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2025.12.23

供養

位牌の処分の仕方とは?費用やお寺・業者への依頼方法など解説

位牌の処分の仕方とは?費用やお寺・業者への依頼方法など解説

近年、住宅事情の変化や核家族化により、仏壇を自宅に置かない、あるいは小型化するご家庭が増えています。それにともなって位牌の管理や継承が難しくなり、「いつ、どのように位牌を処分すればよいのか」と悩まれる方も少なくありません。
この記事では、位牌を処分するタイミングや方法、宗派による違い、依頼先の選択肢や費用相場を紹介します。ご自身やご家族にとって無理のない方法を選ぶための参考にしてください。

位牌を処分するタイミング

位牌を処分するタイミング

長い年月の中で位牌の管理が難しくなったり、法要の区切りを迎えたりと、処分を検討すべき場面が訪れることもあります。ここでは、多くのご家庭で位牌の処分を考えるきっかけとなる代表的なタイミングをご紹介します。

弔い上げ(三十三回忌・五十回忌)を迎えたとき

故人一人に対して行ってきた年忌法要を、三十三回忌・五十回忌で締めくくることを「弔い上げ」といいます。これを一区切りとして、位牌をまとめたり、処分したりするご家庭が多くあります。

何代にもわたって位牌が増えている場合は「繰り出し位牌」にまとめるという方法もあります。繰り出し位牌とは、複数の位牌を一つにまとめるための位牌で、先祖代々の戒名を一冊の板状の位牌に収められるものです。位牌の数が増えたときに、仏壇をすっきりと整理できる方法として用いられます。

位牌の管理が難しくなったとき(承継者不在・高齢など)

仏壇を継ぐ人がいない、あるいは高齢で管理が困難になるなど、物理的・精神的に維持が難しくなる場合、位牌の処分を検討するタイミングとなります。

位牌が破損・変色したとき(作り替えのタイミング)

長い年月を経た位牌は、傷や変色が生じることがあります。この場合、新しい位牌に作り替えると同時に、古い位牌を処分する流れが一般的です。作り替えの際は、古い位牌に対して魂抜き(閉眼供養)、新しい位牌に魂入れ(開眼供養)を行います。

引っ越しや住環境の変化で仏壇を置けなくなったとき

住宅事情の変化により、仏壇や位牌を置くスペースが確保できなくなることもあります。近年はマンション住まいの増加に伴い、コンパクト仏壇や永代供養に切り替える事例も増えています。生活環境の変化に合わせて判断するとよいでしょう。

白木位牌は“四十九日後”が処分の基準

葬儀で使用する白木位牌(仮位牌)は、四十九日法要までの間に故人の霊をお祀りするためのものです。四十九日を迎えたあと、本位牌へ切り替えるタイミングで処分するのが一般的です。

白木位牌を処分する際も、菩提寺にて魂抜きを行い、お焚き上げをするのが一般的です。菩提寺にて法要をお願いする際に、一緒に白木位牌から本位牌への魂抜き、魂入れをお願いするとよいでしょう。

浄土真宗の位牌の扱い

浄土真宗の位牌の扱い

浄土真宗では、故人は亡くなった瞬間に阿弥陀如来のもとで成仏すると考えられています。そのため、故人の魂が位牌に宿るという前提がなく、正式には本位牌を作らない宗派が多いのが特徴です。

浄土真宗で位牌を処分するのは通常四十九日の白木位牌だけで、四十九日後に役目を終え、その時点で処分するケースが一般的です。また、浄土真宗では位牌の代わりに「過去帳」を仏壇に祀ることが本式の形とされています。

ただ浄土真宗であっても家族の意向で本位牌を作る場合もありますが、その際は菩提寺に相談しながら進めると安心です。

位牌の処分方法・処分の流れ

位牌の処分方法・処分の流れ

位牌を処分するときは、いきなり捨ててしまうのではなく、「魂抜き(閉眼供養)」→「位牌そのものの処分」 という流れで進めるのが一般的です。ここでは、おおまかな手順と、選べる方法をご紹介します。

