松戸家

  • 0120-980-015
  • 0120-980-015
  • 営業時間:9:00~12:00・12:50~17:00
    ※定休日:火曜日
  • 営業時間:9:00~12:00・
    12:50~17:00
    ※定休日:火曜日

未来のお墓研究所未来のお墓研究所

未来のお墓研究所

2026.1.30

供養

直葬とは?費用や流れ、メリット・デメリットを解説

直葬とは?費用や流れ、メリット・デメリットを解説

近年、「直葬」や「火葬式」という言葉を見聞きする機会が増えています。この記事では、直葬とはどのような葬儀なのかを整理し、流れや費用相場、メリット・デメリット、向いている人・向いていない人について解説します。直葬を検討する際の判断材料として、参考にしてください。

直葬とは何か|一般葬・家族葬との違い

直葬とは何か|一般葬・家族葬との違い

直葬とは、通夜や告別式などの儀式を行わず、火葬のみで故人を見送る葬儀形式です。「火葬式」と呼ばれることもあり、近親者だけで火葬場に集まり、短時間のお別れをして火葬を行うのが一般的な流れになります。

一般葬や家族葬との大きな違いは、通夜・告別式といったセレモニーを行うかどうかです。一般葬は参列者を広く招き、家族葬は参列者を限定しつつ儀式を行います。一方、直葬は儀式を省略し、火葬に特化している点が特徴です。

直葬=「供養しない」ではない

直葬=「供養しない」ではない

直葬は、通夜や告別式を行わず火葬のみを行う葬儀形式ですが、「供養をしない」という意味ではありません。あくまで葬儀の進め方の一つであり、供養をどう行うかは家族の考え方によって選べます。

直葬を選んだ場合でも、火葬後に法要を行ったり、後日あらためて供養の場を設けたりすることは可能です。四十九日や一周忌に合わせて法要を行うケースも多く見られます。

また、直葬であっても戒名を授かったり、納骨を後日行ったりすることは珍しくありません。葬儀の形式と、その後の供養や納骨は切り離して考えられるため、直葬を選んだからといって供養の機会が失われるわけではない点は理解しておきたいところです。

直葬を選ぶ人が増えている理由

直葬を選ぶ人が増えている理由

近年、直葬を選ぶ人が増えている背景には、葬儀そのもののあり方が変化してきたことがあります。従来のように通夜や告別式を必ず行うのではなく、必要な範囲で簡素に執り行う葬儀を選択する人が増えてきました。

その理由の一つが、葬儀にかかる費用負担です。一般的な葬儀は高額になりやすく、遺族にとって大きな負担になることもあります。できるだけ費用を抑え、無理のない形で見送りたいというニーズが、直葬を選ぶ動きにつながっています。

また、高齢化や単身世帯の増加も背景として挙げられます。参列者が少ない場合や、身内だけで見送りたいと考える家庭では、規模の大きな葬儀を行う必要性を感じにくいケースもあります。

加えて、故人や家族の価値観の変化も影響しています。形式や慣習よりも、負担をかけず静かに見送ることを重視する考え方が広がり、直葬を一つの選択肢として検討する人が増えているのが現状です。

直葬の流れと当日の進み方

直葬の流れと当日の進み方

直葬は儀式を省略する葬儀形式ですが、必要な手続きや段取りがなくなるわけではありません。全体の流れを把握しておくことで、慌てずに対応しやすくなります。

ご逝去後から火葬までの流れ

搬送・安置
ご逝去後は、まず葬儀社へ連絡し、故人を安置場所へ搬送します。法律により、亡くなってから24時間以内は火葬できないため、直葬であっても安置期間が必要です。安置場所は、自宅や葬儀社の安置施設などから状況に応じて選びます。搬送は葬儀社に依頼するのが一般的です。

葬儀社との打ち合わせ
直葬も、他の葬儀と同様に葬儀社へ依頼するのが通例です。納棺の際に家族で身支度を行うか、納棺士に依頼するか、読経や簡単な儀式を行うかどうか、遺影や衣装の用意、参列者の範囲などを打ち合わせます。直葬であっても、希望に応じて内容を調整できる点は押さえておきたいところです。

必要書類の手配
安置と並行して、死亡届の提出や火葬許可証の取得といった手続きを行います。これらの書類手配は、葬儀社が代行するケースも多く、遺族の負担を軽減できます。

火葬日時の調整
安置期間中に、火葬場の空き状況を確認し、火葬日時を決定します。地域や時期によっては希望通りの日程が取れないこともあるため、早めに調整しておくことが重要です。

