に限定せず、あらゆる患者に対して各診療科を横断した診療を行うとともに、家族関係や仕事、食生活などについても総合的に診る科のことです。予防医療や介護などにも精通している著者が、1万人以上の患者さんとの会話を通して気づいた「何歳になっても健康に幸せに生きられる知恵」をまとめています。
日々の生活習慣や、病院や薬との上手な付き合い方など、患者さん自らの声に「老い予防」のヒントが。発売前から予約多数でランクインしています。

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【健康長寿】医師が健康長寿について語る参考にしたいYouTubeチャンネル3選

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2024.01.18

健康長寿

【健康長寿】
医師が健康長寿について語る
参考にしたいYouTubeチャンネル3選

健康のために何をしたらいいのかわからない。
長生きする秘訣を知りたい。
多くの人が、そんな漠然とした思いを抱えながら日々生活されていると思います。

YouTubeでも健康をテーマにした動画がたくさん配信されていますが、どれを参考にしたらいいか、かえって迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。

インターネットから得る情報は玉石混交で、誤った健康情報を仕入れてしまう可能性も否定できません。
でも、体のことをよくわかっている医師のチャンネルなら安心ですよね。

今回は健康長寿について医師が解説しているYouTubeチャンネルを三つ、配信動画もあわせてご紹介します。
※当記事は動画の内容を紹介するものであり、実際の効果を保証するものではありません。

【南雲吉則】Dr.ナグモの栄養外来 〜 がん予防の秘訣

ナグモクリニックで総院長を務める南雲吉則医師のチャンネルです。がん専門医の見地から、食事と生活習慣による予防医療を普及させるため、栄養外来と題して数多くの動画を配信しています。

▶【長生きの秘訣】あなたの寿命は自分次第!? 〇〇〇を改めて長生きを手に入れよう!
寿命とは何か、不摂生が体にどんな影響を及ぼすのか、がん細胞がなぜできるのか。軽妙な語り口で解説しています。

▶【完全栄養食】簡単美味しい!Dr.ナグモ式“完全栄養食”の作り方|簡単レシピ3選
ビタミン、ミネラルなどすべての栄養が揃っている完全栄養食のレシピ3種類と、その作り方を実演。

▶【がん予防】がんリスクは日常の中にある!今すぐやめてほしい3つの習慣
日本人の死因として最も多いがん。これを防ぐために日々の生活習慣で変えていきたい3つのことを紹介。いずれもちょっとした心がけでリスクを軽減!

100年生きる!眼科チャンネル

眼科医で、かじわらアイ・ケア・クリニック院長の梶原一人医師が、目に関する悩みや素朴な疑問に答えるほか、健康に長生きするための秘訣もアドバイスしています。

▶50代でも発症!?目のレンズの濁りを止めて老化を防ぐ方法をお伝えします【白内障】
白内障の進行を予防する日常のちょっとしたコツや摂取したい栄養素、逆に避けたほうがよい生活習慣などを紹介しています。

▶ブルーベリーにはホントはどんな効果があるのか?改めてお伝えします。
ブルーベリーは本当に目に良い?そんな素朴な疑問から、目だけでなく体にとって良い栄養素を取り上げています。

▶これだけは絶対飲むな!!視力寿命が縮む飲み物【眼科医解説】
加糖飲料や甘味料は、体にさまざまな悪影響を及ぼすといわれています。甘いものを避けたほうがいい理由、おすすめ飲料なども。

Dr.ishiguroの健康スクール

外科医である石黒成治医師が、生活習慣を見直すことで病気の根本から改善していく「薬に頼らない健康法」を配信。自ら学び、実戦してきた「予防医療」など、幅広い健康情報を提供しています。

▶【老化予防】健康寿命を伸ばすために気をつけたい理想の食生活とは?
老化の程度や慢性疾患の発症リスクを表す指標である「テロメア」。これに着目して、「テロメアの長さを維持する食材」を、研究結果をもとに取り上げています。

▶100歳以上生きる人の細胞の秘密!健康で長生きな人の免疫細胞について解説します。
100歳生きる人が増えています。この動画では、100歳以上生きるのは、免疫細胞に秘密があるのではないか、という研究の成果をわかりやすく解説しています。

▶寿命が最大●年延びる!?長生き・健康長寿のための8つの習慣とは?
アメリカの研究結果から見えてきた、健康で長生きするための8つの習慣を紹介。死亡リスクはどのくらい減る? そもそも寿命とは? 生活習慣を見直すきっかけに。

いかがでしたか。
3名の医師がそれぞれの専門分野を活かした健康情報を配信しています。
長生きのための日々のちょっとした心がけ、毎日を健やかに生活するためのヒントなどがきっと得られることと思います。
ぜひお役立てください。

納骨堂のトラブル事例を紹介。納骨堂の契約前や納骨堂をやめる際にはチェックを


未来のお墓研究所未来のお墓研究所

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2023.12.21

お墓

納骨堂のトラブル事例を紹介。納骨堂の契約前や納骨堂をやめる際にはチェックを

お墓探しをする際に、納骨堂が候補に挙がる方が増えています。費用が比較的安く、管理や掃除の手間などがかからないというメリットがあるからですが、納骨堂を巡ってのトラブル事例もあります。トラブルの相手は運営側だけではありません。家族や親族が相手となる事例も。この記事では、納骨堂のトラブル事例やトラブルを防ぐためのチェックポイントを解説します。

納骨堂とは

納骨堂とは

お墓の一種として利用者が増えている納骨堂。もともとはお墓を建立するまでの間、骨壷を一時的に預ける施設でしたが、近年はお墓の一種として遺骨を収蔵する施設となっています。一般的なお墓との違いは室内に設けられていることが多いこと。そして、遺骨は土に埋葬せず骨壷のまま収蔵することです。

納骨堂とひとくくりに言っても、種類はいくつもあります。たとえばロッカー型や仏壇型、自動搬送型などがあり、特徴や費用相場はそれぞれ。昔からあるオーソドックスなロッカー型は、ずらりと並んだロッカーの中に遺骨を納めます。仏壇型は上段が仏壇、下段が納骨スペースとなっており、家の仏壇のように利用できるのが特徴です。都市部に多い自動搬送型は、参拝者がタッチパネルなどを操作するとバックヤードから遺骨が運ばれてきます。他にも位牌型や墓石型などがあり、種類によって費用相場もさまざまですが、総じて一般的なお墓を建てるよりも費用が安く、管理や掃除の手間がかからないというメリットがあります。

納骨堂のトラブル事例

納骨堂の費用は誰が払うのか

満足できる納骨堂を見つけられたと思っていたのにトラブルになった……ということは防ぎたいものです。しかし納骨堂に関するトラブルはゼロではありません。では、具体的にどのようなトラブルが起こっているのでしょうか。

納骨堂に関するトラブルは、「運営側とのトラブル」と「家族・親族とのトラブル」に大別できます。それぞれのトラブル事例を見ていきましょう。

運営側とのトラブル

運営側とのトラブルは、契約時の確認不足や契約内容の誤解によるものがほとんどです。確認不足や誤解によりどのようなトラブルが起こるのかを紹介します。

使用期限を把握していなかった

個別安置の使用期限を把握しておらず、トラブルになるケースがあります。一般的な永代供養の納骨堂は永代に供養が行われますが、永代に遺骨を個別安置するわけではありません。個別安置の使用期限が決まっており、三十三回忌や五十回忌などのタイミングで個別安置から合祀墓に移されます。

一般的なお墓は一度建てれば永代に遺骨を個別安置することから、納骨堂も同じだと勘違いして「合祀されるとは思わなかった」というトラブルが起こってしまうのです。

あとで改葬ができない

納骨堂を使用し、いずれ改葬するつもりだったというケースでは改葬できずにトラブルになる場合があります。前述のとおり一般的な納骨堂では、個別安置は永代に続きません。個別安置の使用期限を過ぎると遺骨は合祀墓に移されます。合祀墓に移されると、他の遺骨との区別がつかないため遺骨を取り出すことはできません。そのため、たとえば「引越しでお墓を移したいのに改葬できない」といったトラブルが起こります。

建物の老朽化に伴う修繕費負担がある

建物の老朽化に伴う修繕費負担があることを知らずに、後々トラブルになることがあります。納骨堂は屋内施設であることから、建物が老朽可すれば修繕しなければいけません。年間管理料に修繕費も含まれていれば問題ありませんが、年間管理料とは別に徴収されて思わぬ出費が発生するケースもありトラブルが起こっています。

お供えができない

お墓参りでは故人の好きだったものを供えようと考えます。ところが、納骨堂の種類によってはお供えをするスペースが設けられておらず、「お参りした満足感が得られない…」といったトラブルが起こります。仏壇型や自動搬送型の納骨堂ではお供えをするスペースがありますが、ロッカー型や位牌型はほとんどの場合スペースがなく、お供えができません。

