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樹木葬のお墓参り

樹木葬のお墓参り

皆さんもこれまで何度かご家族や親族のお墓参りに行かれたことがあると思いますが、一般的なお墓と樹木葬のお墓のお墓参りはどのように違うのでしょうか?また注意することはあるのでしょうか?今回は樹木葬のお墓参りについてご紹介いたします。

1. お墓参りとは

お墓参りの目的は、故人が成仏でき、あの世でも安心して暮らしていけるように故人の冥福祈ることです。また、ご先祖様に近況をご報告することもあります。そのために、お墓をきれいに掃除し、浄水や供え物をし、お墓に手を合わせて祈るのです。
しかしお墓参りの目的はそればかりではありません。自分が今生きているのは、ご先祖様から引き継がれてきた命があったからこそです。その意味ではお墓参りはご先祖様を供養するだけでなく、自分と向き合ういい機会にもなるのです。

お墓参りをするタイミングは年に何度かあります。
ひとつは「命日」です。命日は故人が亡くなった日のことで、亡くなった月と日付が同じ「祥月命日(しょうつきめいにち)」と、毎月くる亡くなった日付の「月命日(つきめいにち)」があります。
他には地域によって7月中旬と8月中旬に時期は分かれますが「お盆」です。お盆には故人が年に1度帰ってくるとされています。お盆になる前にはお墓参りをしてお墓の掃除をしておきましょう。
他には、春と秋の2回ある「お彼岸」です。お彼岸は「彼岸会(ひがんえ)」といい、故人の霊魂が無事に彼岸に行き安楽に過ごせるようにするための行事です。秋のお彼岸は秋分の日の前後7日間で、春のお彼岸は春分の日を中心に前3日、後3日となります。

2. 里山型樹木葬のお墓参り

樹木葬は大きく分けて、里山型と公園型の2種類があります。
里山型樹木葬は市街地から離れた山や森などの里山の中に、墓地として定められた区画に樹木を植えて遺骨を埋葬する方法です。

里山型の樹木葬でお墓参りをする場合は、事前に管理者にお墓参りの日時を連絡し、確認を取るようにしましょう。里山はとても広く整備も必要なため、それぞれが自由に行ってしまうと対応ができなくなります。また送迎などの必要も出てくるためです。
お墓参りの当日は、天候や時間にも配慮が必要です。山道を上っていくことが多いため、天候が悪いと道が滑りやすくなったりして危険です。その上暗くなると山道は危険なので、時間もできれば午前中から遅くとも15時くらいまでにはすませるようにします。服装は歩きやすく汚れてもいいものにし、靴はスニーカーや登山靴が望ましいでしょう。山道を歩きますから水分補給はしっかりして、疲れたら休憩を取るようにします。

里山型の樹木葬の場合、一般的なお墓参りですることができないことが多いので要注意です。一般的なお墓参りだとお線香やろうそくなどを使用しますが、里山では火気は厳禁です。ライターやマッチなどを使ってしまうと山火事の危険があるからです。また、お花をお供えする場合も、花瓶などは使用できません。持ってきたお花は直接土の上に置くことになります。

3. 公園型樹木葬のお墓参り

公園型の樹木葬は、霊園や寺院の中に樹木や草花が植えられた区画に遺骨を埋葬する形です。比較的都心にあってアクセスもしやすいので便利です。
霊園などによっても異なりますが、基本的に霊園の開いている時間なら自由にお墓参りができます。
一般的なお墓のように焼香台や献花台が設けられているところもあり、お線香などの火を使えるところも多いようです。ただお供え物は置けないこともありますので、事前に確認しておくといいでしょう。
合祀の場合、シンボルツリーに手を合わせて供養します。個別にプレートなどが取り付けられていれば、プレートに向かって手を合わせることができます。
寺院や霊園によっては、年に一度合同供養が行われ、お経を読んでくれるところもありますので、参加されるといいでしょう。

樹木葬は墓地や霊園によってルールやマナーは様々ですので、お墓を購入する場合は事前に見学して、お墓参りの仕方についても確認しておくようにしましょう。
お墓参りは決まったときにしか行けないものではありません。故人と向き合って話をしたいとき、故人に会いたいと思ったときなど、何度でも行って手を合わせることをおすすめします。