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未来のお墓研究所

投稿日:2021.06.16
更新日:2023.07.06

お墓

 

樹木葬

 

樹木葬の費用相場はどれくらい?
内訳や種類ごとの費用も解説

従来のお墓とは異なる新しい供養の形である樹木葬。近年、「自然へ還る」という考え方からも樹木葬を希望する方が増加しています。しかし、通常のお墓と比べ、馴染みのない樹木葬の費用面が気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、樹木葬の費用相場や内訳などを解説します。



1. 樹木葬の埋葬方法別の費用相場

樹木葬の埋葬方法別の費用相場

樹木葬の場合、墓石を購入する必要がないため、新たにお墓を建てるよりも大幅に費用を抑えられます。墓石・土地を購入して新たにお墓を建てる場合は、一般的に150万円~300万円程度費用がかかると言われています。また一般墓の場合はこれに加え維持費も必要です。

埋葬方法や埋葬場所の立地などによって値段に差はありますが、樹木葬の場合は高くても80万円程度。一般墓に比べると費用を抑えられるケースがほとんどです。

合祀型

複数の遺骨を同じ区画に埋葬する方法です。骨壷から取り出した遺骨、または専用の布袋に移した遺骨を埋葬します。永代供養料や管理費がかからないため、もっとも費用を安く抑えられる埋葬方法です。

個別型

一人ひとりに設けられた区画に埋葬する方法です。合祀型の埋葬方法に加え、骨壷のまま埋葬する方法や、遺骨をパウダー状にして専用の容器に移し替えて埋葬する方法があります。一定期間が経過すると、合祀スペースへ改装されるケースがほとんどです。

家族型

家族や友人専用の区画に埋葬する方法です。ほかの埋葬方法と同様、一定期間が経過すると合祀スペースへ改装されるケースがほとんどです。

2. 樹木葬にかかる費用の内訳

樹木葬にかかる費用の内訳

樹木葬を新たに申し込む場合、必要なのは「霊園使用料」「埋葬料」「彫刻料(銘板料)」「管理費」の4つです。

一般墓の場合、墓石とは別に土地を永続的に使用する権利として、100万円以上の永代使用料を払う必要があります。しかし、1代のみの埋葬が基本の樹木葬では、永代使用料は必要がない場合が多いようです。

霊園使用料

霊園使用料とは土地や区画を使用するための費用で、樹木葬の種類によって異なります。合祀型樹木葬は5万円〜20万円、個別型樹木葬は15万円〜60万円、家族型樹木葬は20万円〜80万円が使用料の相場です。

埋葬料

遺骨を埋葬する際に必要な費用で、霊園使用料に含まれている場合もあります。家族など複数名で樹木葬を利用する場合、埋葬のたびに費用が発生することもあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

彫刻料(銘板料)

名前を残す墓誌がない樹木葬では、故人の名前や「○○家」と刻んだ銘板(ネームプレート)を貼付するケースがほとんどです。銘板の有無をオプションで選べる樹木葬もあります。

管理費

霊園の設備管理維持に必要な費用です。霊園使用料に含まれていて、管理費が発生しない場合もあります。埋葬される方が生前に申し込んだ場合、管理費が発生するケースがあります。

3. 樹木葬の費用を安く抑えるための検討項目

樹木葬の費用を安く抑えるための検討項目

樹木葬の費用に影響を与えやすい項目をご紹介します。できるだけ費用を安く抑えたい方は、事前にこれらの項目について検討しておきましょう。

樹木葬のタイプ

樹木葬の費用は埋葬場所によって大きく変わります。埋葬場所は主に2つで、墓地の許可を受けた山林に埋葬する「里山型」と、寺院や墓地の樹木葬専用エリアに埋葬する「都市型」があります。「都市型」に比べ、郊外に設置される「里山型」は費用が安い傾向です。

埋葬場所の管理団体

どの団体が霊園を管理しているかも費用に影響します。霊園を管理しているのは、主に「公営霊園」「民間霊園」「寺院霊園」のいずれかの団体です。費用は、公営→民間→寺院の順に高くなる傾向です。自治体が運営する公営霊園の場合、埋葬料が15万円〜20万円程度ともっとも安価ですが、現状、公営霊園の樹木葬は多くありません。

埋葬の種類

ほかの方と一緒に遺骨を埋葬する「合祀埋葬」がもっとも安く、5万円〜20万円程度です。一人ひとりに区画のある「個別埋葬」、家族専用の区画に埋葬する「家族埋葬」の順に費用が高くなる傾向です。

埋葬する人数

樹木葬は、一般墓のように一つの墓石・一つの区画を家族専用で使用し、そこに家族全員を埋葬するものではありません。家族や友人同士で利用する場合、埋葬するたびに埋葬料が発生します。つまり、申し込み人数によって費用が大きく変わることを押さえておきましょう。

バリエーション

通常、樹木葬に墓誌はありませんが、故人の名前を記載する彫刻やネームプレートがオプションで用意されている場合もあります。また、琉球ガラスや九谷焼を用いた骨壷、花壇や桜の木の下に埋葬する樹木葬など、近年はバリエーションが豊富です。重視したいポイント・気にならないポイントを、あらかじめ決めておくとよいでしょう。

個別納骨の期間

個別型樹木葬の場合、個別安置期間は管理費がかかり、合祀されてからは管理費がかからないケースがほとんどです。費用を安く抑えたい場合、個別安置期間を短く設定する方法もあります。



4. 樹木葬の費用を安く抑える上での注意ポイント

樹木葬の費用を安く抑える上での注意ポイント

「できるだけ費用を安く」という点だけで樹木葬を選んでしまうと、納得いく供養ができず後悔してしまうことも。必ず現地を見学し、費用の説明をしっかり受けた上で判断しましょう。

現地見学する

費用の安さだけで選ぶと、交通の便が悪くアクセスしづらい立地にある可能性があります。また、イメージと異なる雰囲気の霊園や埋葬場所を選んでしまうと、気持ちよくお参りができずモヤモヤを引きずってしまうことも。納得いく供養ができるよう、必ず現地を見学して交通アクセスや霊園の雰囲気を確認しましょう。

費用を比較検討する

樹木葬にかかる「霊園使用料」「埋葬料」「彫刻料(銘板料)」「管理費」などは、霊園や寺院によって大きく異なります。また、基本料に含まれるケースやオプション費用がかかる場合もありますので、複数の場所やプランを比較検討して選びましょう。

5. 樹木葬の費用を理解して納得のいく埋葬を

樹木葬の費用を理解して納得のいく埋葬を

近年、人気の埋葬方法として注目されている樹木葬。樹木葬の費用は高くても80万円程度と、一般墓と比較するとかなり安価です。埋葬方法や利用人数など、選び方によって大きく費用が異なりますので、霊園や石材店でしっかり確認しましょう。

松戸家では、専属ガーデナーが手がけた花壇で眠る樹木葬「フラワージュ(永代供養墓)」をご用意しています。永代供養墓なの継承者の心配はなく、管理料等の追加料金もかかりません。残された方に負担をかけたくないという方や、大切な方をしっかりと供養したいという方にとても好評です。