また、納骨堂は屋内であることから、火の使用を禁止しているところもあり、線香やロウソクを供えられないことに不満を感じる場面もあります。

お参りの時間が限定されている

一般的に、納骨堂の参拝時間は9~18時頃に制限されていることがほとんどです。一般墓と同じようにいつでもお参りできると思っていたのに、「参拝時間に制限があってお墓参りに行けない」というトラブルも起こっています。

納骨堂が倒産(閉鎖)してしまう

大きなトラブルとして、納骨堂が倒産(閉鎖)してしまうケースがあります。利用者にとっては寝耳に水の事態。宗教法人が運営している施設なら大丈夫では?と感じることもあるでしょう。ところが、実際には宗教法人でも倒産し、納骨堂が閉鎖された事例もあります。

納骨堂が閉鎖されると、経営主体が変わるため遺骨は家族や親族に返還されます。遺骨を受け取れば、自宅に安置するか改めて納骨堂を契約するなどの対応が必要です。倒産した納骨堂に支払った永代供養料などの返金問題が解決しないまま、新たにコストが生じるという問題が起こってしまいます。

家族・親族とのトラブル

続いては家族・親族とのトラブルを紹介します。家族・親族とのトラブルは、主にコミュニケーション不足によって起こっています。

「生前契約」が伝わっていなかった

近年は終活の一環として、自身の納骨堂を生前契約される方も増えています。生前契約は自身の好みや好きな場所、納得のできる納骨堂と契約でき、遺族の負担を軽減できるというメリットがあります。ところが、残された家族や親族に生前契約していることが伝わっておらず、納骨してもらえないというトラブルが起こっています。

同意を得ずに墓じまいした

これまでのお墓の墓石を撤去し、墓地の管理者に敷地を返還することを墓じまいといいます。お墓が遠方にあるなどの理由から、墓じまいをして通いやすい納骨堂に移す(改葬)というケースは珍しくありません。しかし、家族や親族の同意を得ずに墓じまいするとトラブルに発展します。先祖代々のお墓に思い入れがあり、お墓がなくなることをよく思わない人もいるからです。

また、先祖代々のお墓があるが、それとは別に納骨堂を契約した場合、先祖のお墓はいずれ墓じまいしなければいけません。そうなると先祖の遺骨を処分することになるため、意見の不一致などで家族や親族とトラブルになることも考えられます。

お墓参りの実感が湧きにくい

一般的なお墓参りのように故人の好きなものや線香などをお供えできないことから、「お墓参りの実感が湧きにくい」と家族・親族から不満の声が出ることもあります。

納骨堂のトラブルを防ぐためのチェックポイント

納骨堂のトラブルを防ぐためのチェックポイント

納骨堂に関するトラブルは、契約時の確認不足や契約内容の誤解、家族間でのコミュニケーション不足により生じます。トラブルを防ぐために、4つのポイントをチェックしておきましょう。

「資料請求」で比較検討する

納骨堂のトラブルを防ぐために、資料請求をして比較検討しましょう。複数の施設を比較することで、見落としていたポイントに気づけることもあります。気に入る納骨堂を見つけるには各施設の特徴を知る必要がありますが、トラブルを防ぐという観点では運営実績や評判まで調べることが大切です。口コミなどを参考に、運営が安定している納骨堂を選びましょう。

必ず現地を見学する

資料を見るだけでは分からないことや、資料のイメージとは違うこともあります。近隣住民が納骨堂の建設に反対してトラブルになっている事例もあるため、必ず現地を見学しましょう。施設が周囲の環境と馴染めているか、管理が行き届いているか、そして立地や雰囲気などを確認します。

見学には、お参りをすることになる家族や親族と一緒に行くことをおすすめします。家族や親族も納骨堂のイメージを掴みやすくなるため、後々の家族間でのトラブルを防げる可能性も高くなるでしょう。

契約内容をしっかり理解する

契約内容のすべてによく目を通し、しっかりと理解することが大切です。個別安置の期限や修繕費の徴収について、参拝時間なども確認します。細かな字で書かれている部分にもしっかりと目を通し、不明点は契約前に必ず解消しましょう。信頼できる人にも見てもらい、見落としのないよう注意してトラブルを防ぎます。

契約内容などを家族や親族に伝えておく

契約内容などを家族や親族に知らせておくことも大切です。生前契約したことを家族が知らずに納骨してもらえないといったトラブルは、防がなければいけません。口頭もしくはエンディングノートなどで、納骨堂の場所や契約内容が伝わるようにしましょう。

契約した納骨堂をやめるには?

契約した納骨堂をやめるには?

トラブルなどがきっかけとなり、納骨堂をやめるという選択をされることもあるでしょう。納骨堂は、基本的にやめることができます。ただし、タイミングによって手続き方法が異なることに留意しなければいけません。タイミングとは、納骨の前か後かです。

納骨前であれば、納骨堂の管理者に解約したい旨を伝えて手続きを進めます。納骨後の場合は、管理者との手続きだけでなく、納骨堂の所在する自治体での行政手続きも必要です。納骨してある遺骨を移動させるには、自治体から「改葬許可証」の交付を得なければいけません。難しい手続きではありませんが、納骨堂の管理者から「埋蔵証明書」を発行してもらうなど、連携しながら進める必要があります。

納骨堂の中途解約で気になるのが、契約時に納めた永代供養料や永代使用料です。永代供養料や永代使用料は、基本的に返金されません。返金の有無については契約書を確認しておきましょう。

また、お寺の檀家となって納骨堂を使用していた場合は、檀家をやめることにも繋がります。お寺と代々深い関係にある場合などは、角が立たないよう真摯にお話しすることが大切です。法外な離檀料を要求されたトラブル事例もあるため、困ったときには法律の専門家や宗派の総本山に相談することも検討してください。

納骨堂のトラブル事例を知って事前に対策を

納骨堂のトラブル事例を知って事前に対策を

納骨堂をお墓として選択される方が増える一方で、トラブルもやはり起こっています。トラブルの多くは、契約時の確認不足や契約内容の誤解、家族・親族間でのコミュニケーション不足によるものです。トラブル事例を知って対策しておくことで、トラブルを未然に防ぐことができるでしょう。トラブルにより納骨堂をやめたいという場合は、永代供養料などが基本は返金されないことを踏まえて、慎重に検討しましょう。

納骨堂の費用相場を解説。ロッカー型・仏壇型などタイプ別に価格を紹介

未来のお墓研究所未来のお墓研究所

未来のお墓研究所

投稿日:2023.12.21
更新日:2025.04.10

お墓

納骨堂の費用相場を解説。ロッカー型・仏壇型などタイプ別に価格を紹介

納骨堂の費用相場を解説。ロッカー型・仏壇型などタイプ別に価格を紹介

一般墓よりも購入費用が安く、お墓掃除や管理の手間がかからない納骨堂。もともとは骨壷を一時的に預ける施設でしたが、今ではお墓の一種として利用を検討する方が増えています。そこで今回は、納骨堂の費用相場とタイプ別の価格を解説。納骨堂の費用は誰が払うのか、そして費用を安く抑えるためのポイントもご紹介します。

納骨堂にかかる費用

納骨堂にかかる費用

納骨堂を検討したことがある方は、施設によって費用に大きな幅があることに気づくかもしれません。納骨堂にかかる費用は、大きく「初期費用」と「年間管理費」に分かれています。

初期費用には、納骨堂の使用料(契約料)や永代供養料が含まれ、年間管理費は、施設の維持や供養行事の運営などに充てられます。また、施設や契約内容によっては、管理費を契約時に一括で支払う場合もあれば、毎年支払う場合もあり、この違いが総額に大きな影響を与えることもあります。

さらに、戒名料や開眼供養料(お墓に魂を入れる儀式)、施設のカードキー料など、追加でかかる費用が発生するケースもあります。

納骨堂と永代供養。その違いは?

納骨堂と永代供養。その違いは?

