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樹木葬とどう違う?お花がいっぱいの墓地
~ガーデニング墓地、テラス墓地、花壇墓地とは?~

樹木葬とどう違う?お花がいっぱいの墓地

近年お墓に関する意識の変化に比例して、様々な形の墓地が増えています。特に樹木葬はここ数年需要が高まっている墓地の形態ですが、一方で新たな墓地の形も増えています。今回は、樹木葬とよく間違われやすい「ガーデニング墓地」「テラス墓地」「花壇墓地」について紹介します。とはいえ、樹木葬もガーデニング墓地も正式な定義があるわけではないため、ここでは一般的な内容になります。

1. ガーデニング墓地とは?

樹木葬とは、山の中に遺骨を埋葬しその上に樹木を植えるという、古くから存在した埋葬方法です。その後、霊園の敷地の一角に樹木を植えてそれを墓標として周囲に埋葬するような形が増えてきました。遺骨の埋葬方法は必ずしも合祀ばかりとは限らず、個別に遺骨を骨壺に入れる場合もありますが、基本的には最終的に合祀されます。

一方ガーデニング墓地とは、お墓そのものは従来の墓石型のままで、遺骨は納骨室に収め、その周辺を美しい花や低い植栽で飾ります。墓石は個人もしくは家族単位にあるため、一般のお墓と同様です。お墓の周りには囲いが設置されることが多く、区画がはっきりしています。

2. ガーデニング墓地のメリットとデメリット

ガーデニング墓地にはさまざまなメリットがあります。
そのひとつが、お花に囲まれているのでとてもきれいで、霊園全体も色とりどりのお花が植えられている場合が多いため、全体的に明るいイメージになります。そのため公園のような雰囲気でお墓参りも楽しくなります。
また、都心近くに建てられている場合が多いため、お墓参りがしやすいのもメリットのひとつです。都心から離れている場合でも、送迎バスがあったり、広い駐車場があったりとアクセスがしやすくなっています。
さらに宗教や宗派にこだわらない場合が多く、誰でも利用でき、家族の中で宗教が異なる人同士でも一緒に埋葬されることができます。

周り植えたお花の維持費や管理などで、一般のお墓よりも高い傾向にあります。
霊園によってはガーデニングのメンテナンスを自分でやらなくてはならない場合があり、その場合はガーデニングの手入れをする手間と時間がかかります。もし霊園にガーデニングの知識のある人がいない場合は、購入した時はきれいな墓地でも、後々手入れが行き届かずに荒廃してしまう場合があるので要注意です。

3. テラス墓地

テラス墓地とは、基礎部分を腰よりも少し低い位置に作り、その上に墓石を立てたものです。基礎部分をレンガで作り、お墓の周囲に花壇を作ってお花でいっぱいにしたものもあります。
テラス墓地は地面から一定の高さがあるため、腰をかがめてお参りすることがなく、車いすでもすぐ近くまで近づくこともでき、近年人気が出ています。

4. 花壇墓地

花壇墓地とは、お墓の外柵の周りにプランターを置き自由にお花を植えたり、植栽を植えたりして花壇のようにしたお墓のことです。季節の花々や故人の好きだったお花を植えて思い思いに飾ることができるため、花好きな人には特に人気が高まっています。また花壇部分は大きめの玉砂利を敷いて物置台にすることもできます。
基本的には一般のお墓と同様に墓石を立て、その下のカロート(納骨棺)に遺骨を埋葬する形です。
花壇の手入れは自分たちで行う場合と、霊園の管理者が行う場合があります。

基本的に樹木葬は他人と一緒に遺骨を埋葬するのに対し、今回紹介したガーデニング墓地、テラス墓地、花壇墓地は、お墓は個人もしくは家族単位です。そのためどちらかというと一般墓の新しい形態と言えるでしょう。いづれも霊園によって内容は異なってきますので、実際に見学に行って、費用面や管理方法など詳しく聞くことをおすすめします。