松戸家

  • 0120-980-015
  • 0120-980-015
  • 営業時間:9:00~17:00 ※定休日:火曜日
  • 営業時間:9:00~17:00
    ※定休日:火曜日

未来のお墓研究所未来のお墓研究所

未来のお墓研究所

2024.11.22

供養

お悔やみをメールやLINEで伝えるポイント。ビジネスでも使える文例を紹介

お悔やみをメールやLINEで伝えるポイント。ビジネスでも使える文例を紹介

メールやLINEなどのコミュニケーションツールが浸透している現在。そういったツールでお悔やみを伝えてもいいのか悩まれる方も多いのではないでしょうか。今回は、メールやLINEで送っても良いかどうかの判断基準や、文章を作成する際のポイントを解説します。また、相手との間柄別の文例をご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

お悔やみをメールやLINEでも送っても良い?

お悔やみをメールやLINEでも送っても良い?

お悔やみを伝えるのは、対面もしくは電話が望ましいとされています。ただし、近年はメールやLINEなどのコミュニケーションツールが浸透していることもあり、場合によってはメールやLINEでお悔やみを伝えることも可能です。

では、どのような場合にメールやLINEでお悔やみを伝えられるのでしょうか?

まずは、メールやLINEで訃報を受けた場合。その場合は、返信としてお悔やみの言葉を伝えるのは自然な流れだからです。ただし、相手が落ち着いたタイミングで、改めて口頭で哀悼の意を伝えるようにしましょう。

あとは、同僚や友人などの親しい間柄であれば、メールやLINEを送ってもマナー違反にならないでしょう。ただし、送って終わりにせず、改めて口頭で哀悼の意を伝えることは忘れてはいけません。

上司や目上の方の中には、礼儀を重んじる方もいるでしょう。そのような相手には、電話で直接お悔やみを伝えるのが望ましいです。

お悔やみの文章を作る際のポイント

お悔やみの文章を作る際のポイント

お悔やみの文章は、長々と書かずに短く簡潔に伝えるのがポイントです。文章力に自信がない方は、作った文章を周囲の人に確認してもらってから送りましょう。

タイトルは短く簡潔に

メールのタイトルは「〇〇(名前)です このたびはご愁傷様です」など、差出人と要件を記載します。タイトルに長々と弔意を記載すると、迷惑メールと間違われて開封されない恐れがあります。差出人や要件がタイトルに記載してあることで、相手も安心して開封できるでしょう。

文章は短くていねいに

本文もタイトルと同様に簡潔を心がけましょう。時候の挨拶は省略し、「本文」と「締めくくりの言葉」で構成します。相手の気持ちに負担をかけないよう「返信不要」とつけると、よりていねいです。

忌み言葉・重ね言葉は避ける

うっかり忌み言葉や重ね言葉を記載しないよう注意してください。誤って使われがちな忌み言葉・重ね言葉をご紹介します。言い換え例もご紹介しますので、文脈に合うものを選んでください。

<「死」を連想させる言葉>

避けるべき言葉 言い換え例
死ぬ・死去・亡くなる 逝去・他界
急死 突然のこと・急逝
生きていたころ・存命 お元気なころ・生前

<重ね言葉>

避けるべき言葉 言い換え例
重ね重ね・重ねて 加えて・深く
いろいろ 多くの・さらに・もっと・たくさんの
くれぐれも・重々 十分に・よく・どうぞ・どうか
わざわざ あえて・特別に・このために
返すがえす 本当に・誠に・思い起こせば・振り返ると

<不幸が続くことを連想させる言葉>

避けるべき言葉 言い換え例
また さらに・改めて・並びに・今一度
再三・何度も 大変多く・頻繁に
続いて・追って 後ほど・同様に
引き続き これからも・今後とも

<注意したいマナー違反>
ご高齢の方が亡くなった際に「大往生」「天寿を全うした」といった言葉を使うことがあります。これらは遺族の方が使う言葉であり、他人が使うのはマナー違反です。お悔やみに「大往生でしたね」などと言わないよう注意しましょう。

誤字脱字をしない

お悔やみの言葉に誤字脱字があるのは避けたいものです。文章を作成したら、すぐに送信せずに何度か読み返してチェックしましょう。周囲の人にも読んでチェックしてもらえると安心です。