納骨堂とは、屋内に遺骨を安置する施設のことです。ロッカー式や仏壇式など、さまざまなタイプがあり、一般的なお墓のような手入れが不要なのが特徴です。多くの場合、契約期間が過ぎると、ほかの遺骨と一緒に合祀されます。

一方、永代供養とは、遺族に代わって寺院や霊園が遺骨を供養し続ける仕組みを指します。納骨堂でも、一定期間個別に安置した後、永代供養として合祀されるケースが多くみられます。

つまり、
・納骨堂は「屋内型の遺骨安置施設」
・永代供養は「供養の方法や形態」
を指しており、それぞれの役割は異なりますが、どちらも遺族の負担が少ない供養方法として選ばれています。

納骨堂のタイプ別の費用相場

納骨堂にかかる費用は、前述の通り初期費用(納骨堂の使用料・永代供養料)と維持費用(管理費)に分けられます。さらに、納骨堂にはさまざまなタイプがあるため、タイプごとに費用の相場は異なります。
ここでは、納骨堂の6つのタイプごとに、特徴や費用相場を紹介します。

<納骨堂のタイプ別費用相場>

納骨堂のタイプ 費用相場
ロッカー型 20万~80万円程度
仏壇型 50万~150万円程度
自動搬送型 80万~150万円程度
位牌型 10万~20万円程度
墓石型 100万~200万円程度
合葬型(合祀型) 3万~10万円程度

ロッカー型の納骨堂

費用相場は20万〜80万円程度と、比較的リーズナブルなのがロッカー型納骨堂の特徴です。昔からあるオーソドックスなタイプで、同じ大きさのロッカーが規則的に並び、その中に遺骨を納めます。

内部はシンプルな作りになっており、手を合わせる対象となる礼拝仏は共有になっている場合が多く、個別の仏壇などは設置されていないケースが一般的です。

仏壇型の納骨堂

費用相場は50万〜150万円程度と、ロッカー型よりも高めです。仏壇型納骨堂は、上段に仏壇、下段に納骨スペースが設けられたタイプで、広めのスペースを持つのが特徴です。

納骨スペースに余裕があるため、複数人での利用にも適しており、家族で一緒に納骨したい場合に選ばれることが多いです。また、焼香具や花立て、お供え用のスペースも整っており、家の仏壇のように家族で手を合わせられる点もメリットです。

自動搬送型の納骨堂

費用相場は80万〜150万円程度と、他のタイプに比べて高めです。自動搬送型納骨堂では、遺骨はバックヤードに保管されており、参拝者がICカードやタッチパネルを操作すると、専用の参拝スペースまで自動で運ばれてきます。主に都心部に多く見られ、アクセスの良さや最新設備による利便性の高さが魅力です。

位牌型の納骨堂

費用相場は10万〜20万円程度と、比較的リーズナブルです。位牌型納骨堂には、主に2つのタイプがあります。

・位牌と遺骨をセットで置くタイプ
位牌を飾る棚の下に遺骨を納め、位牌と遺骨の両方に同時にお参りできる形式です。このタイプはスペースが広いため、費用はやや高めになります。

・位牌と遺骨を別々に置くタイプ
参拝スペースには位牌だけが並び、手を合わせる対象となります。遺骨は別の場所で骨壷のまま保管されるか、合祀されていることが多いです。

シンプルな管理が可能なため、コストを抑えたい人にも選ばれています。

墓石型の納骨堂

費用相場は100万〜200万円程度と、他のタイプより高めです。墓石型納骨堂は、屋外の霊園や墓地に墓石を建立するのではなく、屋内に墓石を建てるスタイルです。

天候に左右されず、雨風や日光にさらされないため、墓石のお手入れも比較的ラクに済ませられます。また、他のタイプに比べて個々のスペースが広く確保されているため、窮屈さを感じずにお供えやお参りができる点も魅力です。

合葬型(合祀型)の納骨堂

費用相場は3万〜10万円程度と、もっともリーズナブルなタイプです。合葬型(合祀型)の納骨堂では、遺骨は最初から他の方の遺骨と一緒に合祀され、個別に安置される期間はありません。一般的な納骨堂では、一定期間個別に安置した後に合祀されますが、合葬型はこのステップを省略し、すぐに合同供養されるのが特徴です。

費用を抑えられるメリットがある一方、他の遺骨と区別がつかなくなるため、合祀後に改葬できない点には注意が必要です。

納骨堂の費用の内訳と追加でかかる費用

納骨堂の費用の内訳と追加でかかる費用

ここでは、納骨堂にかかる費用の内訳と、追加で必要になる可能性がある費用について詳しく見ていきます。

初期費用(永代供養料・使用料)とは?

納骨堂の契約時に必要な初期費用には、主に以下のものが含まれます。

永代供養料
遺骨を永続的に供養してもらうために支払う基本費用です。遺族に代わって施設が供養を続けるため、安心感があります。

最近では、納骨堂の使用料に永代供養料が含まれているケースも多く、別途支払いが不要な場合もあります。ただし、供養の期間や方法には施設ごとに違いがあるため、契約内容を事前にしっかり確認することが大切です。

使用料(契約料)
納骨堂のスペースを一定期間利用するための費用です。スペースの大きさや施設の立地によって金額は変わります。

納骨時の手数料
遺骨を納骨する際に発生する事務手数料です。施設によっては、契約時とは別にこの手数料を請求される場合があります。

年間管理費はどれくらいかかる?

納骨堂では、契約後も施設の維持や管理のために年間管理費が必要になる場合があります。管理費の相場は年間数千円〜2万円程度で、施設の規模や立地、契約内容によって差があります。

管理費は、主に施設内の清掃や設備の維持管理、供養行事の運営などに使われます。なお、永代供養プランを選択している場合には、管理費の支払いが不要となるケースもあります。施設やプランによって扱いが異なるため、契約前にしっかりと確認しておきましょう。

法要や供養にかかる追加費用

納骨後、定期的に行われる法要や供養の際には、以下のような追加費用が発生することがあります。

年忌法要の費用
僧侶へのお布施や会場使用料として、1万円〜5万円程度が目安です。

お供えや献花の費用
供花やお供え物に、数千円〜1万円程度かかることがあります。

塔婆料
法要の際に立てる塔婆(とうば)の供養料として、3千円〜1万円程度が必要です。

納骨堂の費用は誰が払うのか

納骨堂の費用は誰が払うのか

納骨堂の費用は、基本的に契約者本人が支払うのが一般的です。契約時に初期費用を支払い、その後は毎年発生する管理費も契約者が負担します。将来的に、自分で管理費を払い続けられなくなった場合に備え、契約時に管理費を一括払いしておくケースも増えています。

一方、管理費を一括払いせずに契約者が亡くなった場合は、残された家族が管理費を支払うことになります。万一、家族が支払いを続けられずに管理費が滞納された場合、多くの納骨堂では、遺骨は他の方と合祀される仕組みを採用しています。

ただし、管理費の支払いが滞ったからといって、すぐに前触れもなく合祀されるわけではありません。事前に運営会社から連絡があり、支払いの継続や対応について相談する機会が設けられます。

なお、一度合祀されると、個別に遺骨を取り出すことはできなくなるため、支払いが難しくなった場合も、運営会社とよく相談しながら慎重に判断することが大切です。

納骨堂の費用を安く抑えるチェックポイント

納骨堂の費用を安く抑えるチェックポイント

ここでは、納骨堂の費用を少しでも安く抑えたい方に向けて、6つのチェックポイントを紹介します。

1. 収骨可能人数をチェック
収骨できる人数が少ないほど、納骨堂の費用は安く抑えられます。一般的に、1人用のプランは家族用よりも安価です。

ただし、収骨人数が多いプランは、1人あたりの費用を抑えられるケースもあるため、総額だけでなく、人数割りのコストも確認しておきましょう。

2. 遺骨の個別安置期間をチェック
個別に遺骨を安置する期間を短くすることで、費用を抑えることができます。

納骨堂には、一定期間だけ個別に安置し、その後合祀されるタイプと、最初から合祀されるタイプがあります。コスト重視なら、最初から合祀するプランを検討するのも一つの方法です。

3. 納骨堂の立地をチェック
首都圏や駅近など立地条件が良い納骨堂は、どうしても費用が高めになります。アクセスにこだわらない場合は、駅から離れた場所や地方都市の納骨堂を選ぶと、費用をぐっと抑えられるでしょう。

4. 納骨堂のタイプをチェック
納骨堂にはさまざまなタイプがあり、スペースや設備によって費用に差があります。費用を安く抑えたい方は、ロッカー型・位牌型・合葬型を選ぶと良いでしょう。

5. 納骨堂の管理者をチェック
納骨堂は、運営主体によっても費用に違いがあります。

公営:施設数は少ないが、費用は比較的安い
民間:施設数が多く、費用は平均的
寺院:檀家加入が必要な場合があり、やや高額な傾向

コストを抑えたい場合は、公営または民間運営の納骨堂を検討すると良いでしょう。

6. 複数の施設に資料請求・見学をする
納骨堂選びで後悔しないためには、必ず複数の施設に資料請求や見学を行いましょう。見積もりを比較することで、「必要な費用」「削れるオプション」「重視したいポイント」が明確になります。また、コストだけでなく、納得できるサービス内容を選ぶことも大切です。

費用は安く抑えながらも満足できる納骨堂を

費用は安く抑えながらも満足できる納骨堂を

納骨堂は、施設のタイプや収骨可能人数、遺骨の個別安置期間、立地などによって費用が異なります。とはいえ、墓石を建てるよりも費用が安く、お墓掃除や管理の手間がかからないことなどから注目度は高まっています。安く抑えるためのポイントを参考にしながら、譲れないポイントや重視したいポイントを見極め、満足できる納骨堂を見つけましょう。

【長寿祝い】これだけは知っておきたい、「長寿祝い」の名前と由来

未来のお墓研究所未来のお墓研究所

未来のお墓研究所

2023.12.21

健康長寿

【長寿祝い】これだけは知っておきたい、「長寿祝い」の名前と由来

【長寿祝い】これだけは知っておきたい、「長寿祝い」の名前と由来

人生の節目となる年齢を迎えた方に、長生きへの感謝と喜びを込めて行われる長寿のお祝い。参賀(さんが)、賀の祝い、賀寿(がじゅ)と呼ばれることもあります。

長寿祝いは日本各地にみられる慣習ですが、お祝いのしかたは地方によってさまざまです。なかには長寿の節目の年を厄年と捉えて厄払いするところや、「お祝いするとそれ以上長生きできなくなる」という考え方から、お祝いしないところもあるようです。

では、そもそも長生きを寿ぐ風習はいつ頃から始まったのでしょうか。
平安時代、中国の儒教の敬老思想が貴族の間に伝わり、中世にかけて日本各地に広まっていったといわれています。
江戸時代になると、干支の流行や粋な考え方から、「還暦」は人生における大きな行事のひとつとして定着しました。今でも「還暦」は多くの人が耳にしたことがあるのではないでしょうか。

さて、長寿祝いには、「還暦」のほかにもさまざまな節目の年齢があります。それぞれ深い意味や漢字に由来する呼び名があるので、今回はそれを紐解いていきましょう。

「長寿祝い」の節目の年齢はいつ!?

