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2020.9.25

供養

いまさら聞けない仏壇の置き方、お参り方法

いまさら聞けない仏壇の置き方、お参り方法

近年、核家族化や生活様式の変化に伴い、自宅に仏壇のない家が増えてきました。特に若い人の中には、仏壇のお供えのルールやお参りの仕方がわからないという人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、仏壇とはどんな意味を持つものなのか、仏具の置き方やお参りの仕方などご紹介いたします。

1. 仏壇とは

現在仏壇は、亡くなった親族やご先祖を祀り交流する場と解釈されるのが一般的です。しかしながら本来の仏壇の意味は、仏様を祀る壇のことを指すもので、自宅にある仏壇だけを指すものではありません。菩提寺にある仏様のご本尊を祀る壇も仏壇なのです。それを誰でも自宅で仏様を祀ることができるようにお寺の代わりとして作られたのが、自宅にある仏壇です。

仏壇が生まれたのは今から1300年くらいも前のことで、当時は位の高い人だけのものでした。鎌倉時代になると中国から位牌が伝わり、室町時代に一般の仏教信者に仏壇が広まりました。その後、江戸時代に寺請制度と呼ばれる、すべての民衆が寺院に属し仏教徒であることを証明する制度が定められたことから、一般の人々に仏壇が広まりました。

仏壇を置くことにはさまざまな意味があります。ひとつは、亡くなった家族を思い出し供養する場です。毎日仏壇に向かい手を合わせながら日々の報告をしたり対話をしたりする人も多いでしょう。そうして故人を身近に感じながら暮らすことで、悲しみを乗り越えていくことができるのです。

また、ご先祖様がいることで今の自分の存在があるということに感謝し、命の大切さを感じることができます。
そんな親の姿を日々見ることで、子どもにも命の大切さや家族の繋がりを伝えることができます。

2. 仏壇の置き方・方角

以前は自宅に仏間があった家も多かったのですが、近年は和室のない家も増えており、仏壇をどこに置けばいいのかわからない人も多いのではないでしょうか?その場合は、落ち着いて礼拝ができ、家族がよく集まるリビングや居間などがおすすめです。ただ、仏壇は木製のため痛まないように、直射日光を避け、エアコンの風が直接当たらない場所におくようにしましょう。また、熱を持った電化製品の上や、テレビやオーディオなどの音の振動が伝わるものの上に置くのは避けた方がいいでしょう。もし部屋に神棚がある場合は、片方を拝むときに、もう片方にお尻を向けないように、仏壇と神棚が向かい合わせにならないように配置します。

方角に関しては、仏教では十方どの方角にも仏様はいるとされているので、基本的にはどの方角においても問題はありません。しかし、昔から仏壇を置く方角については諸説あります。

ひとつは、仏壇を南に向け、北を背に設置する南面北座説(なんめんほくざせつ)です。仏壇に直射日光が当たらず、風通しもよいため、仏壇に最適な設置場所となります。もうひとつは、本山中心説で、仏壇に向かって拝むとき、拝む延長線上に信仰する宗派の総本山がくるように置く方法です。他には極楽浄土を指す西方浄土の方角に向かって拝めるように、仏壇を東に向ける西方浄土説があります。

方角や位置以外で注意したいのが、仏壇を設置した際のご本尊の高さです。座ってお参りする場合は、ご本尊が胸の高さより上になるように設置します。また、立ってお参りする場合はご本尊が胸の高さよりも上に来るようにし、ご本尊を見下ろしてお参りしないよう注意しましょう。

3. 仏壇のお参り

礼拝をするときは、仏壇に仏具を飾ります。これを「荘厳(しょうごん)する」といいます。正式な仏語の飾り方は「五具足」で、花立一対、ロウソクを立てる燭台一対、線香を立てる香炉が基本です。最近では小さな仏壇も増えていますので、置ききれない場合は、花立、燭台、香炉の3具足でも大丈夫です。

宗派によって手順や作法が異なりますが、ここでは一般的なお参りの手順を紹介します。
最初に、仏壇の前に正座し数珠があれば手にかけご本尊に一礼します。次に、お供え物を仏壇の前に供えます。この時、お参りする人が文字などを読める向きに置くように注意しましょう。仏飯やお水・お茶もお供えしますが、浄土真宗では仏飯のみお供えします。仏飯をお供えする場合は、遺影やご位牌の前に置かず、ご本尊の前に置くようにします。
ロウソクに火をともし、その火で線香に火をともし香炉に立てたらりんを2回打って鳴らし合掌します。お経を唱えない場合はロウソクの火を手であおいで消し、再び一礼してから下がります。
線香の本数や立て方は宗派によって異なるので注意しましょう。

 

仏壇も最近では、マンションやおしゃれなインテリアに合うデザインのものも増えてきました。
サイズもコンパクトで、普段は仏壇とわからないものもあります。仏壇を持つ、持たないも自由ですし、一度いろいろと探してみて、自分たちの生活に合わせた供養の形を選んでみるといいのではないでしょうか?