お悔やみメール・LINEの文例

ここでは相手との間柄別の、おすすめの文例をご紹介します。

<友人など親しい間柄の文例>

【タイトル】◯◯です このたびはご愁傷様です

【本文】
××様ご逝去を悼み、心からお悔やみ申し上げます。
無理をしていないか心配しております。何かできることがあれば、いつでも連絡してください。なお、返信は不要です。

【タイトル】◯◯です お悔やみ申し上げます

【本文】
××様ご逝去の報告に接し、驚いています。
ご逝去を悼んで、心からお悔やみ申し上げます。
何か手伝えることがあれば遠慮なく連絡してください。返信は不要です。

<同僚・部下への文例>

【タイトル】◯◯です このたびはご愁傷様です

【本文】
××様のご逝去を悼み、心からお悔やみ申し上げます。
心身ともに大変な時期と思います。留守中のことは気にせず、落ち着くまで家族との時間をお過ごしください。なお、返信は不要です。

【タイトル】◯◯です お悔やみ申し上げます

【本文】
××様ご逝去の報告に接し、驚いています。
略式ながらメールにてお悔やみ申し上げます。
無理のないよう仕事のことは気にせず休んでください。何か手伝えることがあれば遠慮なく連絡ください。なお、返信は不要です。

<上司への文例>

【タイトル】◯◯課の◯◯です このたびはご愁傷様です

【本文】
××様のご逝去を悼み、心からお悔やみ申し上げます。
大変な時期だと思いますが、どうかご無理をなさいませんように。メールでのお悔やみとなりましたことをお詫び申し上げます。なお、ご返信は不要です。

【タイトル】◯◯課の◯◯です お悔やみ申し上げます

【本文】
××様のご逝去を悼み、心からお悔やみ申し上げます。
本来であれば弔問に伺うべきところではございますが、メールでのお悔やみとなりましたことをお詫び申し上げます。安らかなご永眠をお祈りいたします。
なお、ご返信は不要です。

<取引先への文例>

【タイトル】【株式会社◯◯ ◯◯より】お悔やみ申し上げます

【本文】
□□会社
□□部 □□様

××様ご逝去の報に接し、心からお悔やみ申し上げます。
しばらくはお取り込み中かと思い
略儀ながらメールでのご連絡、失礼いたします。
返信のお気遣いは不要です。
安らかなご永眠をお祈りいたします。


—————-
株式会社◯◯
◯◯(送信者のフルネーム)

【タイトル】【株式会社◯◯ ◯◯より】このたびはご愁傷様です

【本文】
□□会社
□□部 □□様

ご身内にご不幸があったと伺い、大変驚いております。
本来であれば弔問に伺うべきところではございますが、メールでのお悔やみとなりましたことをお詫び申し上げます。返信のお気遣いは不要です。
心から哀悼の意を表します。


—————-
株式会社◯◯ 
◯◯(送信者のフルネーム)

お悔やみメールを受け取った場合の返事

ご自身がお悔やみメールやLINEを受け取った際、心身ともにすぐに返信する余裕はないかもしれません。相手も心配していることですので、遅れてもいいので落ち着いたタイミングで返信しましょう。お悔やみメールには「返信不要」と記載されている場合が多いですが、短くても良いので返信することをおすすめします。

<親しい間柄への返信例>

先日は連絡をくれてどうもありがとう。
〇日、無事に葬儀が終了しました。
もう少し落ち着いたら、ゆっくりお話しさせてください。
取り急ぎ、お礼まで。
本当にありがとう。

<会社関係への返信例>

先日はご多忙の中、〇〇の逝去に関しまして、お気持ちのこもったメールをいただきありがとうございます。
このたびは、突然のことでご迷惑をおかけしまして大変申し訳ございませんでした。
お陰様で葬儀は無事終わりましたので、取り急ぎご連絡させていただきます。
なお、会社には〇月〇日より復帰いたします。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

メールやLINEでのお悔やみは、マナーに注意して心をこめて送りましょう

メールやLINEでのお悔やみは、マナーに注意して心をこめて送りましょう

現在はメールやLINEで訃報に触れることも多いでしょう。その返信として、お悔やみの言葉を送ることは自然な流れです。そういった場合に備えて、お悔やみ文章の基本的なマナーを押さえておきましょう。心配な方は、周囲の人にチェックしてもらってから送ってください。何より、身内を亡くした方への心遣いを大切にしたいものですね。