昔は数え年で40歳を初老といい、10年ごとにお祝いをしていました。平均寿命が伸びた現代では、40歳はまだまだ中堅、働き盛りですね。
今では40歳や50歳でのお祝いはせず、60歳以降の節目の年齢をお祝いするのが一般的です。

〈節目となる年齢〉
還暦(かんれき)・・・・・・60歳(満年齢)(数え年61歳)
古稀(こき)・・・・・・70歳
喜寿(きじゅ)・・・・・・77歳
傘寿(さんじゅ)・・・・・・80歳
米寿(べいじゅ)・・・・・・88歳
卒寿(そつじゅ)・・・・・・90歳
白寿(はくじゅ)・・・・・・99歳
百寿(ひゃくじゅ)・・・・・・100歳
大還暦(だいかんれき)・・・・・・119歳(満年齢)(数え年120歳)

お祝いする年齢は、昔は数え年が一般的でしたが、1873年(明治6年)2月5日の「太政官布告第36号(年齡計算方ヲ定ム)」により年齢計算が規定されました。しかし地域によってさまざまな慣習があり、今では数え年、満年齢のいずれでも差し支えないとされています。

では、それぞれの由来を見ていきましょう。

「長寿祝い」の名前と由来

●還暦(かんれき)・・・・・・60歳(満年齢)(数え年61歳)
干支(十干と十二支)の組み合わせが60年で一巡し、数え年の61歳は生まれた年と同じ干支に返ることから「還暦」といわれています。「赤ちゃんに還る」という意味もあり、赤を基調にしたお祝いをする習わしがあります。また、六つの「十」と一つの「一」から成る「華」と、物事のはじまりを意味する「甲」の組み合わせから「華甲(かこう)」と呼ばれることもあります。

●古稀(こき)・・・・・・70歳
70歳を表す「古稀」は、唐王朝の詩人、杜甫(とほ)の詠んだ漢詩の一節「人生七十、古来稀(まれ)なり」に由来するといわれています。ゆかりの色は紫色。聖徳太子が制定した「冠位十二階」の最上位が紫色だったことから高貴な色として広まり、長寿のお祝いにも用いられるようになりました。

●喜寿(きじゅ)・・・・・・77歳
「喜」の草書体は「㐂」で、これが七十七に読めることから、77歳には「喜」の字が当てられています。「寿」には長命という意味もあります。喜寿のお祝いは、室町時代の末期ごろから行われるようになりました。ゆかりの色は、紫色と黄色です。

●傘寿(さんじゅ)・・・・・・80歳
「傘」の略字である「仐」が八十と読めることから、80歳が「傘寿」と呼ばれるようになりました。ゆかりの色は、金色がかった明るい茶色である金茶色。陰陽五行の「土」(=黄色)に通じ、万物を育成・保護する性質を表すともいわれています。黄色や紫色が使われることもあります。

●米寿(べいじゅ)・・・・・・88歳
「米寿(88歳)」は、「米」の字が「八十八」を組み合わせた形であることに由来します。米(よね)の祝いともいいます。古くから「八」は、末広がりで縁起が良いとされています。江戸時代以降、親類縁者を招き、祝うようになりました。ゆかりの色は金茶色、金色、黄色です。

●卒寿(そつじゅ)・・・・・・90歳
「卒」の略字である「卆」が九十と読めることから、90歳を「卒寿」と呼ぶようになりました。また「鳩」の偏が九で、音読みも「きゅう」であることから、「鳩寿(きゅうじゅ)」ともいわれます。ゆかりの色は白です。

●白寿(はくじゅ)・・・・・・99歳
「百」から「一」を取ると「白」になることから、99歳は「白寿」と呼ばれます。ゆかりの色は白色。なお、「九十九」は「つくも」とも読み、次が百であることを意味する「次百(つぐもも)」に由来するといわれています。

●百寿(ひゃくじゅ)・・・・・・100歳
「百寿」と書いて「ももじゅ」と読むこともあります。1世紀を表す「紀」を用いて、「紀寿」ともいわれます。ゆかりの色は白色です。

●大還暦(だいかんれき)・・・・・・119歳(満年齢)(数え年120歳)
還暦で一巡した60種類の干支の歳を更に二巡したお祝いで、「大還暦」と呼ばれます。なお、日本国内の最高齢は119歳の女性の方だそうです(2023年12月現在)。100歳を超えてからのお祝いの節目にゆかりの色は定められていません。

長寿祝いにふさわしい贈り物とは?

長寿のお祝いは家族や親しい友人で食事会を開いたり、旅行に出かけたりすることが一般的ですが、何か贈り物を考えている方も多いのではないでしょうか。

たとえば「還暦」なら、赤いちゃんちゃんこや頭巾を贈る習慣が知られていますが、最近では気力体力ともに「まだまだ元気」という方が多いと思います。
日常使いができるお皿や箸といった食器類、お酒、お花など、相手の好みや健康状態を考慮しつつ、ゆかりの色が使われているアイテムを選んでみてはいかがでしょうか。

ただし縁起が悪いもの、葬儀や仏事を想起させるものは避けたほうが無難です。
たとえば櫛は「苦」「死」をイメージさせ、櫛の歯が欠けるのは凶兆とされています。
お花を贈る場合も、供花でよく使われる菊は避けましょう。

また、カタログギフトもそれぞれ好きなものを自由に選べるという点で喜ばれるようです。
最近では「食」に関するカタログギフトが人気で、トップ5のうち4つが食事体験やお取り寄せ食材のカタログになっています。
いつもと違う、ハレの気分を味わってもらう良い機会になるのではないでしょうか。

いかがでしたか。
100歳を超えると、108歳(茶寿)、111歳(皇寿)、121歳(大還暦)・・・・・・と続きます。
健康長寿への感謝や願いを込めて、大切な方の節目の年を共にお祝いしたいものですね。

(参考)
日本大百科全書(ニッポニカ)
神社本庁 https://www.jinjahoncho.or.jp/
RING BELL「ギフトコンシェルジュ」 https://www.ringbell.co.jp/giftconcierge/2201
高島屋の賀寿祝い https://www.takashimaya.co.jp/shopping/gift/gaju/
世田谷「文の菓」 https://www.fuminoka.jp/

長寿祈願にオススメ!東京多摩エリアで参拝したい神社仏閣5選


未来のお墓研究所未来のお墓研究所

未来のお墓研究所

2023.12.07

健康長寿

長寿祈願にオススメ!東京多摩エリアで参拝したい神社仏閣5選

健やかに過ごせますように。
長生きできますように。

多くの人がこのように願い、神社やお寺へと参拝に訪れます。
今回は健康長寿に御利益があるといわれる、東京(多摩エリア)の神社仏閣をご紹介します。
東京にありながら豊かな自然を楽しめるこの地域。都会の喧噪を離れ、ゆったりとした気持ちで参拝してみてはいかがでしょう。

(注記)
★の数は、体力に自信がない方でも訪れやすいかどうかについて、公共交通機関からの距離や敷地内の階段の有無などを元に、編集部独自におすすめランクを示したものです(最高は★5つ)。

1.塩船観音寺(東京都青梅市) ★★★

塩船観音寺(東京都青梅市) ★★★

深い歴史と美しい花の寺「塩船観音寺」
若狭国の八百比丘尼(やおびくに)が開山したといわれる寺院。本堂は室町時代に建立されました。『花の寺』としても知られており、春には「つつじまつり」が開催されます。

開祖は永遠の命を得たといわれる「八百比丘尼」
開祖である八百比丘尼は、人魚の肉を食し、永遠の命を得たといわれています。八百比丘尼と本尊である十一面千手観音にあやかり、「不老長寿の観音様」として信仰されています。

