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2021.02.26 

お墓

 

供養

 

お彼岸にはどんな意味があるの?由来や歴史、お盆との違いについて解説

お彼岸にはどんな意味があるの?由来や歴史、お盆との違いについて解説

春分の日と秋分の日を中日として前後7日間をお彼岸と呼びます。この時期には先祖供養を行うため、お墓参りや仏壇の掃除を行いますが、このお彼岸がどのような意味や由来を持つかご存知ですか?今回はお彼岸の意味や歴史、その言葉の由来についてみていきましょう。

1. お彼岸の意味とは?

お彼岸の時期には先祖供養を行うことが習慣となっています。なぜ、春分の日と秋分の日に行うかというと、その日は一年のうちで昼と夜の長さが同じであり、太陽が真東から昇って真西に沈む日であるからです。
太陽が真西に沈む日であるため、仏教的思想から古来より西方に極楽浄土があるといわれています。つまり、「この日が最も現世と極楽浄土が近くなる特別な日」という考えが日本で生まれました。だからこそ、お彼岸である両日に西方(極楽浄土)に向かって拝むと功徳を施すと信じられたことで、お彼岸にお墓参りにいく習慣が生まれた説が有力です。

2. お彼岸の歴史

実は、お彼岸は日本独自の仏教的習慣であり、他の仏教諸国ではこの時期に先祖供養を行うことはありません。日本のお彼岸の起源は諸説ありますが、承和7年(840年)に記された『日本後紀』に、ある僧侶が春秋2回法要を行っていたという記録が最古のものだといわれています。つまり平安時代より続く日本の慣習なのです。

3. お彼岸の言葉の由来

「彼岸」という言葉は仏教用語であり、サンスクリット語の「パーラミター(波羅密多)」に由来します。「パーラミター」の漢訳が「到彼岸(向こう側へ渡る)」であり、この言葉が略語となり「彼岸」という言葉が生まれたと考えられています。
「パーラミター」には本来、完成する、成就するという意味があり、この言葉を仏教的観点から考えた時、「悟りを開く」「最高の所へ到達する」という意味を示すようになったと言われています。
この最高の所というのが現世のあちら側、すなわち極楽浄土の世界を指します。こうして現世を「此岸(しがん)」と呼ぶのに対して、あちら側の岸である極楽浄土の世界を「彼岸(ひがん)」と呼ぶようになりました。

4. お彼岸の時期とは?

墓地のお墓にもいくつかの種類があります。大きく分けて「家墓」、「両墓」、「個人墓」の3つです。それでは、各お墓を詳しく見ていきましょう。

春彼岸の時期 秋彼岸の時期
春分の日を中日として前後3日
合計7日間
秋分の日を中日として前後3日
合計7日間

お彼岸とは、3月の春分の日、9月の秋分の日を中日とした前後3日間のことを指します。それぞれ初日を「彼岸入り」最終日を「彼岸明け」と呼び、期間中はお墓参り、お墓・仏壇の掃除などを行います。

春彼岸と秋彼岸の日は毎年変わる?
春彼岸と秋彼岸の正確な日付は国立天文台から前年の2月1日に発表されます。春彼岸と秋彼岸は地球の運行を観測した上で決まるのですが、地球の運行状態は常に変化します。そのため、再来年以降の春彼岸や秋彼岸については事前に決めることができず、毎年国立天台の観測結果を鑑みて確定する形をとっています。
そのため再来年以降のお彼岸の正確な時期について、事前に知ることはできません。

春彼岸と秋彼岸の違い
春・秋ともにご先祖様を供養するという点では同じ行事であり、基本的に大きな違いはありません。異なる点を述べるとすれば、春には「牡丹餅」を、秋には「御萩」をお供え物とすることです。これらはどちらも同じ食べ物ではありますが、春に咲く「牡丹」、秋に咲く「萩」を見立てて作られることから時期によって違う呼び名をしています。
また春分の日と秋分の日についてみてみると、その目的について違いが伺えます。「国民の祝日に関する法律 第二条」によると、春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを目的とした祝日です。一方で、秋分の日は「祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ」ということを目的とした祝日になります。

5. お彼岸とお盆の違い

春と秋に行われるお彼岸と夏に行われるお盆の違いについて解説します。前述したようにお彼岸は現世と極楽浄土が最も近づく日とされています。そのためお彼岸はあの世に想いが通じやすくなる日と考えられています。
これに対してお盆は、仏教用語の「盂蘭盆会」と儒教思想が混ざり合い生まれた独特の習俗です。この日にはご先祖様の魂が現世に帰ってくると考えられており、ナスやキュウリで作った「精霊馬」を飾って迎え入れる準備をするのが一般的です。
このように「ご先祖様を迎え入れて、また送り出すお盆」と、「あの世に想いを馳せるお彼岸」では意味合いが異なります。しかしながら、お彼岸とお盆はともにご先祖様の魂を身近に感じられる行事ですので、お墓参りには適した時期と言えるでしょう。

6. 意味や由来を知り、お彼岸のお参りを有意義なものとしましょう

繰り返しになりますが、日本では昔から春分の日と秋分の日を中日として、前後3日間をお彼岸の時期と呼びます。お彼岸は他の仏教諸国にはない日本独自の仏教習慣ではありますが、平安時代より執り行われている歴史ある行事です。
お彼岸は7日間という比較的長い期間が設けられているのは、日々の生活がどれだけ忙しくても、この7日間という期間内ならご先祖様に想いを馳せることができるという意味合いも含んでいます。普段、「お墓が自宅から遠い場所にある」「毎日、忙しくてお参りに行けない」という方は、このお彼岸という機会にお墓参りをしてみてはいかがでしょうか?