①菩提寺・寺院に「魂抜き(閉眼供養)」をお願いする

まずは、位牌に宿っていると考えられている故人の御霊をお送りするために、菩提寺やお世話になっている寺院に「魂抜き(閉眼供養)」を依頼します。

菩提寺が遠方にある、あるいは、そもそもどこか分からない場合は、近所の寺院に事情を説明し、相談してみると対応してもらえることがあります。

読経をともなう法要を行うかどうかは必ずしも決まりではなく、家族の考え方や負担感に合わせて、無理のない形を選んでかまいません。

②魂抜き後の位牌を処分する

魂抜きが終わった位牌は、「物」として扱われるようになります。もっとも一般的なのは、そのまま寺院でお焚き上げをしてもらう方法です。

ただし、近年は環境への配慮から、屋外でのお焚き上げを行わない寺院も増えています。その場合は、位牌のみ寺院で預かって処分してもらうか、葬儀社・仏壇仏具店・お焚き上げ業者・遺品整理業者などに依頼する方法もあります。

いずれの方法を選ぶにしても、「魂抜きを済ませた位牌を、どこで・どのように処分してもらえるのか」を事前に確認しておくと安心です。

③一般ごみとして捨てることはできる?

法律上は、魂抜きを終えた位牌を一般の可燃ごみとして捨てても問題はありません。材質も木製であることが多く、多くの自治体で「燃えるごみ」に分類されます。

とはいえ、長いあいだ手を合わせてきた位牌をそのままごみとして出すことに、抵抗を感じる方も少なくありません。ご家族の気持ちや、親族の理解も含めて慎重に話し合い、寺院や専門業者への依頼も含めて、納得できる方法を選ぶとよいでしょう。

位牌の処分にかかる費用相場

位牌の処分にかかる費用相場

位牌の処分には、魂抜き(閉眼供養)にかかる費用と、位牌そのものの処分費用の二つがあります。相場は依頼先や地域によって幅がありますが、目安を把握しておくと、事前の準備や相談がスムーズです。

魂抜き(閉眼供養)の費用相場

魂抜き(閉眼供養)を寺院へ依頼する際には、お布施が必要です。金額に決まりはありませんが、一般的には1万円から3万円程度が目安とされています。金額に迷う場合は、包み方を含めて寺院へ直接相談しても差し支えありません。

遠方に菩提寺がある場合や、読経を希望する場合は、僧侶派遣サービスを利用するという方法もあります。

位牌の処分の費用相場

魂抜きが済んだ位牌を実際に処分する場合、依頼先によって料金は異なります。以下はおおまかな目安です。

【位牌そのものの処分費用の相場】

依頼先 料金相場の目安
寺院 1万円程度
葬儀社 数千円〜1万円程度
仏壇仏具店 数千円〜1万円程度
お焚き上げ業者 3千円〜1万円程度
遺品整理業者 5千円〜1万円程度

上記はあくまでも目安であり、位牌の大きさ・材質・配送の有無などによって費用が変わる場合があります。事前に見積もりを取り、内容や追加料金の有無を確認しておくと安心です。

また、寺院と提携して魂抜きとお焚き上げをセットで依頼できる業者もありますので、条件に合う方法を選ぶとよいでしょう。

位牌の処分は、家族が納得できる方法を選びましょう

位牌の処分は、家族が納得できる方法を選びましょう

弔い上げや管理の難しさ、住まいの変化など、さまざまな理由で位牌の処分を考える場面は訪れますが、迷いがあるときは菩提寺や寺院、葬儀社、信頼できる人に相談することも一つの方法です。

位牌の処分は、故人を大切に思う気持ちがあるからこそ悩むものです。家族が納得できる形で、ゆっくりと進めていきましょう。心の区切りとして選ぶ処分の方法は、どれも尊い供養です。