塩船観音寺へのアクセス
JR線「河辺」駅からバスで「塩船観音入口」下車、徒歩10分。タクシーなら、河辺駅から10分ほどです。つつじまつりの時期に合わせて参拝するのもおすすめです。

塩船観音寺 公式ホームページ shiofunekannonji.or.jp
(参考)塩船観音寺 公式ホームページ

2.深大寺(東京都調布市) ★★★★

深大寺

国宝仏を有する「深大寺」
植物公園に隣接し、豊かな自然に囲まれた深大寺。2017年に国宝に指定された、飛鳥時代後期の「釈迦如来像」が訪れる人を穏やかな微笑みで迎えます。

厄除けとして知られる「元三大師」
比叡山の高僧で、おみくじの創始者でもある元三大師(がんざんだいし)が安置されている大師堂では、毎日護摩祈願が行われています。護摩札には、疫病退散の御利益がある元三大師の姿が印されています。また、境内には慈覚大師(じかくだいし)自刻の「延命観音」も奉安されています。

深大寺へのアクセス
京王線「調布」駅「つつじヶ丘」駅、JR線「吉祥寺」駅「三鷹」駅からバスが出ています。車やタクシーで訪れることも可能。名物の深大寺蕎麦もぜひお召し上がりください。

深大寺 公式ホームページ jindaiji.or.jp
(参考)深大寺 公式ホームページ

3.武蔵御嶽神社(東京都青梅市) ★★

武蔵御嶽神社

天空から関東一円を見守る「武蔵御嶽神社」
標高929mの御岳山山頂に創建され、古くから霊山として信仰されています。「おいぬ様」と呼ばれ親しまれている大口真神(おおくちまがみ)をはじめ、数々の神様が祀られています。

長寿・安産・健やかな成長を表す「安産杉」
境内から少し離れた「産安社」(うぶやすしゃ)には、「安産杉」が鎮座しています。丸く包み込むように開かれた幹は安産を、数々の枝は子孫繁栄を、どっしりと力強く根を張る姿は長寿を表すといわれています。幹や根を軽くさすって末永い健康と長寿を祈りましょう。

武蔵御嶽神社へのアクセス
JR線「御嶽」駅下車後、バス・ケーブルカーと乗り継いで「御岳山」駅から徒歩25分。登山コースもあるので足に自信がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょう。

武蔵御嶽神社 公式ホームページ musashimitakejinja.jp
(参考)武蔵御嶽神社 公式ホームページ

4.阿豆佐味天神社(東京都立川市) ★★★★★

阿豆佐味天神社

村の鎮守「阿豆佐味天神社」
寛永6年(1629)、砂川の新田開発の際に、村の鎮守の神様として創建されました。境内には猫返し神社とも呼ばれる蚤影神社、厄除けの八雲神社、疫病除けの疱瘡社や八坂大神社などの境内社があります。

医薬・健康・知恵の神「少彦名命」
御祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)と天児屋根命(あめのこやねのみこと)。少彦名命は大国主命(おおくにぬしのみこと)と共に国造りをしたと伝わる神様で、医薬・健康・知恵の神様として慕われています。

東伏見稲荷神社へのアクセス
JR線「立川」駅よりバスで「砂川四番」下車してすぐ。所要時間は約15分。または西武拝島線「武蔵砂川」駅から徒歩12分。

阿豆佐味天神社 公式ホームページ https://azusami-suitengu.net/?page_id=1219
(参考)阿豆佐味天神社 公式ホームページ

5.高尾山薬王院 ★★

高尾山薬王院

聖武天皇の勅令で開山された「高尾山薬王院」
天平16年(744)、聖武天皇の勅令により、東国鎮守の祈願寺として開山。薬王院の名は創建当初、薬師如来を御本尊としたことに由来しています。

長寿の言い伝えが残る「飯縄大権現」
現在の御本尊である「飯縄大権現(いづなだいごんげん)」。その信仰の起こりとされる「飯綱山」で修業をした伊藤兵部太夫忠縄(いとうひょうぶのたいふただつな)は、百歳以上の長寿を得たといわれています。

「高尾山薬王院」へのアクセス
京王線「高尾山口」駅下車後、ケーブルカーなら「清滝」駅から「高尾山」駅へ。エコーリフトなら「山麓」駅から「山上」駅まで乗車。下車後徒歩20~30分。体力に自信がない方は車やタクシーがおすすめです。

高尾山薬王院 公式ホームページ takaosan.or.jp
(参考)高尾山薬王院 公式ホームページ

いかがでしたか。
都心からのアクセスも良い多摩エリア。周辺の散策も兼ねて訪れてみるのもいいかもしれません。
皆様の健康長寿に御利益がありますように。

【納骨堂とは】納骨堂の種類や永代供養との違い、メリット・デメリットを解説


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投稿日:2023.12.07
更新日:2025.07.11

お墓

【納骨堂とは】納骨堂の種類や永代供養との違い、メリット・デメリットを解説

ペットの樹木葬を自宅で行う方法。注意点やメリット・デメリットも解説

少子高齢化や核家族化が進み、新しいお墓のあり方が求められるようになった現代。「樹木葬」「永代供養」に並び、「納骨堂」というワードを耳にすることが増えた方もいるのではないでしょうか。今回は、納骨堂の定義や種類をご紹介し、納骨堂のメリット・デメリットについて解説します。

納骨堂とは?基本的な意味と永代供養との違い

納骨堂とは?基本的な意味と永代供養との違い

お墓の形が多様化する中で、都市部を中心に注目を集める「納骨堂」。ここでは、納骨堂の基本的な定義や特徴、そして「永代供養」との違いについて解説します。

納骨堂の定義と特徴

納骨堂は、個人や家族の遺骨を納めるための施設です。一般墓や樹木葬と並ぶお墓の一種で、都市部を中心に利用が広がっています。

もともと納骨堂は、遺骨をお墓に埋葬するまでの間、一時的に骨壺を預ける「預骨」のための施設でした。しかし近年では、「お墓の代わりとして長く利用したい」というニーズが高まり、恒久的なお墓としての役割が認知されるようになっています。

イメージとしては、一般墓が「一戸建て」のお墓なら、納骨堂は「マンション型」のお墓と考えるとわかりやすいでしょう。限られた敷地を効率的に使い、天候に左右されずお参りしやすいことや、管理が行き届いている点も特徴です。

永代供養との違い

納骨堂と永代供養は混同されることがありますが、それぞれ意味が異なります。

納骨堂は「遺骨を納めるための施設」そのものを指します。一方、永代供養は「遺族に代わって霊園や寺院が遺骨を管理し、供養を続ける仕組み」です。納骨堂の中には永代供養付きプランを用意しているところも多いですが、すべてが永代供養を含むわけではありません。

永代供養を希望する場合は、納骨堂だけでなく、樹木葬や合祀墓、集合墓なども含めて幅広く検討するとよいでしょう。

納骨堂の種類とそれぞれの特徴

納骨堂にはさまざまなタイプがあり、設備や費用、供養のスタイルが異なります。ここでは、代表的な6つのタイプをご紹介します。

【納骨堂の種類】

タイプ 費用感の目安 主な特徴
ロッカー型 20万~80万円程度 ロッカー式の棚に納骨。省スペースで安価、個別供養が可能。デザイン性も向上。
仏壇型 50万~150万円程度 家庭の仏壇風。上段は参拝用、下段に遺骨。1家族分でゆったり、費用は高め。
自動搬送型 80万~150万円程度 ICカード操作で遺骨を自動搬送。都市部向け、便利で高価格帯。
位牌型 10万~20万円程度 位牌を安置、遺骨は別保管が一般的。省スペースで安価だが仕様に差がある。
墓石型 100万~200万円程度 屋内に墓石を設置。従来の墓に近いが、墓石代などで高額になりやすい。
合葬型
(合祀型)
3万~10万円程度 他の方と合同で納骨。費用を抑えられるが、遺骨は取り出せない。

ロッカー型の納骨堂

コインロッカーのように棚が並ぶシンプルな構造で、骨壷を個別に納めるタイプの納骨堂です。以前は見た目が味気ないとして敬遠されることもありましたが、近年はデザイン性を高めたものや、小さなお仏壇を内蔵してお参りしやすくしたものも登場し、人気が高まっています。

スペースは小さいものの、完全に個別の区画で供養できる点が大きなメリットです。費用を抑えたい方にも選ばれています。

仏壇型の納骨堂

仏壇型は、家庭の仏壇をそのまま並べたようなスタイルの納骨堂で、霊廟型とも呼ばれます。構造は上段と下段に分かれており、上段は位牌や遺影を置いてお参りするスペース、下段に遺骨を安置します。

