芝生墓地(芝生埋蔵施設)
一般的には、芝生墓地と呼ばれる墓地で、墓地の周りを囲む外柵は建てられず、芝生に石碑だけが設置されている墓地です。カロート(納骨室)は予め設置されていますが、その上の墓石は、別途石材店と契約をして設置します。また景観の統一を図るため、墓碑の大きさに制限を設けられています。区画の広さは、4.0㎡となります。
芝生墓地の注意事項
- ①全ての区画は返還墓地
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現在募集されている都立霊園の一般墓地は全てが再貸付の区画になります。再貸付とは墓所が不要となったために、前の使用者が更地に戻して東京都に返還した区画になります。返還された区画が広い区画だった場合に、その区画を分割することもあるため、敷地は間口よりも奥行の方が広い区画が多い傾向にあります。
- ①全ての区画は返還墓地
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芝生墓地も一般墓地と同様、全てが再貸付の区画(墓所が不要となったために、前の使用者が更地に戻して東京都に返還した区画)になります。
- ②墓碑の設置
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墓碑の設置は義務ではありませんが、墓碑を設置する場合には使用者の負担となります。石材店に設置を依頼しましょう。
- ③墓碑の高さ制限
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墓碑を設置する場合、カロート(納骨室)の蓋から高さ60cm以内などの制限があります。詳しくは石材店にお尋ね下さい。
- ④線香立てについて
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冬場の乾燥する時期になると、お線香の火が芝生に燃え移り、火災が発生することがあります。線香立てを設置する場合には、お線香を寝かせて使用するものにするなど、火災予防に配慮する必要があります。
- ⑤家名の刻字
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墓碑に家名を彫刻する場合には、原則として使用者の1家名を彫刻します。家名以外の文字を彫りたい場合や、2家名彫りたい場合については、事前に各霊園の許可が必要です。(必ずしも許可が下りるとは限りません)
- ⑥墓所内の植栽等の禁止
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一般墓地と違い、墓所内に生垣、盛土、仕切り、植樹等をすることは一切できません。また、卒塔婆立てを設置したり、外柵を設置したりすることもできません。
- ⑦墓所工事
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墓所内の墓石工事等をする場合は、事前に各霊園管理事務所へ連絡する必要があります。