火葬当日の流れ

火葬場到着後
棺の前で花を手向けるなどして短時間のお別れを行います。お別れの時間は限られており、数分から十数分程度となるのが一般的です。立ち会いの可否や参列できる人数は火葬場ごとに異なるため、事前に確認しておくと安心です。

待機
お別れが終わると火葬が始まり、遺族は待合室などで待機します。火葬にかかる時間はおおむね1時間から2時間程度です。火葬場によっては、待機中に軽食をとれる場合もあります。

火葬終了後
火葬終了後は収骨を行い、遺骨を骨壷に納めます。その後、埋葬許可証を受け取り、当日の流れは終了です。直葬の場合、このまま解散となるケースが多く見られます。

直葬にかかる費用相場

直葬にかかる費用相場

直葬は、一般葬や家族葬と比べて、葬儀費用を大きく抑えやすい葬儀形式です。

葬儀形式ごとの費用目安は、以下のようなイメージになります。

・直葬(火葬式):20万円〜40万円前後
・家族葬:50万円〜100万円前後
・一般葬:100万円以上

ただし、火葬場の利用料金は地域や運営主体によって異なり、公営火葬場か民営火葬場かによっても金額に差が出ます。火葬までの安置日数が長くなると、安置費用やドライアイス代が加算される点にも注意が必要です。

また、僧侶を呼んで読経を行う場合や、戒名を授かる場合は、お布施や戒名料が別途かかります。

直葬は費用を抑えやすい一方で、内容や条件によって金額に幅が出ます。後悔を防ぐためにも、事前に見積もりを確認し、どこまでの費用が含まれているのかを把握しておくことが大切です。

直葬のメリット・デメリット

直葬のメリット・デメリット

直葬には、負担を軽減できる点がある一方で、注意しておきたい点もあります。メリットとデメリットを整理して確認しておきましょう。

直葬のメリット

・通夜や告別式を行わないため、式場使用料や会食費などがかからず、葬儀費用を抑えやすい
・準備や段取りが比較的シンプルで、短期間で進めやすく、遺族の時間的・精神的負担が少ない
・参列者を招かないケースが多く、受付や挨拶、返礼品対応などに追われる心配がほとんどない
・近親者のみで執り行うため、周囲に気を遣わず、静かな環境で故人と向き合える

直葬のデメリット

・通夜や告別式がないため、火葬前の限られた時間でしかお別れができず、物足りなさを感じることがある
・葬儀の考え方は人それぞれ異なり、親族や周囲から十分な理解を得る必要がある
・菩提寺がある場合、直葬の進め方によっては納骨を断られることもあり、事前の相談や確認が欠かせない
・葬儀に参列できなかった友人・知人が後日弔問に訪れ、結果的に対応の負担が増える可能性がある

直葬が向いている人・向いていない人

直葬が向いている人・向いていない人

直葬は、すべての人に適した葬儀形式というわけではありません。ここでは、どのような場合に直葬が向いているのか、また慎重に検討したほうがよいケースについて整理します。

直葬が向いているケース

・通夜や告別式といった形式よりも、シンプルな見送りを望んでいる
・参列者が少なく、身内中心で静かに執り行いたいと考えている
・葬儀費用や準備にかかる負担をできるだけ抑えたい
・火葬後に、あらためて法要や供養の場を設ける予定がある
・菩提寺との付き合いがなく、葬儀形式に大きな制約がない
・直葬という選択について、家族間で大きな迷いや不安がない

直葬が向いていないケース

・通夜や告別式など、十分なお別れの時間や儀式を大切にしたい
・直葬に対して少しでも迷いや引っかかりを感じている
・菩提寺があり、従来の葬儀や供養の形が前提となっている
・親族や関係者の理解を得にくく、トラブルが想定される状況にある

直葬は、費用や負担を抑えやすい一方で、気持ちや人間関係への影響も考慮する必要があります。少しでも不安がある場合は、他の葬儀形式も含めて検討することが、後悔を防ぐことにつながります。

直葬を選ぶ前に知っておきたいポイント

直葬を選ぶ前に知っておきたいポイント

直葬を選んだからといって、供養ができないわけではありません。火葬後に法要を行ったり、後日あらためて供養の場を設けたりすることも可能です。ただし、葬儀に対する考え方や人間関係によっては、慎重な判断が求められます。

大切なのは、費用面だけで決めるのではなく、故人や家族の気持ち、周囲との関係性を踏まえて検討することです。直葬が自分たちに合った選択かどうかを見極め、後悔のない形で見送り方を選ぶようにしましょう。