1列すべてが1家族分になるため、ほかの方を気にせずお参りできるのが魅力です。ロッカー型よりもゆとりがあり、参拝がしやすい反面、費用はやや高めの傾向があります。

自動搬送型の納骨堂

自動搬送型は「マンション型」「ビル型」「カード式」などとも呼ばれる、ハイテク型の納骨堂です。バックヤードに保管された遺骨を、ICカードやタッチパネル操作で自動的に参拝ブースまで運ぶ仕組みです。

都市部の土地不足に対応した効率的な設計で、天候に左右されず、アクセスしやすい立地にあることも多いのが魅力。ただし設備が充実している分、費用は高めになる傾向があります。

位牌型の納骨堂

位牌型は、位牌を安置するスペースを設けた納骨堂です。多くは位牌棚に故人の位牌を並べ、遺骨は別の合祀スペースにまとめて保管する形式です。中には位牌と遺骨を同じ区画に置けるタイプもあります。

仏壇型と比べて個別スペースが小さく済むため、費用は比較的安価。ただし、サイズや仕様によってはロッカー型より高額になる場合もあります。

墓石型の納骨堂

墓石型は、建物内に墓石を設置したタイプで、屋内にいながらお花やお線香を供えるなど、従来のお墓に近い形でお参りできます。

一方で、納骨堂の管理料に加えて墓石代がかかるため高額になりやすい点や、不要になった場合の墓じまいの手続きが必要になる点には注意が必要です。

合葬型(合祀型)の納骨堂

合葬型(合祀型)は、最初から他の方の遺骨と一緒に納める形式です。永代供養付き納骨堂では一定期間後に合祀されるプランもありますが、合葬型は納骨と同時に合祀されるのが特徴です。

費用を抑えられるメリットがある一方で、合祀された遺骨は二度と取り出せないため、慎重に検討する必要があります。

納骨堂の運営主体の違い

納骨堂は、運営主体によって特徴やサービス内容、費用感が異なります。選ぶ際は「どこが運営しているか」も重要なポイントです。

【運営主体別 納骨堂の特徴】

運営主体 特徴 費用感・メリット 注意点
寺院 お寺が管理。法要もていねいで安心。 永代供養の信頼性◎。費用は幅広い。 檀家不要だが寺ごとに条件が異なる。
民間企業 民間の会社や法人が運営。 設備・サービスが充実。自由度高め。費用は高め。 事前に契約内容を要確認。
自治体 市区町村などの公的期間が運営。 安価で倒産リスクなし。 居住年数要件や設備の質に注意。

寺院が運営する納骨堂

一般墓では檀家になる必要がある場合がほとんどですが、納骨堂では檀家にならなくても利用できるケースが多く、宗教や宗派を問わず申し込めます。

お寺が管理するため、法要をていねいに執り行ってもらえる安心感があり、永代供養も任せやすいのが大きな魅力です。費用は個人用や家族用など区画の種類によって幅があります。

民間企業が運営する納骨堂

お寺から委託された企業や社団法人などが運営する納骨堂です。民間サービスらしく設備が新しく、バリアフリー対応や自動搬送システムなどが充実している場合が多いです。

宗教を問わず利用できますが、費用はやや高めになりやすいため、サービス内容や契約条件をしっかり確認することが大切です。

自治体が運営する納骨堂

市区町村などの自治体や公的機関が運営する納骨堂です。宗教・宗派を問わず利用できますが、一定期間以上その自治体に住んでいることなど、申し込みに条件がある場合もあります。

設備やサービスは民間に比べてシンプルなことが多いですが、費用が抑えられ、倒産リスクがない安心感が魅力です。

納骨堂のメリット・デメリット

納骨堂のメリット・デメリット

納骨堂を選ぶ際は、一般墓や樹木葬など他のお墓の形式との違いをよく理解しておくことが大切です。納骨堂ならではのメリット・デメリットを見てみましょう。

納骨堂のメリット

費用を抑えやすい
一般墓のように大きな墓石を建てる必要がなく、比較的リーズナブルに利用できます。

管理の手間が少ない
屋内型のため雨風で汚れる心配が少なく、掃除や草むしりなどの手間がかかりません。

アクセスが良い立地が多い
都心部に設けられるケースが多く、公共交通機関を使ってお参りしやすいのも魅力です。

永代供養付きプランも充実
後継者がいなくても供養を任せられ、お墓の相続問題を心配せずに済みます。

納骨堂のデメリット

スペースを共用する場合が多い
ほかの利用者と同じ建物を使うため、一般墓に比べて落ち着いてお参りしにくいと感じる人もいます。

お盆などは混雑することも
繁忙期は順番待ちになる場合があり、ゆっくりお参りできないことがあります。

老朽化や災害リスク
建物の老朽化や、地震などの災害で損壊するリスクもゼロではありません。

一定期間後に合祀されるケースがある
永代供養付きでも、期間を過ぎると合祀される場合が多い点を理解しておきましょう。

納骨堂を見学する際のチェックポイント

納骨堂を見学する際のチェックポイント

納骨堂は一度契約すると長く利用するものです。パンフレットやホームページの情報だけでなく、実際に見学して細かい点を確認することが大切です。以下のチェックポイントを参考に、後悔しない納骨堂選びを進めましょう。

立地・アクセスのしやすさ
自宅や実家からの距離、公共交通機関でのアクセス、周辺環境などを確認。

参拝スペースの雰囲気
屋内の清潔さや明るさ、落ち着いて手を合わせられる雰囲気かどうかをチェック。

納骨堂の種類と設備
ロッカー型、仏壇型、自動搬送型など希望のタイプがあるか、設備の使いやすさを確認。

管理・運営体制
管理が行き届いているか、スタッフの対応や法要などのサポート体制も大切。

費用関連
使用料、管理費、永代供養料など総額の目安を確認し、予算と比較。

契約内容・規約
永代供養の期間や合祀のタイミング、解約時の対応など、細かい契約条件を理解しておく。

ライフスタイルや気持ちに添った納骨堂を選びましょう。

骨壷の収蔵方式や運営主体によってさまざまなタイプにわかれる納骨堂。費用やアクセス面ももちろん大切ですが、ご先祖さまに手を合わせる場所としてご本人や家族がしっくりくるか、ということがとても重要。こればかりは、現地に足を運んで確かめてみないことにはわかりません。ぜひ、いくつかの納骨堂に見学に行き、ご自身のライフスタイルや気持ちに沿ったものを選んでくださいね。

ペットの樹木葬を自宅で行う方法。注意点やメリット・デメリットも解説


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2023.11.16

樹木葬

ペットの樹木葬を自宅で行う方法。注意点やメリット・デメリットも解説

ペットの樹木葬を自宅で行う方法。注意点やメリット・デメリットも解説

愛するペットを亡くした方の中には、「できるだけ身近に置いて供養したい」「自宅でペットの樹木葬をしたい」と考える方もいらっしゃいます。今回は、自宅でペットの樹木葬を行う方法や注意点、メリット・デメリットをご紹介します。自宅での樹木葬は、環境面に加えて長期的なライフプランも加味して適切かどうかを判断する必要があります。注意点やデメリットを踏まえて、ぜひ慎重に検討してくださいね。

自宅でペットの樹木葬は可能

自宅でペットの樹木葬は可能

自宅でペットの樹木葬を行うことは、法律上は問題ありません。墓地や火葬場などの遺骨や遺体の処理などについて定めた墓地埋葬法が適用されるのは人間のみ。亡くなったペットは、法律上「廃棄物」に当たります。他人の私有地や公園などの公共の土地に埋葬すると、不法投棄として法律に抵触する恐れがありますので、十分に注意しましょう。

また、自分の土地に埋葬したとしても、近隣からネガティブに捉えられてトラブルになる可能性もあります。自宅でのペットの樹木葬は、周囲に十分に配慮したうえで進めてください。

自宅でペットの樹木葬を行う方法

自宅でペットの樹木葬を行う方法

自宅でペットの樹木葬を行うには、庭に埋葬する方法と市販の樹木葬キットを利用する方法があります。ご自宅の環境などに応じて最適な方法を選んでください。

庭に埋葬する

自宅の庭にペットを埋葬する手順を見ていきましょう。

穴を深く掘る

ペットを土葬する場合、埋葬する場所にできるだけ深い穴を掘ります。穴が浅いと、ほかの動物に掘り返されたり、異臭の原因になってしまったりする可能性もあります。穴の深さは埋める遺体や遺骨の5〜10倍程度、もしくは1〜2m程度の深さを目安にしてください。火葬または粉骨してから埋葬する場合は、30cm程度の深さを目安にするとよいでしょう。雨風に晒されないよう、囲いや覆いなどで対策しておくのがおすすめです。

腐食しやすい布を敷く

遺骨ではなく遺体を埋葬する場合、腐食・分解を促進するために穴の底に布を敷きます。合成繊維ではなく、綿などの天然素材の布を選んでください。布以外に、段ボールや消臭効果のある石灰を敷いても構いません。ペットの首輪など、土に還りにくい副葬品を埋葬するのは避けるようにしましょう。

埋めた場所に土を盛る

土中に埋葬したあとのペットが土に還ると、土の中に空洞ができて地面が沈んでしまう場合があります。埋葬した地面を平らにするのではなく、地面が沈むことを考慮して30cmは土を盛るようにしてください。また、後々地面が沈んできた際に土をかぶせることを考慮して、埋葬場所を選ぶとよいでしょう。

樹木を植える

すでに庭にある樹木の傍へ埋葬するか、埋葬した上に新たにシンボルツリーを植えます。種を蒔く場合、遺体が樹木の成長を妨げる可能性があるため、遺体の真上には蒔かないようにしてください。特に、遺骨ではなく遺体を埋葬する場合、土に還るまでに数年〜数十年かかるので、埋葬した位置からずらして種を蒔くようにしましょう。

樹木葬キットを利用する

市販のペットの樹木葬キットを利用する方法もあります。火葬後の遺骨や遺灰を収める容器とシンボルツリーがセットになっている商品が一般的で、部屋に飾るタイプやプランターや庭に埋めるタイプがあります。火葬や遺骨を粉骨する必要はありますが、土を掘ったり埋めたりする手間を省きたい方は、市販のキットを検討してもよいでしょう。

自宅でペットの樹木葬を行う場合の注意点

自宅でペットの樹木葬を行う場合の注意点

自宅でペットの樹木葬を行う際に、思わぬトラブルを招かないためのポイントや注意点をご紹介します。

公共の土地、他人の私有地でないことを確認

先に紹介した通り、他人の私有地や公園などの公共の土地に埋葬すると、不法投棄として法律に抵触する恐れがあります。自分の私有地であっても、隣の土地との境界が曖昧な場所は埋葬場所として選ばないほうがよいでしょう。

埋葬に適した場所を選ぶ

以下の5つを参考に埋葬場所を選びましょう。「土に還しやすい」「近隣トラブルを防ぐ」観点から、気をつけておきたいポイントとなります。

 ・日当たりや風通しがよいこと
 ・水溜まりができず水はけがよいこと
 ・土に湿度を含んでいること
 ・人に踏まれない場所
 ・人目に触れにくい場所

異臭や虫害トラブルに留意する

遺体をそのまま埋葬すると、異臭や虫害・獣害トラブルのリスクは高まります。そういったリスクを避けるためにも、火葬・粉骨してから埋葬することをおすすめします。火葬費用の相場は、ペットの大きさによって1万円〜10万円程度。火葬会社に粉骨を依頼する場合の費用は、1万円程度が目安となります。

育てやすい樹木や花を選ぶ

せっかく植えた樹木が枯れてしまうと、ペットの姿と重ね合わせて悲しい思いをしてしまうかもしれません。植栽に慣れていない方や自信のない方は、もともとある樹木の傍へ埋葬するのがおすすめです。新たに植栽を行う場合は、園芸店などに相談して育てやすい樹木や花を選びましょう。

住宅地ではお参りや線香を控える

庭にペットを埋葬していることについて、近隣の中にはネガティブに捉える方がいるかもしれません。近隣トラブルを避けるためにも、人目につく場所でのお参りは避けた方がよいでしょう。また、煙や匂いが周辺に漏れますので、線香の使用も控えることをおすすめします。

自宅でペットの樹木葬を行うメリット・デメリット

自宅でペットの樹木葬を行うメリット・デメリット

自宅でペットの樹木葬を行う場合のメリット・デメリットを確認しておきましょう。

自宅での樹木葬のメリット

愛するペットを失うことは、飼い主にとって耐えがたい悲しみでしょう。自宅で樹木葬を行うことでペットの存在を身近に感じられ、ペットロスを乗り越えていく支えになるかもしれません。また、少しずつ成長していくシンボルツリーがペットの姿と重なって、心の傷を癒す助けになることもあるでしょう。物理的なメリットとしては、ペット霊園にいく手間がなく小まめにお墓のケアができる点が挙げられます。

自宅での樹木葬のデメリット

自宅の引越しや土地の売却を行う場合は、トラブル防止のために庭にペットのお墓があることを説明する必要があるでしょう。買い手の心情面を考えると、お墓の存在がネガティブに捉えられてしまう恐れは十分にあります。引越しや売却の可能性がある方は、自宅での樹木葬は避けるのが無難です。

また、お墓を管理するのが自分たちだけのため、いずれは供養する人がいなくなってしまう点にも考慮が必要。環境面に加えて長期的なライフプランも加味して、自宅での樹木葬が適切かどうかを判断してください。

自宅でのペットの樹木葬は、注意点やデメリットを踏まえて慎重に検討を

自宅でのペットの樹木葬は、注意点やデメリットを踏まえて慎重に検討を

自宅でペットの樹木葬を行うことは可能です。ただし、近隣トラブルや異臭・虫害などの問題が起こるリスクがありますので、ご紹介した手順や注意点を参考にていねいに執り行ってください。

近年は、ペットを自宅の庭に埋葬する方は減少傾向にあります。要因としては、マンションが増えていることに加え、ペットの供養ができる施設が増えてきている点が挙げられます。自宅での埋葬・維持管理が難しそうな方は、無理せずにペットの供養ができる霊園や寺院の利用を検討してくださいね。

健康長寿と無病息災を祈る家族で食べたい「おせち」メニュー5選


未来のお墓研究所未来のお墓研究所

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2023.11.16

健康長寿

健康長寿と無病息災を祈る家族で食べたい「おせち」メニュー5選

日々の健康は毎日の食事から。

家族や仲間との会話を楽しみつつ、バランスのとれた食事を無理なく続けていくことが長寿の秘訣です。特にお正月は家族や親戚が集まり、一緒におせち料理を食べるという習慣がある方も多いのではないでしょうか。
日本の伝統的な食文化である「おせち料理」。
じつはその一つひとつに深い意味や願いごとが込められています。
そこで今回は、ご自身や家族の健康長寿、無病息災を祈願するおせち料理のメニュー5選をお届けします。
彩り豊かなおせち料理を味わいつつ、心も体も健やかな1年となりますように!

1.【不老長寿】昆布巻き

1.【不老長寿】昆布巻き

本料理に欠かせない「こんぶ」。かんぴょうで巻かれたその姿は着物の帯をしめたような形をしていてかわいらしいメニューです。「養老昆布=よろこぶ」で不老長寿を願う縁起のよい食べ物です。また、「子生(こぶ)」の字をあてて、子孫繁栄の願いも込められています。

2.【無病息災】黒豆

【無病息災】黒豆

乾燥した黒豆を砂糖としょうゆで煮詰めたつやつやの黒豆。家族みんなが今年も1年まめで元気にすごせますように、働けますようにという願いが込められています。また、「まめ(まじめ・健康)」に暮らせるようにと、邪気を払い、無病息災を願ったものでもあります。

3.【健康長寿】えび(有頭えび)

【健康長寿】えび(有頭えび)

お子さんにも人気のえび料理。鮮やかな赤みが華やかさを演出します。ゆでたり焼いたりすると、えびの背が丸くなるところから、腰が曲がるまで健康で長生きできますように、という願いが込められています。

4.【家族の繁栄】なます

【家族の繁栄】なます

おめでたさを象徴する、赤と白の組み合わせのなます。色の白い大根は、清らかな生活を願って食べます。また、大地に根をはるので、家の土台がしっかりして、栄えるともいわれています。

5. 【家庭円満】お煮しめ

【家庭円満】お煮しめ

サトイモやレンコン、ゴボウ、にんじん、しいたけなど、大切りにした野菜を鍋に入れて煮しめていく「お煮しめ」。家族が仲良く一緒に結ばれるという家庭円満の意味があります。

【コラム】お煮しめの具材に込められた願い

健康長寿は、家族の安寧があってこそ。お煮しめは、まさに家庭円満や家族の繁栄を願って作られます。代表的な3具材の願いは以下の通りです。健やかで幸せな家庭が健康長寿の土台。お正月には、家族揃ってお煮しめを美味しくいただきたいですね。

サトイモ:親イモになると根元から子イモが出て育つので、子宝に恵まれることへの願いが込められています。
ゴボウ:地中深く根を張るので、家族がその土地にしっかり根を張って安泰であるようにとの意味があります。
レンコン:昔から仏様のいる極楽の池にあるといわれ、けがれなく、また見通しがよいことを意味します。

番外編 【健康長寿】【家庭円満】【子孫繁栄】京都の白味噌の雑煮

番外編 【健康長寿】【家庭円満】【子孫繁栄】京都の白味噌の雑煮

お正月の定番、お雑煮は地域によってさまざまな味、具材があります。中でも京都府で正月に食べられる雑煮は、丸餅と頭芋(かしらいも:里芋の親芋のこと)、大根、そしてブランド京野菜の「金時人参」を入れることもある「白味噌仕立ての雑煮」です。白味噌は京都が発祥だといわれており、平安時代からすでにつくられていたとされています。
注目の具材はというと、丸餅は円満と長寿を願い、頭芋は子孫繁栄・立身出世、大根は、亀甲型に切れば長寿を意味し、丸く切れば円満を意味するとされています。
(出典)農林水産省「うちの郷土料理」

いかがでしたでしょうか。
昔は3月3日、5月5日のような節句の料理を「おせち」と呼んでいましたが、今はごちそうの多い正月料理のことを「おせち」というようになりました。
料理をする人が、せめてお正月はゆっくり休めるようにと、保存がきくメニューが多いのも特徴です。地域や家庭によって、おせちのメニューやお重へのつめ方も異なります。
家族団らんのひととき、ぜひおせち料理をゆっくり噛んで味わってみてください。
新しい1年も、健やかに過ごせますように!

(参考)
農林水産省 Webサイト 「おせち料理ってどんな料理?」
https://www.maff.go.jp/j/agri_school/a_menu/oseti/01.html
農林水産省 Webサイト 「うちの郷土料理」
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/shiromisonozoni_kyoto.html#:~:text=%E4%B8%B8%E9%A4%85%E3%81%AF%E5%86%86%E6%BA%80%E3%81%A8,%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82
NHK「鑑賞マニュアル」
https://www.nhk.or.jp/tsubo/program/file262.html

【お墓の継承問題】よくあるトラブルと解決方法


未来のお墓研究所未来のお墓研究所

未来のお墓研究所

【お墓の継承問題】よくあるトラブルと解決方法

【お墓の継承問題】よくあるトラブルと解決方法

親などが亡くなってお墓を引き継ぐ際に、親族間で意見が割れたり想定外のことが起きたりと、トラブルに発展することがあります。今回は、お墓の継承でよくあるトラブル・悩みについて解説し、おすすめの解決法をご紹介します。お墓の継承はどこの家庭にも関係するテーマです。ぜひ、後々のトラブルを防ぐための参考にしてください。

お墓の継承とは

お墓の継承とは

お墓や遺骨、仏壇などの祭祀財産の所有権を持ち、管理する人のことを「祭祀承継者」といいます。祭祀承継者が亡くなる、あるいは祭祀承継者が辞める場合、次の祭祀承継者となった方が「お墓を継承」することとなります。

その際、現在のお墓をそのまま継承することもあれば、祭祀承継者が管理しやすいように「墓じまい」して、新しいお墓に「改葬」することもあります。「墓じまい」とはお墓を解体・撤去することで、「改葬」とは現在のお墓から新しいお墓へ遺骨を移すことを指します。基本的には、「墓じまい」と「改葬」は一連で行われることになるので、ほぼ同義で使われることが多い言葉です。

お墓の継承よくあるトラブル①「祭祀承継者が決まらない」

お墓の継承でもっとも多いトラブルの1つが、「祭祀承継者が決まらない」ことです。祭祀承継者になりたい人が複数いてなかなか決まらない場合もありますが、なり手が決まらずにトラブルになるケースが多いと考えられます。

民法では、元の祭祀承継者から遺言等で指定された者が、次の祭祀承継者になるものと定めています。しかし、遺言等による指定がない場合、慣習や親族間の話し合いで決めることとなります。祭祀承継者にはお墓を維持管理していく義務が生じるため、負担に感じて「お墓を継ぎたくない」と考える人も少なくないのです。

「祭祀承継者が決まらない」場合の解決法

もっとも望ましいのは、元の祭祀承継者が生前のうちに、次の祭祀承継者を遺言等で指定しておくことです。遺言を遺す前に亡くなってしまった場合、祭祀承継者が決まるまで根気よく話し合いを続ける必要があります。お墓は長男・長女に限らず、長子以外や改姓した子ども、甥や姪、血縁者以外でも相続可能です。慣習に縛られず、幅広い関係者の中から祭祀承継者探してみるとよいでしょう。

祭祀承継者が決まらない主な要因には、お墓が遠方にあって維持管理の負担が大きいことが考えられます。どうしても祭祀承継者のなり手が見つからない場合、近隣の霊園に改葬するか、管理のいらない永代供養墓に改葬することも検討しましょう。

お墓の継承よくあるトラブル②「祭祀承継者が幼くお墓を管理できない」

元の祭祀承継者が早くに亡くなった場合など、次の祭祀承継者になるべき人がまだ未成年ということがあります。祭祀承継者に年齢制限はありませんが、お墓の維持管理や法要の主宰などを未成年者に任せることは現実的ではありません。このケースに当てはまった場合は、親族間で話し合って対応方法を決める必要があります。

「祭祀承継者が幼くお墓を管理できない」場合の解決法

解決法には、次の2つが考えられます。1つは、祭祀承継予定者が務めを果たせる年齢になるまで、代わりの者が祭祀承継者となる方法。もう1つは、未成年者を祭祀承継者とするものの、実務は未成年後見人が行う方法です。どちらの方法も、祭祀承継の役割を果たす人物を新たに決める必要がありますので、親族間でしっかり話し合いましょう。

お墓の継承よくあるトラブル③「霊園が血縁者以外の継承を認めていない」

民法上、祭祀承継者となる人について、血縁の有無などの制限は設けられていません。しかし、霊園や寺院によっては、血縁者以外はお墓を引き継げない規定を設けている場合があります。また、規定の厳しいところでは、お墓の継承者を直系長男に限定している場合もあります。いざお墓を引き継ぐ段になって初めて霊園の規定を知り、「規定に則った祭祀承継者がいなくて困る」事態になることもあるのです。

「霊園が血縁者以外の継承を認めていない」場合の解決法

まず、後々のトラブルを回避するために、予め霊園や寺院の規定を確認しておくことが基本です。また、近年の社会背景を鑑み、霊園側が規定を緩和してくれることも考えられます。霊園の規定に則っていない人物であっても、親族間で適任と判断した祭祀承継者がいる場合は、霊園側に相談してみるとよいでしょう。どうしても霊園の規定と折り合いがつかない場合は、別の霊園等への改葬を検討することとなります。

お墓の継承よくあるトラブル④「お墓の相続が遺産分割に影響する」

お墓や仏壇などの祭祀財産は、相続税の掛からない遺産の1つです。家や貯蓄などの相続財産とは別物のため、遺産分割を計算するうえで祭祀承継を加味するルールはありません。しかし、祭祀承継者が責務の負担を加味した遺産分割を要求することで、お墓の相続のみならず遺産分割トラブルにまで発展するケースがあります。

「お墓の相続が遺産分割に影響する」の解決法

遺産問題にまで発展すると、話し合いで解決するのは容易ではありません。もっとも望ましいのは、遺言書で祭祀承継者を指定した上で、相続財産の分け方も指定しておくことです。遺言書がない場合、早期の解決を図るために祭祀承継者に多めの遺産を分割することも考えられます。親族間の話し合いによる解決が難しい場合は、弁護士等の第三者に相談することも検討しましょう。

祭祀承継者になるメリット・デメリット

祭祀承継者になるメリット・デメリット

お墓を相続して祭祀承継者になると、どのようなメリット・デメリットがあるかを確認しましょう。

祭祀承継者になるメリット

お墓や遺骨・仏壇などの祭祀に関わるものを管理・決定する権利を持つことができます。よって、「今のお墓を墓じまいしたい」「永代供養墓に改葬したい」といったことも、基本的には祭祀承継者の判断で行うことができるのです。また、場合によっては、祭祀継承者の責務が考慮され、遺産分割で多めの遺産を受け取れることもあります。

祭祀承継者になるデメリット

定期的にお墓まいりに行ったり仏壇をメンテナンスしたり、といった祭祀財産の維持管理の負担が大きいと感じる方もいるでしょう。また、法要を主宰する務めもありますし、お墓が寺院墓地にある場合には、檀家の務めも発生します。さらには、霊園などに支払うお墓の管理費や寺院へのお布施など、金銭的な負担がかかる点もデメリットに挙げられます。

お墓の継承の手続き・流れ

お墓の継承の手続き・流れ

祭祀承継者が決まったら、お墓を相続する手続きに進みます。まずは、墓地や霊園の管理者に連絡し、名義変更を行います。名義変更には墓地使用許可証や戸籍謄本などの書類が必要なほか、名義変更手数料もかかります。予め、霊園や寺院に名義変更の必要書類と手数料を確認しておきましょう。

生前の話し合いと遺言書がポイント。墓じまい・改葬も解決方法の1つ

生前の話し合いと遺言書がポイント。墓じまい・改葬も解決方法の1つ

お墓の継承のよくある4つのトラブルと解決法をご紹介しました。トラブルを回避する方法として望ましいのは、やはり遺言書等で意思を示しておくこと。そして、親族間の話し合いがポイントとなります。後々にトラブルを深刻化させないためにも、関係者が生前のうちにお墓の継承について話し合っておきましょう。また、お墓の継承問題を解決する方法の1つとして、墓じまい・改葬も考えられます。親族が納得できる方法をぜひ検討してください。